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前場に注目すべき3つのポイント~物色は個別材料株や中小型株での短期的な値幅取り狙いの動きに~

2022/9/7 8:39 FISCO
*08:39JST 前場に注目すべき3つのポイント~物色は個別材料株や中小型株での短期的な値幅取り狙いの動きに~ 7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:物色は個別材料株や中小型株での短期的な値幅取り狙いの動きに ■くら寿司、22/10下方修正 営業損益▲9.02億円←28.27億円 ■前場の注目材料:シャープ、堺で中型液晶パネル量産、10月からパソコン向け ■物色は個別材料株や中小型株での短期的な値幅取り狙いの動きに 7日の日本株市場は、こう着ながらも底堅さが意識される相場展開になりそうだ。6日の米国市場はNYダウが173ドル安だった。連休明けの買戻しが先行したものの、8月ISM非製造業景況指数が予想外に改善し、連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げを支持する結果を受けて金利上昇を警戒した売りが強まった。また、中国の都市封鎖の拡大、ロシアが欧米の経済制裁が解除されない限りノルドストリームを通じた欧州への天然ガスの供給を停止する可能性を示唆したことなどが世界経済へのリスクになるとの懸念に繋がった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円安の27580円。円相場は1ドル143円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り優勢の動きから始まりそうである。昨日はグローベックスの米株先物の強い動きなどを手掛かりに買われていた面もあることから、失望売りも出やすいところであろう。ただし、先物市場では週末に9月物の先物オプション特別清算(メジャーSQ)を控えていることからロール中心のなか、大きなトレンドは出にくいと考えられる。先物市場ではナイトセッションでやや荒い値動きも見られたものの、27500円~27750円辺りでのレンジ推移であり、本日も狭いレンジでの推移が続こう。 また、日経平均は明確な底打ちは見られておらず、リバウンド機運は高まりづらいと見られるものの、75日線、200日線辺りを仕掛けてくる動きもなく、外部環境が不透明な状況ではあるが底堅さが意識されやすいと考えられる。日経平均はこう着のなか、物色は個別に材料の出ている銘柄や中小型株での短期的な値幅取り狙いの動きに向わせそうである。こう着ながらも日経平均が27500円辺りでの底堅い値動きを継続しているなかでは、個人主体の中小型株物色も活発化しそうだ。 為替市場では円安が進んでおり、1ドル143円台をつけてきている。足元での急速な円安によって業績への影響が警戒されやすく、これを避ける狙いからIT系の銘柄などへ向かいやすい面もあろう。また、短期的にはアップルの新製品発表会を手掛かりとした物色のほか、東京ゲームショウも控えているため、ゲーム関連などへの物色にも向わせそうである。 ■くら寿司、22/10下方修正 営業損益▲9.02億円←28.27億円 くら寿司<2695>は2022年10月期業績予想の修正を発表。営業損益は28.27億円から9.02億円の赤字に転じる見込み。第7波の急速な拡大による人流減少が続き、特に最需要期である7月、8月の来店客数が当初計画に比べ大きく減少し、今なお人流減少が続いていることから、売上高が予想を下回る見込みとなった。売上高の減少に加え、地政学的リスクの上昇に伴う食品価格、エネルギー価格などのコスト上昇もあり収益についても当初の想定を下回る見込み。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27626.51、+6.90) ・1ドル=143.10-20円 ・米原油先物は上昇(86.88、+0.01) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・シャープ<6753>堺で中型液晶パネル量産、10月からパソコン向け ・住友商事<8053>農薬事業を世界で一体運営、3ブランドのロゴ統一 ・三菱UFJ<8306>マレリ向け債権売却、ドイツ銀に860億円で ・ブリヂストン<5108>ブラジルのタイヤ工場増強、乗用車向け4割増産 ・ゼンリン<9474>パイオニアとクラウド型EVナビ共同開発、まず来年スマホ向け ・クボタ<6326>欧に電動トラクター投入、急速充電商用化 ・日立<6501>米SI社を買収、製造業向けシステム強化 ・NEC<6701>宇宙向け光通信機を試作、毎秒10ギガビット動作 ・ホンダ<7267>阪和興業とEV電池向け原料の安定調達で連携 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 豪・4-6月期GDP(前年比予想:+3.4%、1-3月期:+3.3%) 《ST》
関連銘柄 10件
2695 東証プライム
4,830
4/24 15:00
+10(%)
時価総額 199,962百万円
回転寿司最大手。添加物を使用しない回転寿司店「無添くら寿司」を国内外で展開。655店舗展開。国内外で6店舗を新規出店。国内売上、営業利益は過去最高。キャンペーンなどが奏功。24.10期1Qは黒字転換。 記:2024/04/07
5108 東証プライム
6,761
4/24 15:00
+17(%)
時価総額 4,825,312百万円
世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
6326 東証プライム
2,507
4/24 15:00
+64.5(%)
時価総額 3,009,019百万円
農業機械で世界有数。ダクタイル鉄管や水処理システム、小型建機、芝刈り機、空調機器なども展開。フランスの農作業機器メーカーBCT社をグループ化。北米の住宅やインフラ開発需要を取入れ、23.12期は利益急伸。 記:2024/03/30
6501 東証プライム
13,710
4/24 15:00
+495(%)
時価総額 13,279,122百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6701 東証プライム
11,020
4/24 15:00
+245(%)
時価総額 3,006,807百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6753 東証プライム
831
4/24 15:00
+11.4(%)
時価総額 540,488百万円
大手電気機器メーカー。台湾の鴻海精密工業グループ。液晶パネルやテレビ、スマホ、白物家電等を製造、販売する。液晶パネルが主力事業。今期3Q累計はPCやタブレット、スマホ向け液晶ディスプレイが足踏みとなった。 記:2024/02/29
7267 東証プライム
1,789.5
4/24 15:00
+25(%)
時価総額 9,724,653百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
8053 東証プライム
3,920
4/25 0:00
±0(%)
時価総額 4,906,162百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
1,570
4/25 0:00
±0(%)
時価総額 20,852,732百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
9474 東証プライム
817
4/25 0:00
±0(%)
時価総額 46,815百万円
地図作成最大手。住宅地図やGISなどを制作し、他社向けにデジタル地図やインターネット向け地図、カーナビ用データを供給。自動車生産の持ち直し等で、カーナビゲーション用データは販売増。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/11