マーケット
4/19 15:15
37,068.35
-1,011.35
37,986.40
+211.02
暗号資産
FISCO BTC Index
4/20 20:29:07
9,873,606
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

米国の大幅な利上げ警戒からリスクオフの流れが続く【クロージング】

2022/6/14 16:11 FISCO
*16:11JST 米国の大幅な利上げ警戒からリスクオフの流れが続く【クロージング】 14日の日経平均は3営業日続落。357.58円安の26629.86円(出来高概算12億6000万株)で取引を終えた。米国で0.75%の利上げ観測が浮上するなど、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の相場を探る動きが広がり、主力株を中心に幅広い銘柄に売りが継続。前場終盤には一時26357.90円まで下げ幅を広げた。ただし、連日の株価急落に対する自律反発への意識や時間外取引で米国株価指数先物が上昇しているなか、引けにかけて下げ渋る動きを見せており、日中の高値圏で取引を終えた。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1400を超え、全体の8割近くを占めた。セクターでは、海運、銀行を除く31業種が下落し、空運、精密機器、不動産、医薬品、情報通信などの下落が際立っていた。指数インパクトの大きいところでは、信越化<4063>、太陽誘電<6976>、味の素<2802>、村田製<6981>、アドバンテス<6857>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、第一三共<4568>、KDDI <9433>、日産化<4021>が軟調だった。 米国市場では先週末の米消費者物価指数(CPI)を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による積極的な金融引き締めへの警戒が高まった。米長期金利が大幅上昇したことが嫌気され、ほぼ全面安となり、主要株価指数は大幅に続落。これを受けて、東京市場でもリスク回避の動きが続いた。また、中国の上海や北京では、新型コロナウイルス感染拡大に伴う行動制限が再び実施され、サプライチェーンの混乱が警戒されるなか、世界経済のスローダウン懸念が投資マインドを悪化させ、日経平均の下げ幅は一時600円を超える場面もあった。 しかし、投資家の一部からは「米株の下落から想定したほどには、日本株は下げていない」、「円安進行による収益押し上げ効果や国内経済の再開期待を踏まえると、過度に悲観的になる必要はない」と見る向きもいる。また、FOMCという最大のイベントが通過すれば、目先の材料出尽くしから、足元での警戒感が行き過ぎとなる可能性も想定される。もっとも、米国では5月の卸売物価指数(PPI)が発表されるため、PPIの結果と米国市場の動きには依然として警戒が必要だろう。 《FA》
関連銘柄 10件
2802 東証プライム
5,372
4/19 15:00
-142(%)
時価総額 2,884,743百万円
調味料国内最大手。うまみ調味料やコンソメでシェア8割超。スープや合わせ調味料でも3割強のシェア。冷凍食品や医薬品も手掛け、半導体パッケージ用層間絶縁材料「ABF」を育成。3Q累計売上高は過去最高を更新。 記:2024/03/27
4021 東証プライム
5,432
4/19 15:00
-130(%)
時価総額 767,542百万円
大手化学メーカー。液晶配向膜や半導体材料に加え、農薬や動物薬などの農業化学品を展開。自社開発殺虫剤「グレーシア」や液晶配向材用ポリイミド「サンエバー」に注力。半導体材料の停滞もあり、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/03/28
4063 東証プライム
6,129
4/19 15:00
-270(%)
時価総額 12,405,850百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4568 東証プライム
4,636
4/19 15:00
+100(%)
時価総額 9,026,450百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
6857 東証プライム
5,484
4/19 15:00
-251(%)
時価総額 4,201,671百万円
半導体の動作を試験するテスター大手。メモリ向け世界トップシェア。ディスプレイ・ドライバーIC用テスタでもトップシェア。半導体・部品テストシステム事業部門はスマホ向けが足踏み。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/09
6976 東証プライム
3,522
4/19 15:00
-108(%)
時価総額 458,628百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサやフェライト製品、インダクタ、ノイズ対策製品、複合デバイス等を製造、販売する。セラミックコンデンサで世界的。今期3Q累計は情報機器向けと通信機器向けが増加した。 記:2024/02/08
6981 東証プライム
2,677
4/19 15:00
-111(%)
時価総額 5,427,465百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
8035 東証プライム
33,530
4/19 15:00
-3,210(%)
時価総額 15,813,854百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,252
4/19 15:00
+18(%)
時価総額 9,797,373百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9984 東証プライム
7,648
4/19 15:00
-228(%)
時価総額 13,177,152百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10