マーケット
3/28 15:15
40,168.07
-594.66
39,760.08
+477.75
暗号資産
FISCO BTC Index
3/28 20:01:58
10,707,427
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

米インフレ懸念の後退からハイテク関連株中心に買いが先行する展開に【クロージング】

2022/6/3 16:01 FISCO
*16:01JST 米インフレ懸念の後退からハイテク関連株中心に買いが先行する展開に【クロージング】 3日の日経平均は反発。347.69円高の27761.57円(出来高概算11億株)で取引を終えた。市場予想を下回る米経済指標を背景にインフレ懸念が鈍化し、グロース株中心に買われた前日の米国市場の流れを引き継ぎ、半導体や電子部品などハイテク株中心に買いが先行。寄り付き後の早い段階で27776.33円まで上昇した。ただ、週末に加え今夜発表される米雇用統計を受けた米国市場の動きを見極めたいとする様子見ムードが広がるなか、高値圏でのもみ合いが続いた。 東証プライムの騰落銘柄は値上がり銘柄が1000に迫り、全体の過半数を占めた。セクターでは、鉱業、精密機器、非鉄金属、石油石炭、サービスなど21業種が上昇。一方、保険、空運、その他金融、輸送用機器など12業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、テルモ<4543>、リクルートHD<6098>が堅調だった半面、デンソー<6902>、KDDI<9433>、トヨタ<7203>、コナミHD<9766>、東京海上<8766>が軟化した。 5月の米ADP雇用統計は前月比12万8000人増となり、市場予想(30万人増)よりも下振れする結果となった。これにより、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締め強化観測が後退。米国市場では主要株価指数は上昇し、投資家心理の改善につながった。また、これに加えて国内では、好調な月次動向を発表したファーストリテが5%超える上伸となったほか、ソフトバンクGなど指数寄与度の大きい銘柄中心に値を上げ、相場を支えていた。 日経平均はこのところ戻り歩調を強めている。関係者からは「3月下旬に上値の壁として意識された200日線の突破が早期に達成できるのかどうかが今後のポイントになる」といい、27940円程度をクリアして終了できるかが重要となりそうだ。また、今夜発表される米雇用統計については、特に賃金動向が重要とみられている。賃金の伸び減速が、市場予想以上に進めば、金利先高観は弱まることにつながり、株式市場には追い風になることが想定され、雇用統計を受けた米国市場の動きにも注意が必要だろう。 《FA》
関連銘柄 10件
4543 東証プライム
2,759.5
3/28 15:00
±0(%)
時価総額 2,095,898百万円
医療機器メーカー。心臓血管領域のカテーテル製品に強み。脳血管領域を強化中。電子体温計も。24.3期上期は国内が足踏み。だが欧米を牽引役に海外販売堅調。円安も効いて増収増益に。通期最高業績・連続増配を計画。 記:2024/01/14
6,629
3/28 15:00
-54(%)
時価総額 11,242,519百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6902 東証プライム
2,885
3/28 15:00
-64(%)
時価総額 9,092,885百万円
国内最大、世界2位の自動車部品メーカー。エンジンやHV車のパワーコントロールユニット、走行安全関連製品を手掛ける。北米地域は黒字転換。電動化・安心・安全製品の拡販等が寄与。24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2024/01/08
7203 東証プライム
3,806
3/28 15:00
-47(%)
時価総額 62,094,841百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
8035 東証プライム
39,260
3/28 15:00
-250(%)
時価総額 18,516,312百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
4,725
3/28 15:00
-35(%)
時価総額 9,639,000百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。国内損害保険事業が堅調。元受正味保険料は傷害保険、自動車保険が増加。24.3期2Qは収益伸長。 記:2024/02/02
9433 東証プライム
4,468
3/28 15:00
-103(%)
時価総額 10,295,076百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9766 東証プライム
10,270
3/28 15:00
-325(%)
時価総額 1,473,745百万円
ゲームソフトが柱。スポーツクラブ兼営。遊技機やカジノ機の製造・販売も。24.3期3Q累計は主力ゲーム作品が想定以上に好調。遊技機、カジノ機、スポーツクラブも伸びて二桁増収・大幅増益に。通期計画を上方修正。 記:2024/03/10
9983 東証プライム
46,710
3/28 15:00
-220(%)
時価総額 14,864,103百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,962
3/28 15:00
-87(%)
時価総額 15,441,114百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10