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円安や政策への期待感から3月末以来の28000円を回復【クロージング】

2022/6/7 16:04 FISCO
*16:04JST 円安や政策への期待感から3月末以来の28000円を回復【クロージング】 7日の日経平均は3日続伸。28.06円高の27943.95円(出来高概算11億7000万株)で取引を終えた。円相場が1ドル=132円後半へと円安が進行するなか、輸出関連株を中心に幅広く買いが先行した。さらに、政策期待も支援要因となり、後場に入ると一時28094.73円まで上げ幅を広げ、取引時間中としては3月31日以来となる28000円を回復。ただ、心理的な節目である水準を回復したことに伴う目先の達成感などから売り買いが交錯し、その後は27900~28000円水準でもみ合う格好だった。 東証プライムの騰落銘柄は値上がり銘柄が1000を超え、全体の過半数を占めた。セクターでは、鉱業、輸送用機器、石油石炭、非鉄金属、繊維など25業種が上昇。一方、空運、不動産、陸運、サービスなど8業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、TDK<6762>、ソフトバンクG<9984>、京セラ<6971>、ダイキン<6367>、太陽誘電<6976>が堅調だった半面、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、NTTデータ<9613>、ファーストリテ<9983>、エムスリー<2413>が軟化した。 前日の米国市場は、中国での新型コロナウイルスに関する規制緩和を背景に経済正常化期待が広がったほか、株式分割を発表したアマゾン・ドット・コムが値を上げたことも支援材料となり、主要株価指数は上昇した。東京市場でもこの流れを受けて、買いが先行して始まり、前場半ばには28000円の大台を回復した。その後は、達成感などから上げ幅を縮小する場面もあったが、政府は本日、経済財政運営の指針(骨太方針)を閣議決定する見通しで、政策期待から戻り売りは膨らまず、高値圏でのもみ合いが続いた。 日経平均は心理的な節目である28000円を突破し、投資家心理は一段と好転してきているといえそうだ。一方、このところの上昇は週末のメジャーSQを前に先物への買い戻しが主体で、SQを無事に通過すれば、騰勢は一服するとの見方もされている。 《FA》
関連銘柄 10件
2413 東証プライム
1,883
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日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
6367 東証プライム
20,400
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エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6762 東証プライム
7,216
4/25 15:00
-141(%)
時価総額 2,805,379百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6857 東証プライム
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半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6971 東証プライム
1,927.5
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-22(%)
時価総額 2,911,439百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
6976 東証プライム
3,597
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-15(%)
時価総額 468,394百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサやフェライト製品、インダクタ、ノイズ対策製品、複合デバイス等を製造、販売する。セラミックコンデンサで世界的。今期3Q累計は情報機器向けと通信機器向けが増加した。 記:2024/02/08
8035 東証プライム
33,600
4/25 15:00
-1,210(%)
時価総額 15,846,869百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9613 東証プライム
2,436.5
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-58.5(%)
時価総額 3,417,191百万円
NTT傘下のSI大手。金融分野や公共・社会基盤分野向けに強み。24.3期3Q累計は親会社との海外通信事業統合会社がフル連結化。公共、金融案件の獲得も順調。営業外の金融費用増。通期営業最高益・増配を見込む。 記:2024/03/07
9983 東証プライム
41,540
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-1,540(%)
時価総額 13,218,900百万円
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9984 東証プライム
7,603
4/25 15:00
-152(%)
時価総額 13,099,619百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10