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注目銘柄ダイジェスト(前場):東急建設、東製鉄、エレマテックなど

2022/4/25 12:10 FISCO
*12:10JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):東急建設、東製鉄、エレマテックなど 富士通ゼ<6755>:2257円(-68円) 大幅反落。先週末に22年3月期の業績下方修正を発表。営業利益は従来予想の150億円から84億円、前期比55.2%減に引き下げ。第3四半期決算時に下方修正を行っており、市場コンセンサスはほぼ会社計画並みだった。上海の都市封鎖や物流の停滞によって、1-3月期の売上高が下振れたもよう。また、対ドルでの円安も減益要因につながったようだ。今期は増収増益見込みとしているが、下振れ幅の大きさがネガティブインパクトに。 東製鉄<5423>:1310円(+113円) 大幅反発。先週末に22年3月期の決算を発表、営業利益は318億円で前期比8.0倍となり、23年3月期は300億円で同5.6%減を見込んでいる。実績、見通しともにコンセンサス水準とみられるが、燃料費上昇懸念などが強まっていた中、安心感が強まる状況のようだ。出荷数量の大幅な増加見通しなどは想定外と捉えられている。また、発行済み株式数の2.42%を上限とする自社株買いを発表、需給面からの期待材料につながっている。 東洋建<1890>:974円(+18円) 続伸。任天堂創業家の資産運用会社「ヤマウチ・ナンバーテン・ファミリー・オフィス」が資金を拠出する投資ファンドが筆頭株主となったと伝わり、インフロニアHDが実施しているTOB価格の引き上げ期待なども足元で強まっていたが、同ファンドでは1株当たり1000円でのTOB実施を提案していることが明らかになっている。同ファンド提案のTOB価格にサヤ寄せを目指す動きが先行。 東急建設<1720>:586円(-72円) 大幅続落。先週末に22年3月期の業績下方修正を発表している。営業損益は従来予想の36億円の赤字から61億円の赤字に引き下げ、前期は35.5億円の黒字であった。国内土木工事において、受注時期や工事進捗の遅れなどで完成工事高が減少、海外工事においても、一部の進捗遅れに伴う経費増加が見込まれるとしている。年間配当金も従来計画の40円から25円に引き下げている。 エレマテック<2715>:1178円(+80円) 大幅続伸。先週末に22年3月期の決算を発表、営業利益は83.5億円で前期比52.8%増益となり、従来予想の65億円を大幅に上振れる着地になっている。為替相場の円安推移の他、ドライブレコーダー及びゲーム機向け各種関連部材の販売が好調に推移したもよう。年間配当金も従来計画の43円から53円に引き上げ。また、23年3月期も前期比7.2%増の89.5億円、7円増の60円配当を計画している。 シイエヌエス<4076>:1632円(+77円) 大幅に反発。22年5月期の営業利益を従来予想の4.67億円から5.15億円(前期実績4.58億円)に上方修正している。デジタル革新推進事業及びシステム基盤事業(オンプレミス基盤)が好調に推移したため。併せて期末配当を従来予想の30.00円から45.00円(前期末実績30.00円)に増額修正している。上場1周年記念配当として15.00円を加えた。年間配当も同額となる見通し。 ソレイジア<4597>:89円(+1円) もみ合い。自社開発品SP-05の権利導入元及び共同開発先のスウェーデン企業Isofol社が、進行・転移性大腸がんに対するSP-05、5-FU、オキサリプラチン及びベバシズマブとの併用効果を検討した多施設国際共同第III相試験(AGENT試験)のデータ解析を開始したと発表している。米国食品医薬品局(FDA)との協議を踏まえた措置という。今回の試験のトップライン結果公表は、解析開始から2-4カ月間を要する見込みとしている。 アスカネット<2438>:1115円(+12円) 5日ぶり反発。一部メディアが売上高100億円以下の中堅上場企業を対象に1-3月の株価上昇率の高い企業をランキングした結果、アスカネットの上昇率が21年末比50.2%で1位となり、買い材料視されている。報道では「主力事業が安定して利益を生み出すほか、足元ではコンビニのレジ向けに提供する空中ディスプレー事業が市場の注目を集める」などと評価されている。 《ST》
関連銘柄 8件
1720 東証プライム
696
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 74,306百万円
東急系準大手ゼネコン。東急電鉄沿線案件に強み。渋谷スクランブルスクエア第一期(東棟)などで実績。建築部門の受注比率が高い。建築リニューアル事業ではホテルなどの引き合いが増加。海外はODA事業の拡大図る。 記:2024/08/26
1890 東証プライム
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11/22 15:30
+9(%)
時価総額 122,399百万円
海上土木に強みを持つ総合建設会社。1929年設立。陸上土木や建築工事、不動産事業等も。中部国際空港などで施工実績。フィリピンなど海外でも実績多数。成長ドライバーに位置付ける洋上風力建設事業に注力。 記:2024/08/02
2438 東証グロース
498
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 8,697百万円
ウェディング向け写真集等のフォトブック事業、葬儀社向け遺影写真加工等のフューネラル事業が柱。遺影写真作成で国内トップ。空中ディスプレイ事業も手掛ける。葬儀業界向けDXサービスは既存契約先の活用が順調。 記:2024/06/09
2715 東証プライム
2,396
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 101,363百万円
豊田通商傘下のエレクトロニクス商社。基板やシリコン等の電子材料、コネクタやセンサ等の電子部品、機構部品などを取り扱う。得意先は約6000社。自動車領域に注力。高付加価値型ビジネスの強化等に取り組む。 記:2024/09/02
4076 東証グロース
1,373
11/22 11:29
-12(%)
時価総額 3,990百万円
クラウド環境構築やインフラ環境構築、アプリケーション開発等のシステムインテグレーション、DXコンサル等を手掛ける。NTTデータグループなどが主要取引先。組織変革の推進図る。27.5期売上高100億円目標。 記:2024/10/25
4597 東証グロース
50
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 10,908百万円
がん治療薬、がん支持療法医薬品の開発・販売等を行う。がん領域に特化。販売開始済製品にSancuso、エピシル、ダルビアス。開発品に細胞内スーパーオキシド除去剤「SP-04」など。日本などアジア市場に注力。 記:2024/07/08
5423 東証プライム
1,470
11/22 15:30
+11(%)
時価総額 161,794百万円
国内最大手の電炉メーカー。1934年設立。主力製品のH形鋼は国内生産量トップ。電炉でコイル・厚板を生産できるのは同社のみ。無借金経営。引き続きコスト低減に取り組む。グリーン鋼材「ほぼゼロ」は好評。 記:2024/08/05
6755 東証プライム
2,083
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 227,755百万円
ルームエアコン等の空調事業が主力の電機メーカー。100カ国以上に空調機を提供。消防無線システム、電子デバイス等も手掛ける。海外売上高比率が高い。空調機は国内堅調、アジア向けの販売が拡大。経営効率化進める。 記:2024/10/17