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前場に注目すべき3つのポイント~利食いが強まる局面では押し目狙いのスタンスに~

2022/11/17 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~利食いが強まる局面では押し目狙いのスタンスに~ 17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:利食いが強まる局面では押し目狙いのスタンスに ■ヤーマン、2Q上方修正 営業利益53.67億円←44.00億円 ■前場の注目材料:日産自、新型「セレナ」年産11万台計画、6年ぶり全面改良で ■利食いが強まる局面では押し目狙いのスタンスに 17日の日本株市場は、売り優勢ながらも下値の堅さが意識されそうだ。16日の米国市場ではNYダウが39ドル安だった。ディスカウント小売りのターゲットが業績予想を下方修正したため、景気への警戒感から売り先行の展開。10月小売売上高は予想を上回ったためソフトランディングへの期待感が強まり下支えとなった。ただし、マイクロンテクノロジーが生産削減計画を発表したことが嫌気され、AMDなど他の半導体株に売りが波及する格好となり、SOX指数は4%を超える下落となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比120円安の27920円。円相場は1ドル139円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まろう。ただし、NYダウは足元での強い上昇に対する利食いの範囲内であり、センチメントを冷ますことはなさそうだ。また、半導体株の下落の影響はあるものの、エヌビディアは取引終了後に発表した決算は予想を上回ったため時間外取引で買われている。そのため、売り一巡後は底堅さが意識されやすく、押し目待ちの買いが意識されやすいだろう。 日経平均は足元で28000円を挟んだこう着が継続しているが、引き続き同水準での底固めは意識しておきたいところだろう。本日は売り優勢ながら75日線が支持線として意識されやすい。直近の上昇でボリンジャーバンドの+2σを上回ったことで過熱感が警戒されていたが、前日の調整局面では+1σを下回ってきており、過熱感は和らいでいる。また、本日は直近でリバウンド基調を見せてきているハイテク株などには利益確定の動きが入りやすいものの、リバランスに伴うショートカバーの動きは継続しているとみられ、売り一巡後の底堅さは意識されそうだ。 また、中小型株についても利食いが入るとみられるが、マザーズ指数の強い動きから個人主体の需給状況は良好である。日経平均がこう着のなか、短期の値幅取り狙いの資金などは引き続き中小型株での売買を活発化させよう。値動きは荒くなるものの、強いトレンドを形成している銘柄などは、利食いが強まる局面では押し目を狙いたい。 ■ヤーマン、2Q上方修正 営業利益53.67億円←44.00億円 ヤーマン<6630>は第2四半期業績予想の修正を発表。売上高は220.00億円から265.68億円、営業利益を44.00億円から53.67億円に上方修正した。中国国内向けの販売が想定以上に好調。中国国内ECにおける6.18などのイベントが非常に好調であったほか、11.11(ダブルイレブン)に向けた出荷も売上の伸長に大きく寄与した。また、国内各販路においては、フォトプラスシリーズ(RF美顔器)やレイボーテシリーズ(光美容器)、シャインプロ(ヘアアイロン)などが健闘した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28028.30、+38.13) ・VIX指数は低下(24.11、-0.43) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・日産自<7201>新型「セレナ」年産11万台計画、6年ぶり全面改良で ・ローム<6963>東芝買収、ローム参画へ、JIP案にスズキ・大成建も検討 ・出光興産<5019>東亜石油のTOB成立、人材・設備を最大限活用 ・出光興産<5019>化石燃料の収益比率50%以下へ、30年度めど、脱炭素に軸足 ・大和工業<5444>タイで圧延設備更新、100億円投資、年産能力70万トン ・ヤマハ発<7272>日本製紙とCNF強化樹脂を実用化、水上バイク部品に ・日東紡<3110>米に新工場、体外診断薬原料を増産 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 10月貿易収支(予想:-1兆6200億円、9月:-2兆943億円) <海外> ・09:30 豪・10月失業率(予想:3.5%、9月:3.5%) ・09:30 豪・10月雇用者数増減(予想:+1.50万人、9月:+0.09万人) 《ST》
関連銘柄 7件
3110 東証プライム
5,830
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-330(%)
時価総額 232,827百万円
ガラス繊維大手。糸の製造から複合材の開発まで手掛け、体外診断薬や機能性ポリマー、高性能半導体パッケージなども展開。スペシャルガラスはロジック・メモリを中心に用途拡大。中間期は利益一服も、計画を上振れ。 記:2023/12/21
5019 東証プライム
1,033
3/28 15:00
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時価総額 1,538,472百万円
石油元売りで国内2位。19年に昭和シェル石油と統合。石化製品や資源・再エネ開発なども。24.3期3Q累計は在庫評価影響の縮小や電力用石炭の市況軟化で足踏み。マレーシアで独自エンプラ製造装置の商業運転開始。 記:2024/03/09
5444 東証プライム
8,582
3/28 15:00
-312(%)
時価総額 557,830百万円
大手電炉メーカー。H形鋼を主力に、棒鋼、鋼矢板、山形鋼を展開。海外展開を積極推進し、米国、タイ、韓国、ベトナム、中東などにも進出。インドネシアの形鋼事業に注力。鋼材マージン改善し、3Q累計は経常増益。 記:2024/02/01
6630 東証プライム
994
3/28 15:00
+1(%)
時価総額 57,999百万円
美容機器メーカー。自社ブランド「ヤーマン」等を展開し、家庭用の美顔器やヘアエステ機器、ボディケア機器、化粧品等を提供する。美顔器でシェアトップ。今上期は通販部門や直販部門等の販売が足踏みとなった。 記:2024/01/27
6963 東証プライム
2,415.5
3/28 15:00
-44.5(%)
時価総額 995,186百万円
カスタムLSI首位。小信号トランジスタやダイオードも首位級。パワーマネジメント系アナログ技術に実績。発光ダイオードや半導体レーザーは民生機器市場向け中心に伸び悩む。販管費増。24.3期2Qは業績足踏み。 記:2024/01/16
7201 東証プライム
597.2
3/28 15:00
-6.2(%)
時価総額 2,520,611百万円
大手自動車メーカー。三菱自動車、ルノーとの3社でアライアンスを構築し、部品やプラットフォームの共通化を推進。グローバル小売台数は増加。中国は伸び悩むが、北米販売が好調。24.3期2Qは大幅増収増益。 記:2024/01/08
7272 東証プライム
1,389.5
3/28 15:00
-2.5(%)
時価総額 1,459,881百万円
輸送機器大手。二輪で世界2位、船外機やウォータービークルでは世界トップ級。産業用ロボット、ゴルフカー、発電機なども事業領域。水素エンジン搭載ゴルフカーを開発。出荷増で23.12期営業利益は過去最高益更新。 記:2024/02/23