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前場に注目すべき3つのポイント~米株高を受けた買い一巡後は、決算を手掛かりとした個別対応に~

2022/11/7 8:26 FISCO
*08:26JST 前場に注目すべき3つのポイント~米株高を受けた買い一巡後は、決算を手掛かりとした個別対応に~ 7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:米株高を受けた買い一巡後は、決算を手掛かりとした個別対応に ■リコー、2Q営業利益 79.0%増 234億円、通期下方修正 ■前場の注目材料:ジーテクト、岐阜に新工場、125億円投資、EVなど車体部品生産 ■米株高を受けた買い一巡後は、決算を手掛かりとした個別対応に 7日の日本株市場は、買い先行で始まった後は次第にこう着感が強まるものの、底堅い相場展開が見込まれよう。4日の米国市場ではNYダウが401ドル高だった。中国当局の「ゼロコロナ」政策の緩和期待から買い先行で始まった。10月の米雇用統計では依然健全な労働市場が証明された一方で失業率は上昇した。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ幅縮小の観測を支える内容と捉えられたほか、FRB高官の発言を受け利上げ減速観測も再燃し、長期金利が一時低下すると一段高となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比315円高の27505円。円相場は1ドル147円00銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで5日、75日線水準を回復してきており、週末に下げのきつかった指数インパクトの大きい値がさハイテク株などにはリバランスの動きが意識されそうだ。日経平均は週末の下げで25日線水準まで下げていたが、同線を支持線としたリバウンドによって、75日線水準を捉えてくる展開が期待されよう。 今週は8日に米中間選挙の投開票のほか、10日には10月の消費者物価指数(CPI)の発表を控えているため、積極的な売買は手控えられやすいところではある。ただし、先高期待から買いが積み上がっている需給状況とは考えづらく、リバランスに伴うショートカバーの動きが需給面での下支えになりそうだ。米国では12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げペースを緩める可能性が高いなか、短期的に売り仕掛けられる局面においては、押し目狙いの好機となる場面は想定しておきたいところであろう。VIX指数が25.00を下回ってきていることもリスク選好に向かわせやすい。 物色の流れとしては決算発表が本格化するなかにおいて、決算を手掛かりとした個別対応に向かわせやすい。4日引け後に決算を発表したところでは、インソース<6200>、シミックHD<2309>、サンリオ<8136>、トラスト<3347>、三井倉庫HD<9302>、サンケン電<6707>、ヤマシンF<6240>、イリソ電子<6908>、りらいあ<4708>、日曹達<4041>辺りが注目されそうである。 ■リコー、2Q営業利益 79.0%増 234億円、通期下方修正 リコー<7752>が発表した2023年3月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比15.4%増の9735.36億円、営業利益は同79%増の234.48億円だった。円安の影響やPFUが連結子会社となったことにより増収となった。オフィスプリンティング事業では、A4複合機の供給不足が一括商談時の納入遅れに繋がる等エッジデバイスの売上回復を鈍化させたが、ノンハード売上は、各地域におけるオフィス回帰に伴い緩やかな回復が継続。通期については売上高は上方修正したが、各利益については円安による仕入れ価格の高騰や金利上昇による支払い利息の増加などが響き下方修正した。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(32403.22、+401.97) ・ナスダック総合指数は上昇(10475.25、+132.31) ・シカゴ日経先物は上昇(27505、大阪比+315) ・SOX指数は上昇(2398.24、+105.38) ・VIX指数は低下(24.55、-0.75) ・米原油先物は上昇(92.61、+4.44) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・ジーテクト<5970>岐阜に新工場、125億円投資、EVなど車体部品生産 ・リケン<6462>JFE継手を買収、非エンジン領域拡大、配管でシナジー ・豊田通商<8015>挑戦する企業/アフリカ会議でMOU25件 ・ブリヂストン<5108>タイヤ用RFID開発、トッパン・フォームズと共同 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・時間未定 中・10月輸出(前年比予想:+4.5%、9月:+5.7%) ・時間未定 中・10月輸入(前年比予想:0.0%、9月:+0.3%) 《ST》
関連銘柄 15件
2,644
3/27 15:00
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時価総額 50,035百万円
医薬品開発支援(CRO)が柱。医薬品営業支援も。MBO発表し、今年1月にTOBが成立。同社株は3月28日付で上場廃止に。24.9期1Qは医薬品受託製造子会社の連結除外影響やコロナ関連需要剥落などで足踏み。 記:2024/02/08
3347 東証スタンダード
290
4/23 15:00
+2(%)
時価総額 8,164百万円
中古車販売会社。インターネットを通じた中古車の輸出、販売に加え、レンタカーや南アフリカでの自動車ディーラーも展開する。今期3Q累計は中古車輸出やレンタカー、南アの自動車ディーラーが堅調に推移した。 記:2024/02/14
4041 東証プライム
5,710
4/23 15:00
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時価総額 164,151百万円
化学メーカー中堅。農薬や医薬品添加剤に強み。二次電池材料や半導体材料も。24.3期3Q累計は工業薬品や化成品の需要が振るわず。在庫適正化に向けて出荷調整の農薬も足踏み。営業外に持分法利益、為替差益を計上。 記:2024/02/15
1,463
7/26 15:00
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時価総額 94,858百万円
コールセンター大手。コールセンターやメールを通して、顧客企業にカスタマーサービス、マーケティング支援、市場調査、販促活動などを提供。公益関連や官公庁と取引実績。バックオフィス事業好調で、23.3期は増収。 記:2023/05/26
5108 東証プライム
6,744
4/23 15:00
-73(%)
時価総額 4,813,179百万円
世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
5970 東証プライム
2,087
4/23 15:00
-38(%)
時価総額 91,684百万円
ホンダ系の自動車部品メーカー。車体プレス部品やトランスミッション部品に強み。日本は収益伸長。海外子会社からのロイヤリティ収入の増加等が寄与。24.3期3Q累計は2桁増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/04
6200 東証プライム
716
4/23 15:00
-23(%)
時価総額 61,034百万円
社会人教育・研修大手。新人研修、管理職研修、プレゼン研修、クレーム対応研修を展開。「GA4活用研修」、「金融・生活リテラシーアセスメント」など時流に合わせたサービスを拡充。ユーザー数増加し1Qは増収増益。 記:2024/02/22
6240 東証プライム
414
4/23 15:00
+11(%)
時価総額 29,629百万円
建機向け油圧フィルタで国内首位。産機用や電子部品製造工程用のフィルタも。エアフィルタ事業は堅調。ビル空調用フィルタの交換需要が回復。補助金収入を計上。24.3期3Qは2桁経常増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/14
6462 東証プライム
3,720
9/27 15:00
+20(%)
時価総額 39,611百万円
自動車、産業機械向け部品メーカー。ピストンリングで国内トップ。船舶・産業機器装置部品、航空宇宙産業機器用部品も展開。自動車生産台数の回復等が売上寄与。営業外収益は増加。24.3期1Qは2桁経常増益。 記:2023/09/17
6707 東証プライム
6,266
4/23 15:00
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時価総額 157,264百万円
パワー半導体メーカー。モータドライバやパワーマネジメントIC、ディスクリート半導体等を自動車や家電、産業機械分野に提供する。今期3Q累計は自動車向けが増加、円安も寄与した一方、白物家電向けが足踏み。 記:2024/02/07
6908 東証プライム
2,818
4/23 15:00
-6(%)
時価総額 69,278百万円
大手コネクタメーカー。自動車向けを主力に、情報通信やゲーム機器や家電、産業用機械など向けに製造、販売。BtoBは売上堅調。車載市場の回復や高速伝送対応の新製品が売上貢献。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/04/14
7752 東証プライム
1,347.5
4/23 15:00
-25.5(%)
時価総額 858,988百万円
事務機器大手。商業印刷機も。エッジデバイスの技術力等が強み。海外売上比率は6割超。デジタルサービス部門は売上堅調。国内はインボイス制度対応等の業務パッケージの販売が増加。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/11
8015 東証プライム
9,504
4/23 15:00
+106(%)
時価総額 3,364,958百万円
トヨタ系の総合商社。自動車関連やアフリカビジネスに強み。24.3期3Q累計は金属が市況軟化で振るわず。だが自動車生産回復で自動車部品の取扱拡大。海外自動車販売も好調で増収増益に。通期最高純益・増配を計画。 記:2024/02/09
8136 東証プライム
2,585
4/23 15:00
-54.5(%)
時価総額 660,230百万円
「ハローキティ」や「ポムポムプリン」などキャラクター商品を展開。ライセンスが収益源。テーマパーク事業も手掛ける。会員向けアプリの会員数は約170万人。欧州は黒字転換。24.3期3Q累計は大幅増収増益。 記:2024/02/24
4,620
4/23 15:00
-5(%)
時価総額 115,140百万円
三井グループの総合物流企業。輸出入から国内配送まで手掛け、主要港でコンテナターミナルも運営。不動産賃貸も。フォワーディング業務は海上・航空運賃の単価下落が響く。24.3期3Qは家電量販店向け物流が取扱増。 記:2024/02/25