マーケット
3/29 15:15
40,369.44
+201.37
39,807.37
+47.29
暗号資産
FISCO BTC Index
3/29 16:36:01
10,638,394
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~祝日明けの米国市場の反発を睨んだ動きも、積極的な売買は手控えられる~

2022/9/6 8:31 FISCO
*08:31JST 前場に注目すべき3つのポイント~祝日明けの米国市場の反発を睨んだ動きも、積極的な売買は手控えられる~ 6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:祝日明けの米国市場の反発を睨んだ動きも、積極的な売買は手控えられる ■トーホー、23/1上方修正 営業利益 21億円←12億円 ■前場の注目材料:東製鉄、「資源循環取引」拡大、25年度めど“電炉鋼” 新規10社 ■祝日明けの米国市場の反発を睨んだ動きも、積極的な売買は手控えられる 6日の日本株市場は、こう着ながらも底堅さが意識される相場展開になりそうだ。5日の米国市場はレイバーデーの祝日で休場だった。シカゴ先物は時間外で小幅な上昇だったこともあり、若干ながら買いが先行する形になりそうだ。また、グローベックスの米株先物はNYダウが140ドル高程度で推移していることもあり、祝日明け後の反発を睨んだ買い戻しの動きなども意識されやすいだろう。 ただし、欧州ではロシアのガスプロムが「ノルドストリーム1」稼働停止を継続すると発表したことを受けてエネルギー価格が急伸しており、これを嫌気した流れからドイツDAXは2%を超える下落となった。エネルギー株の指数インパクトが大きい英FTSE100は上昇したものの、欧州の景気悪化に対する警戒感が重荷となる可能性がある。祝日明けの米国市場も欧州の景気悪化を懸念した動きとなる可能性もあることから、積極的な売買は手控えられそうである。 そのため、日経平均は27500円水準での底堅さは意識されるものの、上値抵抗線として機能している5日線を超えてくる動きは考えづらく、指数連動の銘柄は避け、値動きの軽い中小型株での短期的な値幅取り狙いの動きに向わせそうだ。また、日経平均は75日線が支持線となろうが、いったん同水準までの調整を見せてくる動きとならないと、押し目待ちの買いも入りづらいところだろう。また、先物市場では週末の先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)に伴う期先への限月交代によるロールオーバーが中心となっていることから、仕掛け的な動きも限られそうだ。 なお、日経平均株価の構成銘柄の定期見直しで3銘柄を入れ替えると発表された。新規に採用されたのはSMC<6273>、日本電産<6594>、HOYA<7741>。一方で、マルハニチロ<1333>、ユニチカ<3103>、OKI<6703>が除外となった。新規採用となった銘柄に対してはパッシブファンド経由の資金流入が見込まれるものの、除外銘柄と新規採用の調整株価の差が大きいため、リバランスに伴う動きから、他の日経平均採用銘柄へは換金売りが意識されやすいだろう。商いが膨らむメジャーSQで調整してくると見られ、月末のインパクトは限定的と見られる。 ■トーホー、23/1上方修正 営業利益 21億円←12億円 トーホー<8142>は2023年1月期業績予想の修正を発表。売上高は2010億円から2070億円、営業利益は12億円から21億円に上方修正した。業務用食品卸売事業を中心に想定を上回る業況の改善が進み、前回予想に比べ増収、増益となる見通しとなった。 ■前場の注目材料 ・大阪夜間取引の日経先物は上昇(27660、大阪日中比+20) ・1ドル=140.40-50円 ・北海ブレント原油は上昇(95.74、+2.72) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・東製鉄<5423>「資源循環取引」拡大、25年度めど“電炉鋼” 新規10社 ・NOK<7240>EV用防振・防音製品増産、鳥取事業所の設備増強 ・トヨタ<7203>モータースポーツ事業、アフター部品業界と連携 ・栗本鐵工所<5602>水道管工事一括請け負い、行政負担減らし実績積む ・THK<6481>ロボで工場自動化、山口で生産改善推進 ・日本精工<6471>軸受用鍛造部品を増産、富山・高岡に新工場棟 ・村田製作所<6981>新興企業・大学との共創プロ開始、事業化・協業狙う ・富士フイルム<4901>バイオ医薬品大型増強、原薬製造で攻勢 ・クラレ<3405>タイで耐熱性ポリアミド樹脂の増強検討、EV車載部品向け拡大 ・昭和電工<4004>韓国で高純度ガスの貯蔵能力倍増、半導体製造向け供給体制強化 ・カネカ<4118>液晶TV向けアクリルフィルム用樹脂増産、大阪の能力40%増強 ・三洋化成<4471>エネゴと資本業務提携、液体肥料など開発 ・東洋紡<3101>三菱商事との新会社、来年4月に事業開始を延期 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 7月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:+1.9%、6月:+2.0%) ・08:30 7月家計支出(前年比予想:+4.6%、6月:+3.5%) <海外> ・10:30 豪・4-6月期経常収支(予想:+220億豪ドル、1-3月期:+75億豪ドル) 《ST》
関連銘柄 20件
1333 東証プライム
2,973.5
3/29 15:00
+17(%)
時価総額 156,576百万円
水産食品最大手。魚介類の漁獲や養殖、販売に加え、家庭用や業務用の冷凍食品、加工食品等を提供する。加工食品にも強い。畜産や物流も行う。今期3Q累計は家庭用、業務用の加工食品が好調も、水産が足踏みとなった。 記:2024/02/10
3101 東証プライム
1,127
3/29 15:00
+16(%)
時価総額 100,358百万円
高機能製品メーカー。液晶偏光子保護フィルムやセラコン用離型フィルムなど工業用フィルムが主力製品。24.3期2Q累計はフィルム部門が増収。液晶偏光子保護フィルム「コスモシャインSRF」の販売が伸長。 記:2024/01/15
3103 東証プライム
172
3/29 15:00
+6(%)
時価総額 9,933百万円
旧大手紡績。現在は繊維からフィルム・樹脂にシフト。食品包装や半導体分野向けナイロンフィルム・ポリエステルフィルム、自動車やスマホ向け高機能樹脂などを展開。販売数量減少もあり、24.3期3Q累計は足踏み。 記:2024/02/08
3405 東証プライム
1,641.5
3/29 15:00
+26(%)
時価総額 582,509百万円
機能性化学品メーカー。ポバール樹脂とエバール樹脂、それを加工して作るフィルム製品に強み。サステナブルな高機能素材をアパレル・スポーツ用品向け拡販。ビニルアセテートの好調もあり、23.12期実績は増収確保。 記:2024/02/29
3,626
3/29 15:00
+120(%)
時価総額 670,451百万円
大手化学メーカー。黒鉛電極、石油化学、電子材料向け高純度ガス、ハードディスクメディアなどを手掛け、半導体材料や電炉向け高品質大口径黒鉛電極で高シェア。データセンター向け需要低迷の影響で、3Q累計は足踏み。 記:2023/12/27
4118 東証プライム
3,814
3/29 15:00
+59(%)
時価総額 259,352百万円
化学材料メーカー。化成品や塩化ビニル樹脂、機能性樹脂、エレクトロニクス製品、食品、ヘルスケア製品など、幅広い製品を提供する。今期3Q累計はメディカル関連や食品が堅調も、塩ビや苛性ソーダが足踏みとなった。 記:2024/02/08
4471 東証プライム
4,260
3/29 15:00
+45(%)
時価総額 100,259百万円
機能化学品メーカー。医療用洗剤や紙おむつ、化粧品の材料、潤滑油添加剤、自動車の内装材料など、幅広い製品を提供する。今期3Q累計は生活・健康やプラスチック・繊維、環境・住設分野の販売が足踏みとなった。 記:2024/02/07
3,370
3/29 15:00
-18(%)
時価総額 4,191,865百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
5423 東証プライム
1,664
3/29 15:00
+10(%)
時価総額 258,026百万円
大手電炉メーカー。鉄スクラップをリサイクルし、鉄鋼製品を製造、販売。建設分野向けなどにH形鋼や電炉ホットコイル等を提供。その他地域は売上伸長。24.3期3Q累計は増収。収益面は販管費の増加等が重し。 記:2024/03/04
5602 東証プライム
4,065
3/29 15:00
+120(%)
時価総額 53,243百万円
鋳鉄管メーカー。上下水道に使うダクタイル鋳鉄管で国内2位。産業機械や建設資材も展開。石炭由来のコークスを植物由来のバイオコークスへ燃料転換する取り組みを推進。バルブ部門の大型案件増加で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/09
6273 東証プライム
84,830
3/29 15:00
-110(%)
時価総額 5,714,912百万円
空気圧制御システムメーカー。空圧機器、自動制御機器、各種濾過装置を製造。空圧機器シェアは国内65%、世界30%。エア漏れ可視化技術に定評。中華圏の減少と半導体業界向けの低調で、24.3期中間期は足踏み。 記:2023/12/20
6471 東証プライム
883.7
3/29 15:00
+23.1(%)
時価総額 487,156百万円
国内最大のベアリングメーカー。産業機械軸受と精密位置決め用部品を手掛ける。自動車軸受や自動車部品等も。24.3期3Qは増収。自動車事業が売上下支え。自動車生産台数の増加で日本、米州などで売上が増加。 記:2024/02/26
6481 東証プライム
3,531
3/29 15:00
-9(%)
時価総額 458,525百万円
機械部品メーカー。直動案内機器で世界シェアトップ。工作機械や産業用ロボット、半導体製造装置等の直動システムを製造、販売する。輸送機器や医療機器、免震装置向けに事業を拡大。23年12月期の産業機器が足踏み。 記:2024/03/08
6594 東証プライム
6,130
3/29 15:00
-94(%)
時価総額 3,655,221百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・商業・産業向けモーターに加え機器装置や電子・光学部品を展開。M&Aにより多分野での世界首位に意欲。産業・インフラ系需要の好調もあり、中間期は増収増益。 記:2023/12/27
6703 東証プライム
1,154
3/29 15:00
+2(%)
時価総額 100,650百万円
大手電機メーカー。情報通信事業、ATMやプリンターなどのメカトロ事業を中核に道路や航空、消防・防災のシステムやEMSなどを展開。温室効果ガス排出削減目標がSBT認定を取得。業績好調で中間期は黒字転換。 記:2023/12/22
6981 東証プライム
2,824
3/29 15:00
-10.5(%)
時価総額 5,725,499百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
7203 東証プライム
3,792
3/29 15:00
-14(%)
時価総額 61,866,431百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7240 東証プライム
2,093
3/29 15:00
+22(%)
時価総額 362,380百万円
独立系自動車部品メーカー。オイルシールで世界トップ。国内全自動車メーカーが同社製品を採用。Oリングが主力製品。シール事業は増収。自動車向け販売が増加。投資有価証券売却益計上。24.3期2Qは2桁最終増益。 記:2024/01/13
7741 東証プライム
18,740
3/29 15:00
-95(%)
時価総額 6,766,564百万円
半導体ブランクスやHDDガラス基板で世界首位。眼鏡レンズやコンタクトレンズにも強い。内視鏡を強化中。24.3期上期は眼鏡レンズや白内障眼内レンズが好調。だが半導体関連の在庫調整長期化。HDD関連も冴えず。 記:2024/01/14
8142 東証プライム
3,070
3/29 15:00
+133(%)
時価総額 33,807百万円
業務用食材卸で国内最大。外食企業向けシステムや自社農園も事業領域。顧客が在庫を閲覧できるWeb受発注システムを開発。業務用食品卸売事業は収益好調。PB商品は販売拡大。24.1期3Q累計は大幅増益。 記:2024/01/28