マーケット
4/25 15:15
37,628.48
-831.60
38,460.92
-42.77
暗号資産
FISCO BTC Index
4/25 23:33:44
9,893,161
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

東エレクの下落が重荷も28000円割れ水準では下げ渋る動きに【クロージング】

2022/8/9 15:55 FISCO
*15:55JST 東エレクの下落が重荷も28000円割れ水準では下げ渋る動きに【クロージング】 9日の日経平均は5営業日ぶりに反落。249.28円安の27999.96円(出来高概算11億2000万株)で取引を終えた。米国市場ではエヌビディアの下方修正が嫌気され、他の半導体株や大型テックに売りが波及するなか、東京市場では前日に決算を発表したソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>がネガティブ視され、日経平均の押し下げ役となった。また、10日に7月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることから売り一巡後のリバウンド狙いの動きも限られ、28000円を挟んで軟調に推移していた。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1200に迫り、全体の6割超を占めた。セクターでは、繊維製品、鉱業、石油石炭、海運、空運など10業種が上昇。一方、情報通信、電気機器、銀行、ゴム製品、卸売、輸送用機器など22業種が下落し、サービスが変わらずだった。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、トレンド<4704>、日産化<4021>が堅調だった半面、東エレク、ソフトバンクG、アドバンテス<6857>、KDDI<9433>、ネクソン<3659>が軟調で、東エレクとソフトバンクGの2銘柄で日経平均を約228円押し下げた。 エヌビディアの業績見通しが悲観的だったため、アドバンテスや信越化<4063>の半導体関連株が売られたほか、ソニーG<6758>、日本電産<6594>、村田製<6981>など電子部品関連株にも軟調なものが目立った。また、日経平均6月9日の高値(28389.75円)に迫るなか、目先の利益を確保する動きも入ったと見られる。もっとも、物を言う株主である米投資会社による株式保有が判明したトレンドや市場予想を上回る好決算を発表したニチコン<6996>、ワークマン<7564>など個別材料株には投資資金が向かうなど物色意欲は衰えていない。 投資家は10日発表予定の7月の米CPIの結果に注目している。足元でガソリン価格が低下していることから、インフレ高進の低下が示されれば、大幅な利上げ観測の後退につながることにもなり、9月連邦公開市場委員会(FOMC)における判断に注目が集まるだろう。ただし、お盆休み入りしている市場参加者も多く、引き続き低調な商いが続くことも想定され、盛り上がりに欠け、個別対応での日替わり物色が続きそうだ。 《FA》
関連銘柄 14件
3659 東証プライム
2,517.5
4/25 15:00
-37(%)
時価総額 2,179,835百万円
PCオンラインゲームやモバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。運営型アクションゲーム投入で欧米開拓。韓国好調で、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/09
4021 東証プライム
5,498
4/25 15:00
-61(%)
時価総額 776,867百万円
大手化学メーカー。液晶配向膜や半導体材料に加え、農薬や動物薬などの農業化学品を展開。自社開発殺虫剤「グレーシア」や液晶配向材用ポリイミド「サンエバー」に注力。半導体材料の停滞もあり、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/03/28
4063 東証プライム
6,308
4/25 15:00
-174(%)
時価総額 12,768,168百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4704 東証プライム
7,769
4/25 15:00
-231(%)
時価総額 1,093,852百万円
ウイルス対策ソフトで国内トップ。世界でも上位に位置。24.12期は欧州・アジア太平洋地域を牽引役に売上伸長を想定。販管費を前期並みに抑えて営業最高益を見込む。リストラ関連特損は解消。配当性向は70%目安。 記:2024/03/11
6594 東証プライム
6,886
4/25 15:00
+92(%)
時価総額 4,106,012百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6758 東証プライム
12,760
4/25 15:00
-80(%)
時価総額 16,091,406百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6857 東証プライム
5,342
4/25 15:00
-93(%)
時価総額 4,092,875百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6981 東証プライム
2,822
4/25 15:00
-27.5(%)
時価総額 5,721,444百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
6996 東証プライム
1,302
4/25 15:00
-6(%)
時価総額 101,556百万円
電子部品メーカー。アルミ電解コンデンサを主軸に蓄電システムも。24.3期3Q累計は家庭用蓄電システムやEV充電器が好調。だが家電用・産業用コンデンサが冴えず。販管費増も利益の重石に。独禁法関連特損は解消。 記:2024/04/15
7564 東証スタンダード
3,915
4/25 15:00
-20(%)
時価総額 320,431百万円
建設現場・工場向けワークウェアや作業用品の大手専門店。女性向けや子供服、シューズ、雨具等も。1006店舗展開。27店舗の新規出店実施。PB商品の売上比率は上昇。新規出店効果等で24.3期3Qは増収。 記:2024/04/08
8035 東証プライム
33,600
4/25 15:00
-1,210(%)
時価総額 15,846,869百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,347
4/25 15:00
-8(%)
時価総額 10,016,270百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
41,540
4/25 15:00
-1,540(%)
時価総額 13,218,900百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,603
4/25 15:00
-152(%)
時価総額 13,099,619百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10