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前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は5日線と25日線および75日線水準でのこう着感の強い相場展開に~

2022/4/18 8:54 FISCO
*08:54JST 前場に注目すべき3つのポイント~日経平均は5日線と25日線および75日線水準でのこう着感の強い相場展開に~ 18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:日経平均は5日線と25日線および75日線水準でのこう着感の強い相場展開に ■ダイワボHD、22/3下方修正 営業利益232億円←285億円 ■前場の注目材料:SBI、SBI「メタバース団体」、業界横断目指し始動、北尾社長が代表理事 ■日経平均は5日線と25日線および75日線水準でのこう着感の強い相場展開に 18日の日本株市場は、こう着の強い相場展開になりそうだ。15日の米国市場はグッドフライデーの祝日で休場だった。14日の米国市場ではゴールドマン・サックスやシティグループ、モルガン・スタンレーなどの決算が評価されNYダウは一時300ドルを超える上昇を見せたものの、その後は改めて金利の先高観が警戒され下落に転じた。本格化する決算を前に方向感はつかみづらくなる一方で、金利に敏感に反応する需給状況である。日本株においては決算について今週は発表する企業は少ないため、21日の日本電産<6594>のほかは、市場の関心は集まることはなさそうであるが、業績修正の発表が増えやすい期間であることは注視しておきたい。 また、欧州市場はイースターマンデーの祝日となることから、本日においても商いは膨らみづらいだろう。中国の1-3月GDPや小売売上高の発表が予定されているため、短期的な売り仕掛け的な動きは入りそうだが、参加者が限られるなかではその後のカバーも速いと考えられる。そのため、日経平均は5日線と25日線および75日線水準でのこう着感の強い相場展開になりそうだ。なお、25日線は緩やかながら上向きで推移しているため75日線とのカイ離は縮小してきていることから、ゴールデンクロス示現が近づいている。こう着ながらも方向性としてはやや上向きを想定しておきたいところである。 日中は中国市場の動向のほか、グローベックスの米株先物の動き、さらに為替の動きを睨みながらの展開になりそうだが、また、米国では15日に発表した3月の鉱工業生産、4月のニューヨーク連銀製造業景況指数はいずれも予想を上回ったことから、金利の動向には敏感に反応しやすいところである。そのほか、先週末はファーストリテ<9983>が一時9%超急伸したことが相場を下支えする形となった。1社で日経平均を約185円支えた格好だった。このインパクトが剥がれる可能性もあるため、指数インパクトの大きい値がさ株の動向にも注意しておきたいところだ。 物色としては、決算を手掛かりとした中小型株などには短期的な値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。先週末の引け後に発表されたところでは、マルマエ<6264>、ハウスローゼ<7506>、ゲンダイAG<2411>、神戸天然物化学<6568>、住石HD<1514>、グリムス<3150>などが注目されそうだ。また、先週末のマザーズ指数は2%超の下落となったが、25日線を支持線として機能させていた。日経平均同様、25日線は緩やかながら上向きで推移しており、75日線とのゴールデンクロス示現が近づいている。25日線がサポートとして機能するようであれば、リバウンド狙いの動きが期待されそうだ。 ■ダイワボHD、22/3下方修正 営業利益232億円←285億円 ダイワボHD<3107>は2022年3月期業績予想の修正を発表。売上高は8200億円から7633億円、営業利益を285億円から232億円に下方修正した。半導体不足などのサプライチェーンの混乱に伴い、部材や商品の長納期化により一部案件が持ち越されたことや提案活動にかかる工数が増加した影響。 ■前場の注目材料 ・1ドル=126.40-50円 ・米国景気の拡大 ・コロナ流行下の経済活動正常化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・SBI<8473>SBI「メタバース団体」、業界横断目指し始動、北尾社長が代表理事 ・パナソニック<6752>水素で工場の完全再生エネ化を実証 ・住友化学<4005>ナイロン原料のカプロラクタム撤退、中国企業シェア拡大 ・日立金属<5486>NEDOと航空機部品の鍛造プロセス開発で新事業 ・東洋電機製造<6505>次期中計で売上高500億円、産業・情報機器5割弱 ・ISID<4812>マイクロサービス対応の開発基盤提供、非鉄取引向け第1弾 ・ツインバード<6897>ブランド再構築に18億円、ウェブマーケ強化 ・凸版印刷<7911>タイ包装資材メーカー買収、欧米・東南ア向け製造 ・日立金属<5486>日立金属が「小さな本社」、豊洲移転で賃料8割減 ・東洋紡<3101>ラベル台紙を再生、来年度投入目指す ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・11:00 中・1-3月期GDP(前年比予想:+4.3%、10-12月期:+4.0%) ・11:00 中・3月鉱工業生産(前年比予想:+4.0%、2月:+4.3%) ・11:00 中・3月小売売上高(前年比予想:-3.0%、2月:+1.7%) 《ST》
関連銘柄 18件
1514 東証スタンダード
824
11/22 15:30
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時価総額 48,528百万円
住石マテリアルズを中核とする持株会社。石炭の輸入販売が主力。人工ダイヤなど先端素材の製造・販売、砕石の採取等も。麻生と資本業務提携。新素材事業部門では化合物半導体関連企業との関係強化などに取り組む。 記:2024/06/09
2411 東証スタンダード
345
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時価総額 4,244百万円
パチンコホール向けが柱の総合広告会社。不動産事業、キャンピングカーレンタル事業等も手掛ける。パチンコホール広告の収益性改善に注力。フィットネス、住宅関連分野などパチンコホール以外の顧客開拓を推進。 記:2024/06/04
3101 東証プライム
950
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+13(%)
時価総額 84,597百万円
包装用フィルム等のフィルム部門、エンジニアリングプラスチック等の環境・機能材部門が柱。1882年創立。VOC処理装置、海水淡水化用逆浸透膜に強み。総還元性向30%目安。包装用フィルムは海外への拡販図る。 記:2024/09/03
3,113
11/22 15:30
+8(%)
時価総額 299,956百万円
ITインフラ流通事業を手掛けるダイワボウ情報システムを中核とする持株会社。立旋盤、車輪旋盤等の製造・販売を行う産業機械事業も。ITインフラ流通事業はPC販売が順調。27.3期営業利益330億円目標。 記:2024/06/13
3150 東証プライム
2,640
11/22 15:30
+41(%)
時価総額 62,872百万円
小売電気事業、事業用太陽光発電システムを主力商材とするエネルギーコストソリューション事業が柱。スマートハウスプロジェクト事業も手掛ける。小売電気事業では独自燃調の運用などで安定的な業績成長を目指す。 記:2024/07/05
4005 東証プライム
373.6
11/22 15:30
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時価総額 619,137百万円
大手総合化学メーカー。1913年創業。合成樹脂、アルミナ製品、光学製品、農薬、医療用医薬品等を製造・販売。液浸ArF等で世界シェアトップクラス。アグロ&ライフソリューションなどを成長ドライバーに位置付け。 記:2024/10/07
4812 東証プライム
5,380
11/22 15:30
+170(%)
時価総額 350,679百万円
SAPソリューションの導入等を行うコミュニケーションIT部門が主力。金融、製造業向けITソリューションの提供等も。電通グループ傘下。旧社名は電通国際情報サービス。無借金経営。事業領域の拡張等に取り組む。 記:2024/08/26
5486 東証プライム
2,177
12/28 15:00
-3(%)
時価総額 933,724百万円
高機能材料メーカー。高級特殊鋼、希土類磁石、素形材製品が柱。23.3期1Qは需要回復。通期でも収益好転を見込む。米国ファンドが遅延していたTOBを開始。TOB価格は2181円。TOB成立ならば上場廃止に。 記:2022/10/15
6264 東証プライム
1,606
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 20,963百万円
半導体・FPD製造装置の部品の開発・製造等を行う。真空チャンバー、排気板、静電チャック等が主要製品。鹿児島県出水市に本社。太陽電池製造装置部品は引き合い継続。消耗品を強化。26.8期売上高120億円目標。 記:2024/10/29
6505 東証スタンダード
1,113
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 10,835百万円
鉄道車両用電機品メーカー。1918年設立。蓄積したモータ・インバータ関連技術等が強み。自動車用試験装置やICカード発行機等の駅務機器も。交通事業は民鉄向けなどで売上順調。26.5期売上高400億円目標。 記:2024/06/11
6568 東証グロース
1,115
11/22 15:30
-9(%)
時価総額 8,675百万円
有機化合物の受託研究・開発・量産などを行う。機能材料事業や医薬事業、バイオ事業を展開。有機合成技術、精製技術が強み。設備、人材育成に積極投資。25.3期は半導体関連開発案件の堅調な引き合い見込む。 記:2024/07/02
6594 東証プライム
2,858
11/22 15:30
-50(%)
時価総額 3,408,362百万円
総合モーターメーカー最大手。旧社名は日本電産。京都府京都市に本社。精密小型モーター、車載・産業用モーター、商業・産業用ロボットなどを手掛ける。電動パワステ用モーターなどに強み。車載向けは収益性最優先。 記:2024/10/14
1,551
11/22 15:30
+31(%)
時価総額 3,806,846百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6897 東証スタンダード
447
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 4,875百万円
冷蔵庫や洗濯機、電子レンジ、掃除機等を手掛ける家電製品事業が主力。ワクチン用運搬庫等も。新潟県燕市に本社。匠プレミアム等のブランドが軸。業績は4Qに偏重する傾向。全自動コーヒーメーカー等は売上順調。 記:2024/10/26
7506 東証スタンダード
1,452
11/22 15:06
-3(%)
時価総額 6,829百万円
自然志向のスキンケア・メイクアップ化粧品などの企画開発・販売を行う。直営店商品販売事業、卸売販売事業、直営店サービス事業を展開。ワコールHDと資本提携。直営店商品販売事業ではスキンケア化粧品の売上増図る。 記:2024/09/02
7911 東証プライム
4,026
11/22 15:30
+22(%)
時価総額 1,283,110百万円
大手印刷会社。印刷で2強。マーケティングやコンテンツ等の情報関連、包装資材や建装材、ディスプレイ、半導体関連も手掛ける。DXや半導体関連が堅調。海外のパッケージや建装材も回復傾向。アフリカにも進出。 記:2024/07/28
8473 東証プライム
3,562
11/22 15:30
+48(%)
時価総額 1,078,349百万円
ネット証券で国内トップ。SBI新生銀行、住信SBIネット銀行、SBI生命保険、SBI損害保険など証券関連、銀行、保険をコアに多様な事業展開。フィンテック、バイオ等に投資も。証券は口座数増。銀行テコ入れへ。 記:2024/08/19
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25