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注目銘柄ダイジェスト(前場):トプコン、カオナビ、シェアリングTなど

2022/5/13 11:52 FISCO
*11:52JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):トプコン、カオナビ、シェアリングTなど トプコン<7732>:1979円(+381円) 大幅反発で高値更新。前日に22年3月期の決算を発表、営業損益は159億円で前期比2.4倍、従来計画135億円を上振れ。年間配当金も25円から36円に引き上げている。23年3月期は180億円で同13.1%増の見通し、市場コンセンサスは160億円弱の水準であった。ポジショニングを中心に主要セグメント揃って順調な拡大を見込んでいる。年間配当金も40円にまで引き上げ計画。 日揮HD<1963>:1765円(+300円) ストップ高で年初来高値更新。前日に22年3月期の決算を発表、営業利益は207億円で前期比9.6%減益、従来計画200億円をやや上回る着地に。一方、23年3月期は260億円で同25.7%増と大幅増益の見通し、年間配当金も前期比9円増の24円を計画している。さらに、受注計画は8400億円で2.7倍の予想としている。19年3月期に次ぐ高水準であり、LNGプラント需要の拡大期待が表面化と受けとめられている。 日産自<7201>:493.8円(-11.2円) 大幅反落。前日に22年3月期決算を発表、営業利益は2473億円で前期1507億円の赤字から黒字転換、従来計画も上振れて着地。未定としていた期末配当金も5円の復配となる。一方、23年3月期は2500億円で同1.1%増にとどまる見通し。3200億円程度の市場コンセンサスを大きく下振れ。原材料費上昇や新車への投資などが減益要因となるもよう。円安効果も期待されていたとみられ、失望感先行の展開に。 NTTデータ<9613>:1932円(-118円) 大幅続落。前日に22年3月期の決算を発表、営業利益は2126億円で前期比52.8%増益となったが、会社計画2150億円をやや下振れ着地。23年3月期は2360億円で同11.0%増の見通しで、コンセンサスを60億円程度下振れている。戦略投資やNTT Ltdの統合費用などが押し下げ要因に。また、海外事業の持ち分低下によって、純利益は減益に転じる見通しになっている。 ソフトバンクG<9984>:4969円(+478円) 大幅反発。前日に22年3月期の決算を発表、1-3月期税引前損益は2兆1043億円の赤字となり、通期では8696億円の赤字となった。投資先企業の株価下落によるビジョンファンドの損失計上が背景。ただ、足元の株価下落による業績の悪化は想定線、目先のあく抜け感にもつながっている。また、投資先などの資金化を継続することで、自社株買いを続けることなども表明しており、プラス材料とも捉えられている。 カオナビ<4435>:2092円(+400円) ストップ高。23年3月期の営業損益予想を前期比31.1%減-72.3%増の1.20億円の黒字-3.00億円の黒字と発表している。タレントマネジメントシステムの事業基盤の拡大に注力する。また、新たな事業領域の創出に向けた研究開発やM&A案件の可能性も模索する。同時に発表した22年3月期の営業損益は1.74億円の黒字(前期実績0.11億円の赤字)で着地し、会社計画(1.47億円の黒字)を上回った。 CCT<4371>:5490円 カ - ストップ高買い気配。22年12月期第1四半期(22年1-3月)の営業利益を4.06億円と発表している。説明資料によると、前年同期比167.3%増。DX支援で案件の引き合いが増加傾向にあるほか、大企業との取引も拡大した。IT人材調達支援の受注も順調に増加している。通期予想は前期比56.1%増の8.52億円で据え置いた。進捗率は47.7%で、近く上方修正される可能性があるとの期待から買いが広がっている。 シェアリングT<3989>:142円(+27円) 大幅に3日ぶり反発。22年9月期の営業損益を従来予想の0.30億円の黒字から2.50億円の黒字(前期実績は11.30億円の赤字)に上方修正している。「暮らしのお困りごと」事業で問い合わせ件数や問い合わせ当たり単価が想定を上回る水準で推移しているため。広告宣伝費率を適正な水準に抑制できたことも利益拡大に資する見通し。第2四半期累計(21年10月-22年3月)は1.25億円の黒字(前年同期実績0.18億円の赤字)で着地した。 《ST》
関連銘柄 8件
1963 東証プライム
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時価総額 342,178百万円
日揮、日揮グローバルなどを傘下に収める持株会社。独立系。総合エンジニアリング業界で国内トップ。LNGプラント建設に強み。機能材製造事業も展開。配当性向30%目途。機能材製造事業では機能性塗料材の拡販図る。 記:2024/08/05
932
11/22 15:30
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時価総額 21,663百万円
暮らしのお困りごと事業を展開。日常生活の困りごとを解決するプラットフォームサイト「生活110番」、「電気工事110番」等を運営。約6700の加盟店と提携。集客力の向上、加盟店ネットワークの拡充等に注力。 記:2024/10/07
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時価総額 20,898百万円
IoT/AIソリューション「Orizuru」の提供等を行うDX支援サービス、オンサイト開発支援等を行うIT人材調達支援サービスを手掛ける。SAPジャパンとパートナー契約締結。新規顧客獲得などに注力。 記:2024/07/01
4435 東証グロース
1,738
11/22 15:30
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時価総額 20,173百万円
企業の人材情報をクラウドで一元管理するタレントマネジメントシステム「カオナビ」の提供を行う。導入顧客にトヨタや三菱電機など。エンタープライズ企業の導入は加速。利用企業数は3600社超。解約率は低水準。 記:2024/06/28
7201 東証プライム
406.3
11/22 15:30
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時価総額 1,714,877百万円
大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
7732 東証プライム
1,567.5
11/22 15:30
+15.5(%)
時価総額 169,890百万円
総合精密光学機器メーカー。服部時計店精工舎の測量機部門を母体として1932年に設立。測量機器、ICT自動化施工システム、眼科用医療機器等を手掛ける。アイケア事業の収益力強化、低採算事業の整理等に取り組む。 記:2024/10/08
9613 東証プライム
2,884.5
11/22 15:30
+77(%)
時価総額 4,045,511百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17