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前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後の底堅さを見極める動き、決算を手掛かりとした日替わり的な物色に~

2022/8/2 8:31 FISCO
*08:31JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後の底堅さを見極める動き、決算を手掛かりとした日替わり的な物色に~ 8月2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:売り一巡後の底堅さを見極める動き、決算を手掛かりとした日替わり的な物色に ■大瓦斯、23/3下方修正 営業利益430億円←1065億円、米LNG基地火災で費用計上 ■前場の注目材料:東芝、空調事業の売却完了、米キヤリア子会社に1200億円 ■売り一巡後の底堅さを見極める動き、決算を手掛かりとした日替わり的な物色に 2日の日本株市場は、売り先行で始まるものの、次第に底堅さが意識されそうである。1日の米国市場でNYダウは46ドル安だった。ペロシ下院議長の台湾訪問計画報道を受け、地政学的リスクを警戒した売りが優勢となった。ただし、7月製造業PMI改定値が予想外に下方修正された一方で、ISM製造業指数は2年ぶり低水準に落ち込んだものの予想を上回ったことから、NYダウは一時プラスに転じる場面も見られるなど、利食い優勢ながらも底堅い相場展開だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円安の27885円。円相場は1ドル131円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売りが優勢の相場展開になりそうだ。日中はペロシ下院議長の台湾訪問に関係した報道に振らされる可能性があるだろう。もっとも、日経平均は足元で28000円水準に上値を抑えられていることから、利食いは出やすい面はある。一方で、5日線水準での底堅さは意識されており、押し目待ちの買い意欲は強そうだ。まずは売り一巡後の底堅さを見極める動きになるだろう。 また、決算を発表がピークを迎えるなか、積極的にはポジションを傾けづらい需給であるため、短期的に仕掛けてくる動きに対しては、リバウンド狙いのタイミングにもなりやすいところ。米国では主要指数がいずれも小幅な下げにとどまっており、ハイテク株の底堅さは意識されていた。昨日はゴールドマンによる格下げを受けてレーザーテック<6920>が売られたものの、売り一巡後は下げ渋る動きを見せていた。アドバンテスト<6857>は決算評価から75日線を突破してきたこともあり、ハイテク株の底堅さが見られてくるようだと、センチメント改善に繋がるだろう。 物色としては決算を手掛かりとした、やや日替わり的な物色に向かいやすく、昨日取引終了後に決算を発表したところでは、オルガノ<6368>、セ硝子<4044>、ヒロセ電<6806>、マクニカHD<3132>、日立造<7004>、住友化<4005>辺りが注目されそうである。また、TDK<6762>には米系証券による格上げの動きが観測されており、これを手掛かりとした物色が見込まれる。 ■大瓦斯、23/3下方修正 営業利益430億円←1065億円、米LNG基地火災で費用計上 大瓦斯<9532>は2023年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を1065億円から430億円に下方修正した。米液化天然ガス(LNG)プラント「フリーポート」で発生した火災に関連して、収益の減少や代替調達にかかる費用などを織り込んだ。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27993.35、+191.71) ・SOX指数は上昇(2978.32、+11.18) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・東芝<6502>空調事業の売却完了、米キヤリア子会社に1200億円 ・資生堂<4911>パーソナルケア事業の2工場売却、APCHに来年内 ・河西工業<7256>米マディソン工場譲渡、リースバックで継続 ・塩野義<4507>コロナ新治療薬、年内にも臨床試験開始 ・トヨタ<7203>トヨタ系電池会社PPES、豪社とリチウム調達契約 ・豊田合成<7282>デジタル人材育成加速、30年めど400人 ・ブリヂストン<5108>タイヤの空気圧・温度を遠隔監視、9月サービス開始 ・東ソー<4042>分離精製剤増産に160億円投資、南陽事業所で能力70%増強 ・レンゴー<3941>段ボール原紙など値上げ、9月納品分から15円超 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 7月マネタリーベース(6月:前年比+3.9%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 19件
7,429
3/29 15:00
+53(%)
時価総額 468,257百万円
大手エレクトロニクス商社。半導体や集積回路等の電子部品の輸出入、販売を行う。ネットワーク関連商品も扱う。今上期は主力市場の産業機器や車載向け半導体が伸長した。セキュリティ中心のネットワーク関連も堅調。 記:2024/01/15
3941 東証プライム
1,170
3/29 15:00
+17.5(%)
時価総額 317,136百万円
段ボール製品国内首位、段ボール原紙で2位。紙器や軟包装、重包装用段ボールなど包装資材に強み。板紙・紙加工関連事業は収益伸長。販売量は減少だが、製品価格の改定などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/25
4005 東証プライム
338.6
3/29 15:00
+10.3(%)
時価総額 560,674百万円
総合化学大手。農薬や電池材料に強み。サウジ、シンガポールに石化合弁。24.3期上期は世界景気停滞を受けて石化製品や機能材料の需要が振るわず。農薬需要低迷によるメチオニンの採算悪化も利益の重石に。減損特損。 記:2024/01/15
4042 東証プライム
2,062
3/29 15:00
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時価総額 670,317百万円
総合化学大手。塩ビやウレタン原料に強み。排ガス浄化触媒やジルコニアなどの高機能品を強化。24.3期3Q累計は石化や塩ビの需要が冴えず。ただ原材料安に伴う交易条件の改善で営業増益に。営業外の為替差益は縮小。 記:2024/02/14
4044 東証プライム
2,902
3/29 15:00
+55(%)
時価総額 75,452百万円
大手ガラスメーカー。建築や自動車向けガラス、ガラス繊維、素材化学品、医療化学品を展開。医薬原体セボフルランは全身吸入麻酔薬で世界トップシェア。リチウムイオン電池用電解液の停滞もあり、3Q累計は足踏み。 記:2024/02/23
4507 東証プライム
7,750
3/29 15:00
+17(%)
時価総額 2,414,792百万円
製薬メーカー。抗HIV薬や抗インフル薬など感染症分野に強み。24.3期3Q累計は海外子会社及び輸出の売上が増加。セフィデロコルが欧米で伸びる。ロイヤリティー収入ではHIVフランチャイズ販売が堅調。 記:2024/03/05
4911 東証プライム
4,093
3/29 15:00
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時価総額 1,637,200百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
5108 東証プライム
6,656
3/29 15:00
-35(%)
時価総額 4,750,374百万円
世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
6368 東証プライム
7,700
3/29 15:00
+230(%)
時価総額 356,972百万円
東ソー傘下の総合水処理エンジニアリング会社。純水製造から排水処理までを一貫提供。食品添加剤も。機能商品事業は堅調。電子産業向け各種薬剤、小型純水装置、産業用浄水フィルタ等が貢献。24.3期2Qは2桁増益。 記:2024/01/14
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6762 東証プライム
7,481
3/29 15:00
+89(%)
時価総額 2,908,403百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期2Q累計はコンデンサが増収。セラミックコンデンサは自動車市場向け販売が堅調。センサ応用製品も自動車市場向け販売が増加。 記:2023/12/11
6806 東証プライム
15,485
3/29 15:00
-15(%)
時価総額 576,460百万円
コネクタが主力の電子部品メーカー。高周波信号をつなぐマイクロコネクタに強み。車載領域に注力。高付加価値新製品の開発、生産体制を強化。自動車用機器市場向けは堅調。24.3期2Q累計はその他部門が増益。 記:2023/12/11
6857 東証プライム
6,819
3/29 15:00
+124(%)
時価総額 5,224,506百万円
半導体の動作を試験するテスター大手。メモリ向け世界トップシェア。ディスプレイ・ドライバーIC用テスタでもトップシェア。半導体・部品テストシステム事業部門はスマホ向けが足踏み。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/09
6920 東証プライム
41,800
3/29 15:00
-1,130(%)
時価総額 3,941,155百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
7004 東証プライム
1,319
3/29 15:00
+1(%)
時価総額 224,514百万円
ゴミ焼却施設などを手掛ける総合重機メーカー。ごみ焼却施設で国内トップ級。リサイクル施設、水・汚泥処理施設、バイオマス利用システム、海水淡水化なども事業領域。環境部門の収益改善もあり、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
7203 東証プライム
3,792
3/29 15:00
-14(%)
時価総額 61,866,431百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7256 東証スタンダード
250
3/29 15:00
+5(%)
時価総額 9,878百万円
自動車部品メーカー。キャビントリムやラゲッジトリム等の内装部品に加え、防音部品も製造、販売する。今上期は3割の増収、利益は改善傾向となった。生産台数の回復を追い風に、コスト削減等の施策が寄与した。 記:2023/12/25
7282 東証プライム
3,245
3/29 15:00
-75(%)
時価総額 422,080百万円
合成樹脂やゴム製品が主力のトヨタ系自動車部品メーカー。内外装部品やセーフティシステムなどを展開。高分子・LEDの知見を活かした製品開発に強み。日米を中心とした顧客の生産台数増加で、中間期は各利益急伸。 記:2023/12/19
9532 東証プライム
3,392
3/29 15:00
-6(%)
時価総額 1,413,379百万円
関西地盤の大手都市ガス会社。ガスの生産・供給やガス供給線の建設・保全、ガス器具の販売を手掛ける。電力小売事業も。ガス供給件数は503.7万件と小幅増。電力販売量は小売が増加。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/25