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前場に注目すべき3つのポイント~低位材料株などによる短期的な値幅取り狙いの動きが中心~

2022/1/18 8:48 FISCO
*08:48JST 前場に注目すべき3つのポイント~低位材料株などによる短期的な値幅取り狙いの動きが中心~ 18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:低位材料株などによる短期的な値幅取り狙いの動きが中心 ■シュッピン、22/3上方修正 営業利益29.66億円←19.96億円 ■前場の注目材料:JUKI、25年度売上高6割増目指す、非アパレル領域を拡大 ■低位材料株などによる短期的な値幅取り狙いの動きが中心 18日の日本株市場は、一進一退の相場展開が見込まれる。17日の米国市場はキング牧師の誕生日の祝日で休場だった。グローベックスの米株先物は小動きでの推移だったほか、欧州市場は上昇。シカゴ日経225先物清算値(時間外)は大阪比50円高の28390円。円相場は1ドル114円60銭台とやや円安に振れている。米連邦準備理事会(FRB)の引き締め計画は相場にすでに織り込まれているとの見方が広がる中でも、ドルを保有し続ける動きが出ているようだ。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、底堅い展開が見込まれる。日経平均は引き続き1月SQ値での底堅さが見られる一方で、5日線水準では強弱感が対立しやすいものの、5日線を捉えてくるようだと節目の28500円及び25日線が位置する28635円辺りが目先的なターゲットとして意識されてくる可能性はある。 また、新型コロナウイルスの新規感染者数が急増するなか、東京都など1都3県、「まん延防止等重点措置」の適用を国に要請する方針を決定した。これを受けてショートの動きが強まりやすいものの、一方で米ファイザーCEOは、間もなく以前の日常が戻ってくる可能性があると述べている。ショートを仕掛けてくる動きに対しては、その後のショートカバーを想定した押し目買いの動きに向かいそうである。 また、祝日明け後の米国市場ではゴールドマンサックスなど金融株の決算発表が予定されている。先週末はJPモルガンが決算を受けて急落したこともあり、ポジション調整の動きにより、バリュー株からグロース株へのリバランスの動きも意識されやすいだろう。なお、弱い基調が継続しているマザーズ指数であるが、明確なボトム形成を見せてくるまでは押し目狙いの動きは期待しづらいところ。ただし、個別ではリバウンドを見せてくる動きも散見されてきており、FRONTEO<2158>など時価総額上位の中小型株辺りがリバウンドを見せてくるかを見極めたいところである。 そのほか、個人投資家の需給状況が悪化傾向にあるなかでは、テーマ性のある銘柄のほか、低位材料株などによる短期的な値幅取り狙いの動きが中心になりやすいだろう。 ■シュッピン、22/3上方修正 営業利益29.66億円←19.96億円 シュッピン<3179>は2022年3月期業績予想の修正を発表。売上高は388.31億円から415.76億円、営業利益を19.96億円から29.66億円に上方修正した。主力のカメラ事業においては、前期末にリリースした「AIMD」とOne to Oneマーケティングを活用した販売施策の実施及び需給に合わせたタイムリーな買取・販売価格の設定が可能となったことや、第3四半期においてはメーカー各社からフルサイズミラーレスカメラの新製品が発売されたこともあり、ECでの売上高が好調に伸びた。また、時計事業においてはロレックスを中心とした戦略的な品揃えを維持したことで、売上高が前回予想を大きく上回る見通し。営業利益はコンセンサス(23億円程度)を上回る。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28333.52、+209.24) ・大阪夜間取引の日経225先物は上昇(28400、大阪日中比+60) ・1ドル114.60-70円 ・米国景気の拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・JUKI<6440>25年度売上高6割増目指す、非アパレル領域を拡大 ・NTT<9432>「HAPS」研究開発推進、欧エアバスなど4社が覚書 ・INPEX<1605>島根・山口沖でガス田調査、3月から試掘、30年ぶり国産へ ・デンソー<6902>燃料ポンプ事業を愛三に譲渡、190億円 ・村田製作所<6981>MLCC生産子会社の一部工程停止、コロナ感染者拡大で ・塩野義<4507>国内最終治験開始、アストラゼネカ製のワクチンと比較 ・トヨタ<7203>超小型EVで新工法・素材、米・中国勢に対抗 ・ミクニ<7247>中国で次世代電動オイルポンプ生産、ライン新設、年産30万台 ・日立建機<6305>欧で電動機拡販、今年8トンショベル8割増 ・日本ゼオン<4205>廃棄樹脂のリサイクル技術開発、透明性高く ・大日住薬<4506>米で感染症治療薬候補の臨床開始 ・東レ<3402>フィルム上に半導体回路、CNT複合体で塗布形成 ・日本触媒<4114>日本触媒など、抗ウイルスコート材開発、コロナ99.9%超不活化 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(最終日) ・1月政府月例経済報告 <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 15件
1605 東証プライム
2,299.5
3/28 15:00
+30(%)
時価総額 3,188,641百万円
原油・ガス開発生産で国内最大手。世界20カ国以上で約70の石油・天然ガスプロジェクトを展開。水素・アンモニアなどネットゼロ分野を育成。アブダビでe-メタン製造事業の共同調査に参画。23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
2158 東証グロース
657
3/28 15:00
-23(%)
時価総額 25,830百万円
独自開発のAIエンジン「KIBIT」を活用し、eディスカバリ支援やデジタル鑑識、作業効率化のソリューション等のサービスを提供する。今上期は大手金融機関への導入加速により、AIソリューションが伸長した。 記:2023/12/27
3179 東証プライム
1,177
3/28 15:00
-38(%)
時価総額 27,534百万円
カメラや時計、筆記具、自転車の専門ショップを展開。ECサイトでの販売が主力。動画配信中心にコンテンツの拡充図る。新製品効果などでカメラ事業は堅調。時計事業は売上回復傾向。24.3期2Q累計は増収。 記:2023/12/26
3402 東証プライム
725.6
3/28 15:00
-14(%)
時価総額 1,183,803百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
4114 東証プライム
1,475.5
3/28 15:00
±0(%)
時価総額 60,200百万円
世界トップの高吸水性樹脂はアクリル酸からの一貫生産が強み。電子情報材料や自動車触媒も。アクリル酸、アクリル酸エステルは販売数量が減少。エチレングリコールは販売価格が下落。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/15
4205 東証プライム
1,314.5
3/28 15:00
-24.5(%)
時価総額 301,696百万円
合成ゴムメーカー。自動車タイヤ用特殊合成ゴムに強み。合成ラテックスや高機能材料も。EV向け電池材料や医療向け高機能樹脂を強化中。24.3期3Q累計は合成ゴムの市況軟化。電池材料や電子材料の需要も振るわず。 記:2024/02/06
4506 東証プライム
396
3/28 15:00
-7(%)
時価総額 157,568百万円
住友化学傘下の製薬会社。精神・神経領域に強み。24.3期3Q累計は北米で独占販売期間終了の抗精神病薬「ラツーダ」が失速。注力品の前立腺がん薬や子宮筋腫薬も冴えず。想定以上に膨張の構造改革費用も利益に響く。 記:2024/02/08
4507 東証プライム
7,733
3/28 15:00
-112(%)
時価総額 2,409,495百万円
製薬メーカー。抗HIV薬や抗インフル薬など感染症分野に強み。24.3期3Q累計は海外子会社及び輸出の売上が増加。セフィデロコルが欧米で伸びる。ロイヤリティー収入ではHIVフランチャイズ販売が堅調。 記:2024/03/05
6305 東証プライム
4,548
3/28 15:00
-113(%)
時価総額 978,343百万円
総合建設機械メーカー。油圧ショベルなどの建設機械で国内2位。世界でも上位。鉱山機械も。米州事業の拡大等に取り組む。中国は販売伸び悩むが、米州やアジア・大洋州等は販売堅調。24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2024/01/16
6440 東証プライム
571
3/28 15:00
-5(%)
時価総額 17,058百万円
ミシン大手。工業用ミシンで世界トップシェア。アジアのアパレル向け高級品に強み。チップマウンタや検査機など産業装置にも注力。三菱電機との合弁でノンアパレル分野を拡大。中国停滞の影響で、23.12期は足踏み。 記:2024/02/23
6902 東証プライム
2,885
3/28 15:00
-64(%)
時価総額 9,092,885百万円
国内最大、世界2位の自動車部品メーカー。エンジンやHV車のパワーコントロールユニット、走行安全関連製品を手掛ける。北米地域は黒字転換。電動化・安心・安全製品の拡販等が寄与。24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2024/01/08
6981 東証プライム
2,834.5
3/28 15:00
-40.5(%)
時価総額 5,746,787百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
7203 東証プライム
3,806
3/28 15:00
-47(%)
時価総額 62,094,841百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7247 東証スタンダード
480
3/28 15:00
-10(%)
時価総額 16,344百万円
柱の自動車部品は電子制御燃料噴射装置や気化器に強み。ガス関連機器も。航空機部品・芝刈機販売兼営。24.3期上期は自動車関連が好調で原料高をこなす。通期増収増益・増配を計画。23年秋に介護リフト事業を譲受。 記:2024/01/17
9432 東証プライム
180
3/28 15:00
-4(%)
時価総額 16,299,057百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グループ再編でグローバル事業を強化。自動運転関連やIOWNの海外ビジネス展開に向けた取り組みを推進。中間期営業収益は過去最高を更新。 記:2023/12/25