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前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は75日線及び節目の27000円を意識した動きに~

2022/7/11 8:25 FISCO
*08:25JST 前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は75日線及び節目の27000円を意識した動きに~ 11日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:日経平均は75日線及び節目の27000円を意識した動きに ■安川電、1Q営業利益 7.8%増 139億円、コンセンサスを下回る ■前場の注目材料:クボタ、日系農機、インド攻勢、第2開発拠点 ■日経平均は75日線及び節目の27000円を意識した動きに 11日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感の強い相場展開になりそうだ。8日の米国市場はNYダウが46ドル安の一方で、ナスダックは小幅に上昇した。6月の雇用統計が労働市場の強さを証明し、7月連邦公開市場委員会(FOMC)で2会合連続の0.75%の利上げを織り込む金利上昇を警戒した流れから売り先行で始まった。ただし、売り一巡後は景気後退を回避できるとの楽観的な見通しで買い意欲も強く、NYダウは一時上昇に転じる場面も見られた。ハイテク株の一角が買われ、ナスダックは小幅ながら5営業日続伸。シカゴ日経225先物清算値は大阪比165円高の26775円。円相場は1ドル136円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになろう。日経225先物は先週末のランチタイムで急落する場面も見られたが、ナイトセッションでは日中高値水準まで買い直されており、需給調整は一巡していると見られる。25日線を回復して終えていることもあり、75日線及び節目の27000円を意識した動きが見込まれそうである。また、今週は13日に6月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えているため、波乱展開を警戒した買い手控えの動きもありそうだが、米国ではハイテク株のリスクを取る動きが見られてきており、テクノロジー業界の減速懸念が後退している。VIX指数は24.64に低下し、終値ベースでは6月8日以来の25.00を下回ってきたことから、リスク選好に向かわせやすい面もあるだろう。 そのため、東京市場においても買い一巡後はこう着感が強まるものの、底堅さは意識されやすく、押し目買い意欲は次第に強まってくると見ておきたい。日経平均は26723円辺りに位置する25日線を支持線に変えてくるようだと、先物同様、75日線が位置する26954円辺りや27000円を狙った動きに向かわせよう。また、6月28日につけた戻り高値27062円を捉えてくるようだと、ショートカバーの動きが強まる可能性はありそうだ。 物色としては参議院選挙で自民党は単独で改選過半数の63議席を獲得することが確実になり、改めて政策期待が高まりやすい。政策に絡んだテーマ株には個人主体の値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。また、米国市場の流れを受けて、ハイテク株を見直す動きが見込まれるほか、ナスダックの順調なリバウンド基調を背景に、中小型株を見直す動きにも期待したいところである。 ■安川電、1Q営業利益 7.8%増 139億円、コンセンサスを下回る 安川電<6506>が発表した第1四半期業績は、売上収益が前年同期比1.1%増の1203.12億円、営業利益は同7.8%増の139.53億円だった。半導体など長期化する部品の供給不足によって生産制約の影響を受けたが、中国以外の地域で販売は堅調に推移。中国除くアジア:韓国や台湾において半導体・電子部品関連の需要が高水準で推移した。なお、営業利益はコンセンサス(158億円程度)を下回る。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(26517.19、+26.66) ・ナスダック総合指数は上昇(11635.31、+13.96) ・シカゴ日経先物は上昇(26775、大阪比+165) ・1ドル=136.00-10円 ・SOX指数は上昇(2618.02、+12.13) ・VIX指数は低下(24.64、-1.44) ・米原油先物は上昇(104.79、+2.06) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・クボタ<6326>日系農機、インド攻勢、第2開発拠点 ・日揮HD<1963>AIウエアラブルの東大発新興に出資、現場作業を遠隔指示 ・東芝<6502>JIC、東芝への出資検討進める、横尾社長「リターンで判断」 ・トヨタ<7203>マツダと米合弁のSUV工場公開、数年以内にHVも生産 ・日産自<7201>軽市場にゲームチェンジャー、軽EV「サクラ」、受注“快走”想定超え ・トヨタ<7203>いすゞ・トヨタなど5社、水素エンジン基礎研究、大型商用車向け開始 ・豊田自動織機<6201>電動コンプレッサー1000万台、23年度生産倍増 ・大王製紙<3880>綿状パルプ内製化、愛媛・三島工場で来夏から ・三井化学<4183>細胞培養向け新容器、酸素供給効率200倍 ・三井化学<4183>神経組織培養を24年度実用化へ、スタートアップと共同開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 5月コア機械受注(前月比予想:-5.5%、4月:+10.8%) ・08:50 6月マネーストックM3(前年比予想:+2.8%、5月:+2.9%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 9件
1963 東証プライム
1,493
4/25 15:00
-36(%)
時価総額 387,299百万円
プラント建設大手。海外LNG案件に強み。配当性向は30%目安。先端技術産業分野では基本設計役務、EPC役務などを複数受注。受託製造ケミカル触媒、脱硝触媒用原料は販売が堅調。24.3期3Q累計は大幅増収。 記:2024/03/05
3880 東証プライム
1,117.5
4/25 15:00
-13.5(%)
時価総額 188,872百万円
国内4位の製紙メーカー。紙・板紙に強み。家庭紙製品やペットケア製品を強化中。24.3期3Q累計は紙・板紙の需要が振るわず。中国の紙オムツも苦戦。だが価格改定が進んで黒字に。北越コーポと業務提携の検討開始。 記:2024/04/16
4183 東証プライム
4,299
4/25 15:00
-101(%)
時価総額 880,280百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
6201 東証プライム
14,470
4/25 15:00
-335(%)
時価総額 4,714,919百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。フォークリフトやカーエアコン用コンプレッサーで世界トップシェア。海上や空港向け物流機器や繊維機械も事業領域。産業車両・自動車事業の売上増や円安により、3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/02/04
6326 東証プライム
2,431
4/25 15:00
-76(%)
時価総額 2,917,800百万円
農業機械で世界有数。ダクタイル鉄管や水処理システム、小型建機、芝刈り機、空調機器なども展開。フランスの農作業機器メーカーBCT社をグループ化。北米の住宅やインフラ開発需要を取入れ、23.12期は利益急伸。 記:2024/03/30
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6506 東証プライム
6,213
4/25 15:00
-224(%)
時価総額 1,656,945百万円
メカトロニクス・ロボットメーカー。サーボモータとインバータは世界シェアトップ。産業用、半導体製造装置用ロボット等も。モーションコントロール部門は堅調。インバータ事業が牽引。24.2期3Q累計は増収。 記:2024/01/27
7201 東証プライム
546.7
4/25 15:00
-9.4(%)
時価総額 2,307,465百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
3,497
4/25 15:00
-121(%)
時価総額 57,053,510百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29