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目先は日米企業の決算内容を見極めながらの動き【クロージング】

2022/4/22 16:10 FISCO
*16:10JST 目先は日米企業の決算内容を見極めながらの動き【クロージング】 22日の日経平均は4日ぶりに大幅に反落。447.80円安の27105.26円(出来高概算9億7000万株)で取引を終えた。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が国際通貨基金(IMF)のパネル討論会に参加し、5月の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の利上げを検討することを明らかにしたことから、米長期金利が上昇。成長期待の高いグロース株中心に売られた流れを引き継いで、東京市場においても半導体や電子部品など値がさハイテク株を中心に売りが膨らみ、一時26904.38円まで下げ幅を拡大させた。その後は、週末を控えたポジション調整の動きが加わり、後場は27000円台で推移していた。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1500を超え、全体の8割超を占めた。セクターでは、保険、空運、陸運を除く30業種が下落し、非鉄金属、鉱業、海運、サービス、鉄鋼、不動産などの下落が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、塩野義<4507>、東京海上<8766>、KDDI<9433>、MS&AD<8725>、キリンHD<2503>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>が軟調だった。 前日の米国市場の下落影響から日経平均は一時600円超下落した。また、時間外取引で米国株先物が下落していたほか、10年債利回りも一時2.96%台と上昇傾向にあり、先行き不安心理が増幅していた。米国の株価や金利の動きに振り回される展開が続いており、前日の上げ幅をはき出す形となった。一方、永守氏が最高経営責任者(CEO)に復帰することが好感された日本電産<6594>は一時強い動きが見られたほか、株式非公開化を含めた再編案の募集を始めた東芝<6502>も値を上げるなど一部材料株に投資資金が集まっていた。 来週は26日にキヤノン<7751>、ファナック<6954>、27日に信越化<4063>、キーエンス<6861>、28日にNEC<6701>、アンリツ<6754>、ANA<9202>など国内主要企業の決算発表が相次ぐ。足元の資源価格の上昇を受けた先行きの業績動向を確認したいと考える向きは多い。米国でも26日にアルファベット、マイクロソフト、27日にメタ、クアルコム、28日にアマゾン・ドット・コムといったグロース企業の決算発表が予定されている。ナスダック指数の調整が続いているだけに、業績不安から調整が長期化すれば、東京市場にも悪影響を及ぼしかねないと警戒する向きは多く、目先は日米企業の決算内容を見極めながらの動きが続きそうだ。 《FA》
関連銘柄 18件
2503 東証プライム
2,269
4/24 10:14
-10(%)
時価総額 2,073,866百万円
ビール2強の一角をなす酒類メーカー。清涼飲料も。傘下にワインのメルシャンや医薬品の協和キリン。海外は米国と豪州が柱。24.12期は酒類、飲料の増販を想定。昨夏買収の豪州サプリ会社も上乗せ。増収増益を計画。 記:2024/04/10
4063 東証プライム
6,417
4/24 10:14
+209(%)
時価総額 12,988,797百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4507 東証プライム
7,330
4/24 10:14
-13(%)
時価総額 2,283,925百万円
製薬メーカー。抗HIV薬や抗インフル薬など感染症分野に強み。24.3期3Q累計は海外子会社及び輸出の売上が増加。セフィデロコルが欧米で伸びる。ロイヤリティー収入ではHIVフランチャイズ販売が堅調。 記:2024/03/05
6,400
4/24 10:14
+85(%)
時価総額 10,854,144百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6594 東証プライム
6,554
4/24 10:14
-191(%)
時価総額 3,908,045百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6701 東証プライム
10,995
4/24 10:12
+220(%)
時価総額 2,999,986百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6754 東証プライム
1,217.5
4/24 10:13
-0.5(%)
時価総額 165,417百万円
通信用計測器世界3位。スマホの端末開発向けや基地局通信インフラなどの計測ソリューション、重量選別機等を手掛ける。通信計測事業は5Gスマホ開発投資需要の減少等が響く。24.3期3Qは環境計測事業が黒字転換。 記:2024/02/10
6861 東証プライム
65,400
4/24 10:14
+1,030(%)
時価総額 15,905,803百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,500
4/24 10:14
+100(%)
時価総額 4,542,962百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
7751 東証プライム
4,435
4/24 10:14
-4(%)
時価総額 5,915,239百万円
カメラ、複合機大手。レーザープリンターやデジカメで世界首位。光学技術に強み。レンズ交換式デジタルカメラはミラーレスカメラの新製品中心に堅調。ネットワークカメラ等も需要増。23.12期3Qは増収増益。 記:2024/01/16
8035 東証プライム
34,190
4/24 10:14
+1,690(%)
時価総額 16,125,132百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
2,808
4/24 10:14
+40.5(%)
時価総額 4,515,865百万円
3メガ損保の一角。三井住友海上、あいおい、ニッセイ同和が前身。国内損保を軸に、国内生保、海外保険等を展開。保険引受収益、資産運用収益ともに増加。24.3期3Q累計は収益伸長。通期利益予想を上方修正。 記:2024/04/13
4,877
4/24 10:14
+68(%)
時価総額 9,949,080百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。国内損害保険事業が堅調。元受正味保険料は傷害保険、自動車保険が増加。24.3期2Qは収益伸長。 記:2024/02/02
9202 東証プライム
3,049
4/24 10:14
-20(%)
時価総額 1,476,612百万円
大手航空会社。国内線と国際線トップの全日空が中核。国内線や国際線、貨物運送を展開する。傘下にLCCのピーチやエアージャパン。今期3Q累計は国際線、国内線が好調だった。営業益は過去最高を大幅に更新した。 記:2024/03/03
9433 東証プライム
4,366
4/24 10:14
-19(%)
時価総額 10,060,050百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
43,260
4/24 10:14
+1,080(%)
時価総額 13,766,240百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,751
4/24 10:14
+233(%)
時価総額 13,354,616百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10