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前場に注目すべき3つのポイント~27000円辺りでの底堅さが見られるようだと、25日、75日線を捉えてくる可能性~

2022/10/5 8:37 FISCO
*08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~27000円辺りでの底堅さが見られるようだと、25日、75日線を捉えてくる可能性~ 5日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:27000円辺りでの底堅さが見られるようだと、25日、75日線を捉えてくる可能性 ■イオンモール、2Q営業利益 16.0%増 228億円、コンセンサスに届かず ■前場の注目材料:岩谷産業、化石燃料から転換加速、純度100%水素ガス鋼板切断機受注開始 ■27000円辺りでの底堅さが見られるようだと、25日、75日線を捉えてくる可能性 5日の日本株市場は、買い先行で始まり、その後はこう着感が強まりそうである。4日の米国市場はNYダウが825ドル高だった。債務健全性への懐疑的な見方から売られていた金融のクレディスイスが持ち直したため、市場混乱への警戒感が後退した。また、8月のJOLT求人件数が予想を下回り、7月から大幅に減少したことを受けて労働市場の需要鈍化を見込み、大幅利上げ継続への観測が和らいだ。長期金利が一段と低下すると幅広い銘柄が買われ、指数を押し上げる格好となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比260円高の27170円。円相場は1ドル144円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップスタートになりそうだ。ただし、節目の27000円を回復し、25日、75日線が位置する27400円辺りに接近してくることから、いったんは戻り一巡感も高まりやすいところであろう。また、9月7日の直近安値だった27268円辺りでは戻り待ちの売りも意識されそうである。そのため、買い一巡後は27000円水準での底固めから、抵抗線水準までの短期的な値幅取り狙いの動きに向いやすいだろ。 とはいえ、クレディスイスのデフォルト懸念が和らいだこともあり、ショートカバーの動きは強まりやすく、27000円辺りでの底堅さが見られるようだと、25日、75日線を捉えてくる可能性はありそうだ。同線を明確にクリアしてくると、リバウンド基調が本格化してきそうだ。また、VIX指数は7営業日ぶりに30.00を下回ってきており、依然としてトレンドは上向きではあるものの、売り方にとってはショートポジションを圧縮しておきたいところ。 その他、5日の米国では9月のADP雇用統計、9月のISM非製造業景況指数、7日には9月の雇用統計の発表を控えているため、積極的には手掛けづらい面はある。ただし、足元では予想に反して減速の結果が相次いでいるため、FRBによる積極的な金融引き締め姿勢が和らぐとの見方にも向かわせやすいだろう。楽観視はできないものの、ショートカバーに向かわせるとともに、慎重な買い方においても押し目待ち狙いの動きに向わせよう。物色としてはハイテク株のリバウンドのほか、金融株へも資金が向かいそうだ。また、直近IPO銘柄の一角なども需給改善によって資金が集中しやすいだろう。 ■イオンモール、2Q営業利益 16.0%増 228億円、コンセンサスに届かず イオンモール<8905>が発表した2Q業績は、営業収益が前年同期比26.0%増の1941.04億円、営業利益は同16.0%増の228.26億円だった。既存モール専門店売上は、一時休業期間中の固定費等を「新型コロナウイルス感染症による損失」として営業原価から特別損失に振替計上した影響等により、営業利益は増益となった。ただし、コンセンサス(260億円程度)には届かず。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(26992.21、+776.42) ・NYダウは上昇(30316.32、+825.43) ・ナスダック総合指数は上昇(11176.41、+360.97) ・シカゴ日経先物は上昇(27170、大阪比+260) ・SOX指数は上昇(2500.11、+106.80) ・VIX指数は低下(29.07、-1.03) ・米原油先物は上昇(86.52、+2.89) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・岩谷産業<8088>化石燃料から転換加速、純度100%水素ガス鋼板切断機受注開始 ・トヨタ<7203>リンナイと「水素調理」共同研究、ウーブン・シティで実証 ・村田製作所<6981>IIJと東南アのIoTデータビジネスで協業 ・塩野義<4507>コロナ薬を途上国に提供、MPPとライセンス契約 ・丸紅<8002>米ガビロン売却完了、通期550億円計上見込む ・双日<2768>グリーン水素供給網構築、欧州企業とMOU ・日本ハム<2282>培養肉コスト低減、動物血清を食品由来成分に置換 ・ホンダ<7267>ホンダジェット、シェアで身近に、来年スタート ・ジェイテクト<6473>自動操舵制御システムを開発、運転者補助安全走行へ ・ジャノメ<6445>ミシン訪問販売から撤退、来年3月末 ・富士通<6702>新事業ブランド「ユーバンス」半年前倒し、スマート都市構築 ・JCRファーマ<4552>シスメックスと再生医療製品で新会社、造血幹細胞など利用 ・富士フイルム<4901>韓国に細胞培養培地の販売子会社、直販体制で事業拡大 ・塩野義<4507>ピクシーダストテクノロジーズと連携、“音刺激”脳活性化製品 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:00 NZ準備銀行が政策金利発表 《ST》
関連銘柄 14件
2282 東証プライム
5,086
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時価総額 523,649百万円
国内食肉業界最大手。食肉事業のほか、加工事業、海外事業、ボールパーク事業も手掛ける。「シャウエッセン」などロングセラー商品多数。配当性向40%以上目安。加工事業では主力商品のブランディング強化を図る。 記:2024/08/02
2768 東証プライム
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11/22 15:30
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時価総額 693,225百万円
ニチメン、日商岩井の経営統合で誕生した総合商社。金属・資源・リサイクルが主力。インフラ・ヘルスケア、化学、生活産業・アグリビジネス等も。配当性向30%程度目安。エッセンシャルインフラ等が戦略的強化領域。 記:2024/06/13
4507 東証プライム
2,094.5
11/22 15:30
+35.5(%)
時価総額 1,863,334百万円
製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
4552 東証プライム
724
11/22 15:30
+28(%)
時価総額 93,893百万円
遺伝子組換え天然型ヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト」が主力。ムコ多糖症II型治療薬「イズカーゴ」等も手掛ける。メディパルHDが筆頭株主。血液脳関門通過技術を適用した新薬の研究開発などに取り組む。 記:2024/08/01
3,265
11/22 15:30
+43(%)
時価総額 4,061,258百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
6445 東証プライム
1,032
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 20,146百万円
家庭用ミシンメーカー。1921年創業。家庭用ミシン、卓上ロボットで国内トップシェア。ソフトウェア開発等のIT関連事業も。海外売上高比率は7割超。家庭用機器事業では学校教育向けサービスの拡充などに注力。 記:2024/06/18
6473 東証プライム
1,086.5
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 372,980百万円
トヨタグループのベアリング大手。産機・軸受事業が柱。自動車部品や工作機械、FAシステム等も。パワーステアリング、円筒研削盤で世界トップシェア。工作機械・システム事業では円筒研削盤のラインアップ拡充図る。 記:2024/07/02
6702 東証プライム
2,757
11/22 15:30
+16(%)
時価総額 5,710,045百万円
国内最大のITサービス企業。1935年設立。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。成長領域のサービスソリューションに注力。欧州の構造改革は25年度に完了予定。 記:2024/10/20
6981 東証プライム
2,562
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 5,099,951百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,362.5
11/22 15:30
+17(%)
時価総額 7,194,000百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
8002 東証プライム
2,395.5
11/22 15:30
+6.5(%)
時価総額 4,015,766百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
8088 東証プライム
1,876
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 439,447百万円
総合エネルギー事業を主力とする独立系専門商社。LPガス等の供給、水素ガスや産業用ロボット、次世代自動車向け二次電池材料等を手掛ける。コスモエネルギーHDと資本業務提携。カーボンオフセットガスの販売を強化。 記:2024/06/11
8905 東証プライム
2,000
11/22 15:30
+7(%)
時価総額 455,128百万円
国内最大級の商業ディベロッパー。イオンのショッピングセンターや商業施設の開発に加え、店舗の運営・管理等を行う。海外のモール開発でも実績。国内の既存モールは収益力回復。26.2期営業利益690億円目標。 記:2024/10/28