マーケット
4/19 15:15
37,068.35
-1,011.35
37,986.40
+211.02
暗号資産
FISCO BTC Index
4/20 16:30:36
9,923,145
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~経済活動の正常化の動きが広がるなか海外勢の資金流入もようやく本格化してくる可能性~

2022/5/18 8:36 FISCO
*08:36JST 前場に注目すべき3つのポイント~経済活動の正常化の動きが広がるなか海外勢の資金流入もようやく本格化してくる可能性~ 18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:経済活動の正常化の動きが広がるなか海外勢の資金流入もようやく本格化してくる可能性 ■ニチレイ、22/3営業利益 4.7%減 314億円、23/3予想 0.3%増 315億円 ■前場の注目材料:東洋紡、PET重合触媒拡大、30年10倍超、リサイクルニーズ追い風 ■経済活動の正常化の動きが広がるなか海外勢の資金流入もようやく本格化してくる可能性 18日の日本株市場は、買い先行で始まり、その後はこう着ながらも底堅さが意識されやすい相場展開になりそうだ。17日の米国市場はNYダウが431ドル高だった。中国・上海市の都市封鎖解除への期待のほか、朝方発表された4月の小売売上高、さらに欧州の良好な経済指標を受けて世界経済の成長減速懸念が後退した。また、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がイベントでインフレが低下するまで取り組みを継続することを公約。0.5%の利上げも選択肢になると発言し金利が上昇する局面から軟化する場面も見られたが、イベント終了とともに買いの動きが再燃する展開だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比195円高の26825円。円相場は1ドル129円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。日経225先物はナイトセッションで上値抵抗線として意識されていた25日、75日線を上回ってきており、日経平均についてもインデックスに絡んだ商いを中心に、同線が位置する26800円水準を窺う動きが見込まれよう。同水準では強弱感が対立しやすいと考えられるが、米国では金利上昇の局面においてもハイテク株を買い直す動きを見せてきており、足元の急速な下落に対するリバウンド機運が高まっているようだ。VIX指数は26.10に低下し、75日線を下回ってきているため、戻り待ちのショートを強めてくる動きを手掛けづらくさせる一方で、ショートカバーのほか、押し目待ち狙いの買い方にとっても水準を切り上げてくる動きに向わせよう。 日米金利差を狙った海外勢の資金流入もようやく本格化してくる動きが意識されやすく、出遅れ感の強いハイテク株などの上昇が期待される。先高観が次第に意識されてくるなか、先回り的に先物への資金流入が強まりやすく、裁定買いの形で現物株へも波及する展開。また、中国のロックダウン解除のなか、国内においてもインバウンド再開が意識されてきた。OLC<4661>はインバウンド再開を見据えて少人数旅行を手がけるotomoに出資したと報じられている。経済活動の正常化の動きが広がるなか、幅広いセクターへの物色に繋がる可能性に期待したいところだ。 また、相対的に出遅れ感が強まっている中小型株についても次第に出遅れ修正の動きを見せてくることになろう。マザーズ指数は依然としてボトム圏での推移を継続しており、リバウンド機運は高まりづらいものの、同様に年初来安値圏で推移しているメルカリ<4385>辺りが25日線水準を捉えてくる動きを見せられれば、中小型株へも修正リバウンドの動きが強まることが期待されそうだ。 ■ニチレイ、22/3営業利益 4.7%減 314億円、23/3予想 0.3%増 315億円 ニチレイ<2871>が発表した2022年3月期業績は、売上高が前期比5.2%増の6026.96億円、営業利益は同4.7%減の314.10億円だった。23年3月期業績は、売上高が2.5%増の6180億円、営業利益は0.3%増の315億円を計画。コンセンサス(342億円程度)に届かず。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(26659.75、+112.70) ・NYダウは上昇(32654.59、+431.17) ・ナスダック総合指数は上昇(11984.52、+321.73) ・シカゴ日経先物は上昇(26825、大阪比+195) ・1ドル=129.40-50円 ・SOX指数は上昇(3066.50、+146.44) ・VIX指数は低下(26.10、-1.37) ・米国景気の拡大 ・コロナ流行下の経済活動正常化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・東洋紡<3101>PET重合触媒拡大、30年10倍超、リサイクルニーズ追い風 ・ルネサス<6723>甲府を再稼働、900億円投じパワー半導体生産 ・リコー<7752>米eSciを子会社化、mRNA活用した創薬支援拡大 ・富士通<6702>理研と次世代IT創薬研究、スパコン「富岳」活用 ・長瀬産業<8012>長瀬産業など食品用バリアー包装材開発 ・デンソー<6902>オープンイノベーション、地域情報発信・QRコードで新事業 ・日本精機<7287>ポーランドの新工場でHUD量産、独BMWグループ向け ・ACSL<6232>米に小型空撮ドローン投入、電力などインフラ点検向け ・山善<8051>中計投資枠、3年間で400億円、物流整備・DX推進 ・IHI<7013>NOx排出抑制、アンモニア専焼試験に成功 ・三菱電機<6503>宇宙で人工衛星アンテナ製造、3Dプリンター活用、太陽光で樹脂硬化 ・ミライトHD<1417>新中計、27年3月期に売上高7200億円、「街づくり」事業強化 ・信越ポリマー<7970>半導体ウエハー容器の生産能力2割増強、糸魚川工場を拡張 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 1-3月期GDP1次速報(前期比年率予想:-1.8%、10-12月期:+4.6%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 16件
1417 東証プライム
1,878
4/19 15:00
-27.5(%)
時価総額 203,434百万円
通信設備工事会社。売上高の約3割がNTTグループ向け。非通信領域を強化・育成中。24.3期3Q累計は昨年10月に買収の測量会社が上乗せ。だが工事損失引当金が複数の大型案件で発生。M&A費用も利益の重石に。 記:2024/03/07
2871 東証プライム
3,869
4/19 15:00
-28(%)
時価総額 518,612百万円
冷凍食品最大手。低家庭用冷凍食品シェアは約20%。温物流事業にも強く、冷蔵倉庫設備能力や庫腹量でトップシェア。家庭用調理品は売上増。炒飯を中心に米飯類の販売数量は回復。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/02/13
3101 東証プライム
1,091
4/19 15:00
-9(%)
時価総額 97,152百万円
フィルムや自動車用資材、環境関連素材、バイオ・医療等の高機能製品を製造、販売する。16の国と地域で事業展開。今期3Q累計は液晶偏光子保護フィルムが増加も、PCR検査用試薬や放送用フィルムが足踏みとなった。 記:2024/04/08
4385 東証プライム
1,730.5
4/19 15:00
-15(%)
時価総額 278,387百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
4661 東証プライム
4,546
4/19 15:00
-51(%)
時価総額 8,266,678百万円
ディズニーリゾート運営会社。アジアで最大規模。東京ディズニーランドやディズニーシー、ホテル、複合商業施設を展開する。今期3Q累計はテーマパークとホテルが堅調に推移した。入園者数や商品、飲食の販売が増加。 記:2024/02/23
6232 東証グロース
1,078
4/19 15:00
-49(%)
時価総額 17,047百万円
商業用ドローンを製造・販売。独自開発の自律制御技術に強み。取引先は218社。外国籍従業員比率は約2割。インドで大型案件を受注。米国でも受注を開始。営業外費用は増加。23.12期3Q累計は業績苦戦。 記:2023/12/25
6503 東証プライム
2,458
4/19 15:00
-35.5(%)
時価総額 5,277,823百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6702 東証プライム
2,448
4/19 15:00
-22.5(%)
時価総額 5,070,072百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
2,396.5
4/19 15:00
-154(%)
時価総額 4,688,580百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
6902 東証プライム
2,819.5
4/19 15:00
-56(%)
時価総額 8,886,444百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
7013 東証プライム
3,772
4/19 15:00
+16(%)
時価総額 583,453百万円
陸上・航空宇宙・船舶海洋の総合重機製造。ターボチャージャーや航空エンジン、原子炉格納容器で実績。24.3期3Qは資源・エネルギー・環境部門が増収。東南アジアの大型発電所プロジェクトの進捗などが寄与。 記:2024/04/07
7287 東証スタンダード
1,435
4/19 15:00
-23(%)
時価総額 87,403百万円
大手車載用計器メーカー。ヘッドアップディスプレイと二輪車用計器で世界トップシェア。事務機器の操作パネルやコントローラー、EMSなど民生部品も事業領域。日本、北米、アセアンの需要回復で3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/22
7752 東証プライム
1,354.5
4/19 15:00
+9(%)
時価総額 863,450百万円
事務機器大手。商業印刷機も。エッジデバイスの技術力等が強み。海外売上比率は6割超。デジタルサービス部門は売上堅調。国内はインボイス制度対応等の業務パッケージの販売が増加。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/11
7970 東証プライム
1,488
4/19 15:00
-40(%)
時価総額 122,943百万円
樹脂加工メーカー。半導体ウエハ搬送用資材に強み。信越化学工業傘下。24.3期3Q累計は車載タッチスイッチや車載用シリコーン成形品が好調。だが柱の半導体関連容器の在庫調整が続く。長期的に配当性向5割目指す。 記:2024/03/10
8012 東証プライム
2,571.5
4/19 15:00
-31(%)
時価総額 310,915百万円
老舗大手化学商社。機能素材や加工材料、電子・エネルギー、モビリティ、生活関連の領域で事業展開する。電子材料や合成樹脂に強みを持つ。今期3Q累計は半導体向け材料や樹脂等が堅調も、機能素材や加工材料が足踏み。 記:2024/03/31
8051 東証プライム
1,310
4/19 15:00
-37(%)
時価総額 124,850百万円
工作機械や工具を取り扱う大手専門商社。工作機械や産業機器、機械工具、住設機器、家庭機器などを手掛け、扇風機や暖房機などのプライベートブランドの委託生産も事業領域。生産財関連事業が伸び悩み、中間期は足踏み。 記:2023/12/24