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注目銘柄ダイジェスト(前場):くら寿司、ウェルネット、エンバイオHDなど

2022/9/7 12:00 FISCO
*12:00JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):くら寿司、ウェルネット、エンバイオHDなど SGホールディングス<9143>:2173円(-70円) 大幅続落。1008万1700株の売出、並びに150万株のオーバーアロットメントによる売出の実施を発表している。三菱UFJ銀行と三井住友銀行が売出人となる。売出価格の決定期間は9月14日から20日まで。売出株は最大で発行済み株式数の1.8%の水準となる。目先の需給悪化につながるとしてマイナス材料視する動きが優勢に。一方で、540万株を上限とする自社株買いの実施を発表、取得期間は10月3日から23年3月31日まで。 くら寿司<2695>:2826円(-309円) 大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業損益は3.8億円の赤字となり、通期予想は従来の28.3億円の黒字から一転、9億円の赤字見通しと下方修正している。コロナ第7波の拡大による人流減少で、最需要期である7月、8月の来店客数が計画を大きく下振れたもよう。また、食品価格やエネルギー価格の上昇も重しとなっているようだ。市場コンセンサスは会社計画並みであったとみられ、大幅下方修正にはネガティブインパクト。 ウェルネット<2428>:583円(+44円) 大幅反発。未定としていた23年6月期の業績見通しを公表している。経常利益は8.6億円で前期比14.1%増益の見通し、年間配当金も前期比1.87円増の16円計画としている。また、3カ年の中期経営計画も発表、数値目標として25年6月期経常利益は15億円を計画しており、来期以降も一段の収益伸長加速化を見込んでいる。同期の配当金は27円計画に。今後の収益成長本格化期待が高まる展開のようだ。 マツダ<7261>:1212円(+28円) 続伸。ISM非製造業景気指数の上振れを受けて、米国では金融引き締め強化への思惑から長期金利が3.3%台半ばにまで上昇、つれて、ドル・円相場も一時143円台後半にまで上昇している。円は対ユーロでも軟調な動きと、急激な円安が進行する流れになっている。円安メリットの大きい自動車株は本日逆行高となるものも多く、セクター内でもとりわけ為替感応度が高いとされる同社にも買いが先行へ。 郵船<9101>:9620円(-610円) 大幅続落。社長インタビュー報道において、「2022年末に向けてリセッションが避けられない。コンテナ船の狂乱も今年いっぱいで平時に戻る」、「23年は業績を支えてきたコンテナ船事業において変わり目の年となる」などとコメントされている。あらためて、足元で業績急拡大をけん引してきた持分法適用会社の来期以降の反動減が想定され、配当や配当利回り水準の低下も見込まれる状況となっている。他の大手海運各社にも売りが先行。 シノプス<4428>:1373円(+133円) 一時ストップ高で年初来高値更新。西友(東京都北区)に需要予測型自動発注サービス「sinops-CLOUD」を提供すると発表している。西友では、各店舗の日配食品・加工食品・日用品など幅広いカテゴリーの発注業務の効率化・最適化のほか、需要予測データや特売情報を活用した物流センターでの在庫最適化を図る。今秋からデータ検証を実施し、23年7月ごろから全店舗に順次導入する予定。 エンバイオHD<6092>:735円(+100円) ストップ高。子会社のエンバイオ・エンジニアリング(東京都千代田区)が開発した浄化技術による「バイオオーグメンテーションによる塩素化エチレン類汚染土壌・地下水の浄化」の事業計画が、経済産業大臣及び環境大臣から「微生物によるバイオレメディエーション利用指針」に適合していることが確認され、商業利用が可能となったと発表している。今後、効率的で低環境負荷、低コストの工法として活用していく計画。 ツクルバ<2978>:929円(+62円) 大幅に反発。22年7月期の営業損益を従来予想の8.90億円の赤字から7.73億円の赤字(前期実績3.58億円の赤字)に上方修正している。主力のカウカモ事業で仲介取引が堅調に推移したほか、仕入販売取引が想定以上に伸長したため。コスト改善で販管費が抑制できたことも赤字縮小に寄与する見通し。また、25日移動平均線が200日移動平均線を上に突き抜けており、先高期待も買いを後押ししているようだ。 《ST》
関連銘柄 8件
2428 東証スタンダード
549
4/25 15:00
-3(%)
時価総額 10,651百万円
マルチペイメントサービスが柱。プリペイト型電子マネーやバス検索・予約アプリも。配当性向5割以上目安。ekaiin.comは利用者数が堅調。しまえーるは大口案件を受注。24.6期2Qは営業増益確保。 記:2024/03/30
2695 東証プライム
4,720
4/25 15:00
-110(%)
時価総額 195,408百万円
回転寿司最大手。添加物を使用しない回転寿司店「無添くら寿司」を国内外で展開。655店舗展開。国内外で6店舗を新規出店。国内売上、営業利益は過去最高。キャンペーンなどが奏功。24.10期1Qは黒字転換。 記:2024/04/07
2978 東証グロース
1,005
4/25 15:00
+6(%)
時価総額 11,511百万円
中古やリノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo」の運営等を手掛ける。不動産企画デザイン事業は譲渡。マーケティング効率の改善図る。カウカモ事業は収益増。24.7期2Q累計は売上堅調。 記:2024/04/13
4428 東証グロース
1,217
4/25 15:00
-27(%)
時価総額 7,571百万円
小売業向け需要予測型自動発注システムを提供。AIによる需要予測に強み。24.12期は導入店舗数の拡大を背景に最高業績を計画。配当性向は4割目安。経産省の実証実験で需要予測活用による物流効率化の効果を確認。 記:2024/03/12
597
4/25 15:00
+2(%)
時価総額 4,880百万円
土壌汚染対策を手掛ける環境事業会社。汚染土地の浄化から市場回復まで行うブラウンフィールド活用事業や太陽光発電、地下水の揚水なども展開。ブラウンフィールド活用事業や土壌汚染対策事業の好調で、3Q累計は増収。 記:2024/02/23
7261 東証プライム
1,669
4/25 15:00
-58.5(%)
時価総額 1,054,481百万円
自動車メーカー。世界初の圧縮着火ガソリンエンジン「スカイアクティブx」など独自技術を保有。デザイン力にも定評。車載用円筒形リチウムイオン電池の供給でパナソニックエナジーと連携強化。3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/31
9101 東証プライム
4,109
4/25 15:00
-63(%)
時価総額 2,096,268百万円
海運最大手。コンテナ船等の定期船に加え、ドライバルクやエネルギー等の不定期専用船を展開。海洋資源開発等も。物流事業は足踏み。ターミナル関連部門は国内で取扱量が増加。24.3期3Qは不動産業が増益確保。 記:2024/02/23
9143 東証プライム
1,815
4/25 15:00
-6(%)
時価総額 1,162,315百万円
大手宅配便会社。飛脚宅配便のデリバリーや倉庫、検品、国際輸送等のロジスティクス、物流施設の開発等を行う。デリバリー事業では平均単価が上昇。新車販売の回復等により、24.3期3Q累計はその他事業が増収。 記:2024/02/03