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前場に注目すべき3つのポイント~27000円での底堅さを見極めつつ、押し目狙いのスタンス~

2022/5/30 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~27000円での底堅さを見極めつつ、押し目狙いのスタンス~ 30日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:27000円での底堅さを見極めつつ、押し目狙いのスタンス ■フリージアマク、22/3営業利益 37.5%増 11.02億円 ■前場の注目材料:ダイセル、機能フィルム新棟、買収するグンゼ亀岡に建設 ■27000円での底堅さを見極めつつ、押し目狙いのスタンス 30日の日本株市場は、ギャップスタートから27000円での底堅さを見極めつつ、押し目狙いのスタンスになりそうである。27日の米国市場はNYダウが575ドル高と6営業日続伸だった。4月の個人消費支出(PCE)物価指数で物価上昇率の減速が示され、インフレ加速への懸念が後退した。米連邦準備制度理事会(FRB)が物価の目安とするコア指数は前年比で4.9%の上昇と2カ月連続で伸びが鈍化した。ソフトウエア銘柄の好決算や長期金利の低下がハイテク株のサポート材料となった。上値が重い時間帯もあったが、取引終盤にかけて上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比330円高の27140円。円相場は1ドル127円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップスタートになりそうだ。4月以降、上値を抑えられていた27000円を再び捉えてくる格好となる。26900円~27000円は累積出来高の積み上がっている水準であるが、これをクリアしてくることによってセンチメントは改善傾向に向かわせよう。30日の米国市場はメモリアルデーの祝日で休場となることから海外勢のフローは限られるものの、それ故に薄商いのなかでインデックスに絡んだ商いのインパクトは大きく、抵抗線突破からのショートカバーの動きが意識されやすいだろう。 また、27000円水準では強弱感が対立しやすい水準ではあるものの、週末の米国市場ではNYダウが6営業日続伸で25日線を上放れてきたほか、ナスダックは25日線を突破し節目の12000ポイントを回復してきた。祝日明けには月末の年金のリバランスに伴う買い需要が見込まれていることもあり、リバウンドの動きが一段と強まる可能性はある。週末の雇用統計の発表を控え楽観視はできないものの、ショートは仕掛けづらくなった一方で、押し目狙いの水準は切り上がってきそうだ。 物色としてはインデックスに絡んだ商いが中心となることから、指数インパクトの大きい値がさ株などに値幅取り狙いの資金が向かいやすい。また、ナスダックの抵抗線突破によって中小型株への物色も次第に意識されてくるだろう。マザーズ指数は調整トレンドが継続しているものの、足元では650ポイントを中心に横ばい推移を続けており、底堅さは見られてきた。切り下がる25日線とのカイ離は縮小傾向にあることから、25日線突破からのリバウンドへの期待にも繋がろう。そのため、中小型株や直近IPO銘柄などへは短期的な値幅取り狙いの動きが次第に強まってくることが見込まれる。 ■フリージアマク、22/3営業利益 37.5%増 11.02億円 フリージアマク<6343>が発表した2022年3月期業績は、売上高が前期比3.3%増の70.11億円、営業利益が同37.5%増の11.02億円だった。製造供給事業においては、押出機、食品容器及びプリント基板等の販売は堅調に推移。住宅関連事業は、断熱工事等売上が増加した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(26781.68、+176.84) ・NYダウは上昇(33212.96、+575.77) ・ナスダック総合指数は上昇(12131.13、+390.48) ・シカゴ日経先物は上昇(27140、大阪比+330) ・1ドル=127.10-20円 ・SOX指数は上昇(3115.35、+120.74) ・VIX指数は低下(25.72、-1.78) ・米原油先物は上昇(115.07、+0.98) ・米長期金利は低下 ・米国景気の拡大 ・コロナ流行下の経済活動正常化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・ダイセル<4202>機能フィルム新棟、買収するグンゼ亀岡に建設 ・三菱電機<6503>トルコで空調機増産、130億円投じ新工場建設 ・三井E&S<7003>造船子会社の株式を常石に追加譲渡 ・トヨタ<7203>10工場16ラインを5日間稼働停止、上海封鎖で影響5万台 ・ダイヘン<6622>再生エネを最大限活用、自家消費システム投入 ・古河電工<5801>新中計、25年度営業益580億円、組み電線など収益向上 ・エステー<4951>機能素材ブランド育成、「クリアフォレスト」商品・サービス開発強化 ・三井化学<4183>旭化成のペリクル事業買収、FPD向け強化 ・昭和電工<4004>産総研と次世代SiCウエハー技術で協力 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 10件
3,390
4/24 15:00
-321(%)
時価総額 626,814百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4183 東証プライム
4,400
4/24 15:00
+42(%)
時価総額 900,962百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4202 東証プライム
1,454
4/24 15:00
+26(%)
時価総額 440,479百万円
化学中堅。世界首位の自動車エアバッグ用ガス発生装置や液晶フィルム材料に強み。自動車生産の回復で自動車エアバッグ用インフレータは販売数量増。コスメ・健康食品事業は売上増。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/03/31
4951 東証プライム
1,542
4/24 15:00
+3(%)
時価総額 35,466百万円
日用品メーカー。防虫剤や家庭用手袋、消臭芳香剤や脱臭剤等の家庭環境用品、ペットケア用品等を提供する。消臭芳香剤と防虫剤に強みを持つ。今期3Q累計は消臭芳香剤が堅調も、防虫剤やカイロ等が足踏みとなつた。 記:2024/02/08
5801 東証プライム
3,367
4/24 15:00
+49(%)
時価総額 237,936百万円
国内電線大手。光ファイバ・ケーブルで世界トップ。リチウムイオン電池材料やHDD用アルミ基板でも世界首位級。地中埋設管「エフレックス」を100%再生材化。情報通信ソリューションが伸び悩み、3Q累計は足踏み。 記:2024/03/29
6343 東証スタンダード
107
4/24 14:57
+1(%)
時価総額 4,826百万円
防蟻・防水工事やログハウスなどの住宅関連が主力。樹脂押出機や土木試験機の製造・販売も。24.3期3Q累計は押出機・試験機やプリント基板の受注が冴えず。住宅関連の採算改善も利益足踏み。営業外の持分法益縮小。 記:2024/04/11
6503 東証プライム
2,488
4/24 15:00
+63(%)
時価総額 5,342,239百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6622 東証プライム
9,510
4/24 15:00
+410(%)
時価総額 257,750百万円
大手電源機器トメーカー。変圧器や配電用機器、産業用ロボット、クリーン搬送ロボット、溶接機、切断機等を提供する。配電機器、大形変圧器などは堅調。負ののれん発生益を計上。24.3期3Q累計は2桁最終増益。 記:2024/02/10
7003 東証プライム
1,661
4/24 15:00
+34(%)
時価総額 171,247百万円
国内トップの船用エンジンや港湾クレーンに強み。連結子会社に三井海洋開発。24.3期3Q累計は舶用・建機用エンジンやコンテナクレーンが好調。工事損失引当金の一部戻し入れも寄与して利益急改善。のれん特益計上。 記:2024/04/15
7203 東証プライム
3,618
4/24 15:00
+107(%)
時価総額 59,027,623百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29