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米PPIの結果待ちで売り買いともに手控えられる【クロージング】

2022/11/15 16:29 FISCO
*16:29JST 米PPIの結果待ちで売り買いともに手控えられる【クロージング】 15日の日経平均は反発。26.70円高の27990.17円(出来高概算12億1000万株)で取引を終えた。前日の米国市場で主要株価指数が下落した流れを受けて買い見送りムードが強まり、日経平均は前場中盤に一時27903.27円まで下げる場面があった。ただし、時間外取引での米国株価指数先物が堅調に推移していたほか、香港や台湾市場の強い動きもあって売り込む流れとはならず、28000円を回復した。とはいえ、米国で今夜発表される卸売物価指数(PPI)の結果を見極めたいとの思惑から、売り買いともに手控えられており、28000円を挟んだ狭いレンジ内の動きにとどまった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1100に迫り、全体の6割近くを占めた。セクター別では、非鉄金属、鉄鋼、銀行、海運、パルプ紙など25業種が上昇。一方、サービス、鉱業、食料品、電気ガスなど8業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、エーザイ<4523>、アドバンテス<6857>、ファナック<6954>が堅調だった半面、リクルートHD<6098>、KDDI<9433>、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>が軟調だった。 米国同様、東京市場も先週末までの上昇の反動もあり、利益確定売りが先行して始まった。ただ、アルツハイマー病治療の競合薬が主要評価項目未達となったことで注目されたエーザイ、新型コロナワクチンで有効性が確認された第一三共<4568>、自社株買いや増配を発表したメガバンク株など、個別材料株に投資資金がシフトし、売り一巡後は戻り歩調に転じた。 日米ともに決算発表がほぼ一巡したことから、投資家の目線は再び米国の景気動向に移っている。米国では10月PPIが発表される。先週発表された米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、米国の利上げペースが鈍化するとの期待が高まったため、PPIもCPI同様に市場予想を下回り、インフレの落ち着きが再度確認されるのか注目される。また、16日からはニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁をはじめとする米連邦準備制度理事会(FRB)高官の講演が予定されており、金融政策に関してタカ派的な発言が踏襲されるのかどうかも確認したいという向きも多く、それまでは値固め局面と考えたい。 《FA》
関連銘柄 9件
4523 東証プライム
4,650
11/22 15:30
+31(%)
時価総額 1,379,037百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」、不眠症治療剤「デエビゴ」などが主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アルツハイマー病治療剤「レケンビ」に積極的な成長投資実施。 記:2024/10/20
4568 東証プライム
4,435
11/22 15:30
-48(%)
時価総額 8,635,096百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
9,824
11/22 15:30
+288(%)
時価総額 16,208,048百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
18,295
11/22 15:30
-90(%)
時価総額 5,362,521百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6954 東証プライム
4,114
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
9433 東証プライム
5,030
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17