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前場に注目すべき3つのポイント~しばらくは乱高下を警戒するものの、次第に底堅さは見られてきそうだ~

2022/5/19 8:37 FISCO
*08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~しばらくは乱高下を警戒するものの、次第に底堅さは見られてきそうだ~ 19日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:しばらくは乱高下を警戒するものの、次第に底堅さは見られてきそうだ ■ファインデクス、2Q上方修正 営業利益 4.04億円←1.36億円 ■前場の注目材料:三菱UFJ、三菱UFJ銀、中小100万社のニーズ可視化、IT4社とDX支援 ■しばらくは乱高下を警戒するものの、次第に底堅さは見られてきそうだ 19日の日本株市場は、売り先行で始まり、その後はこう着ながらも底堅さが意識されやすい相場展開になりそうだ。18日の米国市場はNYダウが1164ドル安だった。小売りのウォルマートやターゲットの決算が予想外に大幅悪化したため投資家心理が悪化。高インフレや景気後退入り懸念がさらなる売り圧力となり、終日軟調に推移した。セクター別では食・生活必需品小売や小売の下げが目立った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比565円安の26295円。円相場は1ドル128円40銭台で推移している。 朝方はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まることが見込まれ、インデックスに絡んだ商いが集中することになりそうだ。この影響によりオーバーシュート気味な価格形成が警戒されやすいだろう。ただし、日経平均は前日の上昇で一時27000円を回復し、上値抵抗線として意識されていた25日、75日線を上回ってきていた。そのため、目先的な達成感から戻り売りも出やすい水準だったため、想定以上とはいえ、ある程度の下落は意識されていただろう。 そのため、売り一巡後は底堅さを見極めつつ、26000円から26500円辺りのレンジ推移となるようだと、押し目狙いの買いも意識されてくる可能性はありそうだ。また、米小売企業の決算については、供給網の混乱や燃料費などコスト高が利益を圧迫した格好であり、個人消費は落ち込んでいないとの見方もある。そのほか、バンク・オブ・アメリカが公表したファンドマネジャーへの調査によると、投資家は同時テロのあった2001年9月以来の水準まで現金保有比率を引き上げているようである。リスク回避姿勢は一巡していると見られ、しばらくは乱高下を警戒するものの、次第に底堅さは見られてきそうだ。 物色としては朝方こそインデックス売りの影響から値がさハイテク株の弱い動きから日経平均の重荷となろうが、売り一巡後は押し目狙いの動きが期待される。また、中小型株については大きく調整してくる可能性があるものの、水準としては既に年初来安値辺りに位置している銘柄が多く、ボトム水準での押し目を狙うスタンスになるだろう。 ■ファインデクス、2Q上方修正 営業利益 4.04億円←1.36億円 ファインデクス<3649>は第2四半期業績予想の修正を発表。売上高は19.53億円から22.53億円、営業利益を1.36億円から4.04億円に上方修正した。医療情報システム事業における直販・代販案件の追加獲得や、第3四半期以降に予定していた導入の前倒しにより、期初の業績予想を上回る見込みとなった。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(26911.20、+251.45) ・米長期金利は低下 ・米国景気の拡大 ・コロナ流行下の経済活動正常化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・三菱UFJ<8306>三菱UFJ銀、中小100万社のニーズ可視化、IT4社とDX支援 ・ソニーG<6758>脱炭素10年前倒し、全量100%再エネ化 ・伊藤忠<8001>アジア・太平洋でバイオバンカー供給、蘭社と共同 ・信越化<4063>GaNエピタキシャル成長基板の製販開始、パワーデバイス向け ・ASTI<6899>浜松に新工場、40億円投じ電動化関連部品強化 ・ゼンリン<9474>ドラレコ活用で地図情報更新、MoTと実証 ・ジェイテクト<6473>軸受開発を地域別に再編、個別案件の提案力強化 ・日本精工<6471>新中計、26年度売上高1兆円、産機自動化取り込む ・井関農機<6310>秋田で環境保全型スマート農業、有機栽培効率化 ・豊田織<6201>米フォーク生産再開、エンジン認証取得 ・アネスト岩田<6381>新3カ年計画、中国子会社と海外深耕、24年度売上高500億円 ・KDDI<9433>アパレル向け「XRマネキン」、スマホで衣服確認 ・資生堂<4911>ヒアルロン酸の収縮・再膨張技術化、肌浸透力を向上 ・AGC<5201>燃料電池用溶液、21年度「産業貢献賞」を受賞 ・住友化学<4005>石化関連の構造改革推進、低密度PEの生産再編 ・DIC<4631>インドに新工場、来夏に塗料用樹脂の生産能力3倍 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 4月貿易収支(予想:-1兆1500億円、3月:-4141億円) ・08:50 3月コア機械受注(前月比予想:+3.9%、2月:-9.8%) <海外> ・10:30 豪・4月失業率(予想:3.9%、3月:4.0%) ・10:30 豪・4月雇用者数増減(予想:+3.00万人、3月:+1.79万人) 《ST》
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3649 東証プライム
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時価総額 26,582百万円
医療機関向けデータ管理システムが柱。オフィス向け文書管理システムも。医療ビジネスは好調。画像ファイリングシステム「Claio」は導入数が順調増。23.12期通期は2桁増収増益。24.12期は増収増益計画。 記:2024/02/23
4005 東証プライム
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時価総額 583,194百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4063 東証プライム
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大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4631 東証プライム
2,878.5
4/25 15:00
-33(%)
時価総額 273,909百万円
印刷インキで世界トップ。有機顔料や合成樹脂、液晶材料も。23.12期通期はパッケージング&グラフィック部門が増益。中国におけるパッケージ用、出版用インキの出荷増などが寄与。24.12期は最終黒字転換計画。 記:2024/04/07
4911 東証プライム
4,217
4/25 15:00
-50(%)
時価総額 1,686,800百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
5201 東証プライム
5,724
4/25 15:00
-34(%)
時価総額 1,301,872百万円
世界的ガラスメーカー。建築用板ガラスや自動車用ガラスに強み。フッ素樹脂などの化学品も。新中計では26.12期に営業益2300億円が目標。24.12期は二桁営業増益を目指す。還元方針をDOE3%目安に変更。 記:2024/04/12
6201 東証プライム
14,470
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時価総額 4,714,919百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。フォークリフトやカーエアコン用コンプレッサーで世界トップシェア。海上や空港向け物流機器や繊維機械も事業領域。産業車両・自動車事業の売上増や円安により、3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/02/04
6310 東証プライム
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大手農業機械メーカー。稲作や野菜栽培用のトラクタや耕うん機等の整地用機械に加え、田植機や移植機等の栽培用機械、収穫用機械を製造、販売する。23年12月期の売上高は過去最高となった一方、販管費が増加した。 記:2024/03/07
6381 東証プライム
1,335
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時価総額 55,731百万円
塗装機と圧縮機の製造、販売が柱。スプレーガンやエアーブラシ、塗装プラントに加え、真空ポンプ等を提供。真空機器製品は売上堅調。半導体製造関連装置向け真空ポンプの需要拡大が寄与。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/03/05
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時価総額 476,681百万円
国内最大のベアリングメーカー。産業機械軸受と精密位置決め用部品を手掛ける。自動車軸受や自動車部品等も。24.3期3Qは増収。自動車事業が売上下支え。自動車生産台数の増加で日本、米州などで売上が増加。 記:2024/02/26
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時価総額 16,091,406百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6899 東証スタンダード
3,270
4/25 15:00
-20(%)
時価総額 11,174百万円
四輪・二輪用ワイヤハーネスや車載電装品が主力。家電用電子制御基板なども。24.3期3Q累計は民生機器が苦戦。だが車載電装品が回復。フィリピン新工場稼働に伴う償却費増をこなして営業増益に。営業外に為替差益。 記:2024/04/15
8001 東証プライム
6,909
4/25 15:00
+25(%)
時価総額 10,950,005百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
1,551.5
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時価総額 20,607,015百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
9433 東証プライム
4,347
4/25 15:00
-8(%)
時価総額 10,016,270百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9474 東証プライム
809
4/25 15:00
-8(%)
時価総額 46,357百万円
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