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前場に注目すべき3つのポイント~経済活動の正常化の動きが広がるなか海外勢の資金流入もようやく本格化してくる可能性~

2022/5/18 8:36 FISCO
*08:36JST 前場に注目すべき3つのポイント~経済活動の正常化の動きが広がるなか海外勢の資金流入もようやく本格化してくる可能性~ 18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:経済活動の正常化の動きが広がるなか海外勢の資金流入もようやく本格化してくる可能性 ■ニチレイ、22/3営業利益 4.7%減 314億円、23/3予想 0.3%増 315億円 ■前場の注目材料:東洋紡、PET重合触媒拡大、30年10倍超、リサイクルニーズ追い風 ■経済活動の正常化の動きが広がるなか海外勢の資金流入もようやく本格化してくる可能性 18日の日本株市場は、買い先行で始まり、その後はこう着ながらも底堅さが意識されやすい相場展開になりそうだ。17日の米国市場はNYダウが431ドル高だった。中国・上海市の都市封鎖解除への期待のほか、朝方発表された4月の小売売上高、さらに欧州の良好な経済指標を受けて世界経済の成長減速懸念が後退した。また、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がイベントでインフレが低下するまで取り組みを継続することを公約。0.5%の利上げも選択肢になると発言し金利が上昇する局面から軟化する場面も見られたが、イベント終了とともに買いの動きが再燃する展開だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比195円高の26825円。円相場は1ドル129円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。日経225先物はナイトセッションで上値抵抗線として意識されていた25日、75日線を上回ってきており、日経平均についてもインデックスに絡んだ商いを中心に、同線が位置する26800円水準を窺う動きが見込まれよう。同水準では強弱感が対立しやすいと考えられるが、米国では金利上昇の局面においてもハイテク株を買い直す動きを見せてきており、足元の急速な下落に対するリバウンド機運が高まっているようだ。VIX指数は26.10に低下し、75日線を下回ってきているため、戻り待ちのショートを強めてくる動きを手掛けづらくさせる一方で、ショートカバーのほか、押し目待ち狙いの買い方にとっても水準を切り上げてくる動きに向わせよう。 日米金利差を狙った海外勢の資金流入もようやく本格化してくる動きが意識されやすく、出遅れ感の強いハイテク株などの上昇が期待される。先高観が次第に意識されてくるなか、先回り的に先物への資金流入が強まりやすく、裁定買いの形で現物株へも波及する展開。また、中国のロックダウン解除のなか、国内においてもインバウンド再開が意識されてきた。OLC<4661>はインバウンド再開を見据えて少人数旅行を手がけるotomoに出資したと報じられている。経済活動の正常化の動きが広がるなか、幅広いセクターへの物色に繋がる可能性に期待したいところだ。 また、相対的に出遅れ感が強まっている中小型株についても次第に出遅れ修正の動きを見せてくることになろう。マザーズ指数は依然としてボトム圏での推移を継続しており、リバウンド機運は高まりづらいものの、同様に年初来安値圏で推移しているメルカリ<4385>辺りが25日線水準を捉えてくる動きを見せられれば、中小型株へも修正リバウンドの動きが強まることが期待されそうだ。 ■ニチレイ、22/3営業利益 4.7%減 314億円、23/3予想 0.3%増 315億円 ニチレイ<2871>が発表した2022年3月期業績は、売上高が前期比5.2%増の6026.96億円、営業利益は同4.7%減の314.10億円だった。23年3月期業績は、売上高が2.5%増の6180億円、営業利益は0.3%増の315億円を計画。コンセンサス(342億円程度)に届かず。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(26659.75、+112.70) ・NYダウは上昇(32654.59、+431.17) ・ナスダック総合指数は上昇(11984.52、+321.73) ・シカゴ日経先物は上昇(26825、大阪比+195) ・1ドル=129.40-50円 ・SOX指数は上昇(3066.50、+146.44) ・VIX指数は低下(26.10、-1.37) ・米国景気の拡大 ・コロナ流行下の経済活動正常化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・東洋紡<3101>PET重合触媒拡大、30年10倍超、リサイクルニーズ追い風 ・ルネサス<6723>甲府を再稼働、900億円投じパワー半導体生産 ・リコー<7752>米eSciを子会社化、mRNA活用した創薬支援拡大 ・富士通<6702>理研と次世代IT創薬研究、スパコン「富岳」活用 ・長瀬産業<8012>長瀬産業など食品用バリアー包装材開発 ・デンソー<6902>オープンイノベーション、地域情報発信・QRコードで新事業 ・日本精機<7287>ポーランドの新工場でHUD量産、独BMWグループ向け ・ACSL<6232>米に小型空撮ドローン投入、電力などインフラ点検向け ・山善<8051>中計投資枠、3年間で400億円、物流整備・DX推進 ・IHI<7013>NOx排出抑制、アンモニア専焼試験に成功 ・三菱電機<6503>宇宙で人工衛星アンテナ製造、3Dプリンター活用、太陽光で樹脂硬化 ・ミライトHD<1417>新中計、27年3月期に売上高7200億円、「街づくり」事業強化 ・信越ポリマー<7970>半導体ウエハー容器の生産能力2割増強、糸魚川工場を拡張 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 1-3月期GDP1次速報(前期比年率予想:-1.8%、10-12月期:+4.6%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 16件
1417 東証プライム
2,201
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 207,609百万円
通信建設会社。モバイル通信設備の建設・保守・運用等を行う。無電柱化工事、ICTソリューション事業等も。NTTグループ各社などが主要取引先。国際航業を傘下に持つ。成長分野への事業シフトの加速等に注力。 記:2024/08/09
2871 東証プライム
4,093
11/22 15:30
+63(%)
時価総額 548,875百万円
冷凍食品最大手。低家庭用冷凍食品シェアは約20%。温物流事業にも強く、冷蔵倉庫設備能力や庫腹量でトップシェア。家庭用調理品は売上増。炒飯を中心に米飯類の販売数量は回復。低温物流は効率化を進める。 記:2024/06/04
3101 東証プライム
950
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 84,597百万円
包装用フィルム等のフィルム部門、エンジニアリングプラスチック等の環境・機能材部門が柱。1882年創立。VOC処理装置、海水淡水化用逆浸透膜に強み。総還元性向30%目安。包装用フィルムは海外への拡販図る。 記:2024/09/03
4385 東証プライム
2,097.5
11/22 15:30
+29.5(%)
時価総額 344,051百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4661 東証プライム
3,382
11/22 15:30
-21(%)
時価総額 6,150,001百万円
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの運営等を行うテーマパーク事業が主力。ホテル事業や商業施設「イクスピアリ」の運営等も。テーマパーク事業は海外ゲストの回復などで順調。25.3期は2桁増収計画。 記:2024/07/02
6232 東証グロース
1,191
11/22 15:30
-30(%)
時価総額 18,834百万円
産業用ドローンの自社開発、ドローン活用の無人化システムの受注開発・生産・販売等を行う。独自開発の自律制御技術に強み。日本郵便と物流専用新型ドローンを共同開発。取引先は230社超。小型空撮、物流が注力領域。 記:2024/10/09
6503 東証プライム
2,584
11/22 15:30
-16(%)
時価総額 5,460,514百万円
総合電機メーカー大手。FAシステムや自動車機器のインダストリー・モビリティ部門、ビルシステムや空調・家電のライフ部門が柱。重電システム、人工衛星等も。インフラ部門では防衛・宇宙事業等にリソース投入。 記:2024/10/07
6702 東証プライム
2,757
11/22 15:30
+16(%)
時価総額 5,710,045百万円
国内最大のITサービス企業。1935年設立。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。成長領域のサービスソリューションに注力。欧州の構造改革は25年度に完了予定。 記:2024/10/20
2,012
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 3,763,677百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
6902 東証プライム
2,267.5
11/22 15:30
-19(%)
時価総額 7,146,661百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。1949年にトヨタから分離独立。サーマルシステム、パワトレインシステム等を手掛ける。インバータで世界トップシェア。FA関連等の非車載事業も。電動化製品、安心・安全製品を拡販。 記:2024/10/07
7013 東証プライム
8,529
11/22 15:30
-192(%)
時価総額 1,319,266百万円
総合重工メーカー大手。1853年に石川島造船所として創業。産業システム・汎用機械、資源・エネルギー・環境、航空・宇宙・防衛等の分野で事業展開。航空エンジン・ロケット分野、クリーンエネルギー分野に注力。 記:2024/09/02
7287 東証スタンダード
1,061
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 64,623百万円
大手車載用計器メーカー。新潟県長岡市に本社。2輪車用メータ、ヘッドアップディスプレイで世界トップシェア。OA・情報機器操作パネル等の製造・販売も。新規顧客開拓、ヘッドアップディスプレイ事業を強化。 記:2024/08/20
7752 東証プライム
1,647
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 966,771百万円
大手複合機メーカー。1936年創業。プリンターやオフィス機器消耗品、電子黒板、ITインフラ、ヘルスケア関連システム等も。海外売上高比率は6割超。25.3期はオフィスサービス事業の堅実な成長などを見込む。 記:2024/06/18
7970 東証プライム
1,645
11/22 15:30
+9(%)
時価総額 135,915百万円
信越化学工業傘下の樹脂加工メーカー。入力デバイスや半導体関連容器、ラッピングフィルム等を手掛ける。半導体搬送用ボックスなどで世界シェアトップクラス。主力製品の拡販、生産・供給体制の拡充などに注力。 記:2024/08/12
8012 東証プライム
3,187
11/22 15:30
+25(%)
時価総額 366,212百万円
老舗化学品専門商社。1832年創業。機能素材、加工材料、電子・エネルギー、モビリティ、生活関連分野で事業展開。メーカー機能も持つ。取引社数は約1.8万社。フード、半導体、ライフサイエンスが注力領域。 記:2024/08/30
8051 東証プライム
1,300
11/22 15:30
+7(%)
時価総額 123,897百万円
工作機械・産業機器・機械工具等の生産財、住宅設備機器・家庭機器等の消費財を扱う専門商社。1947年創立。生産財関連事業が主力。事業所数は国内外で100超。機械販売では高付加価値設備の提案等を積極化。 記:2024/10/08