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前場に注目すべき3つのポイント~1月のSQ値を捉えるようだと、ややセンチメントは改善~

2022/1/17 8:39 FISCO
*08:39JST 前場に注目すべき3つのポイント~1月のSQ値を捉えるようだと、ややセンチメントは改善~ 17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:1月のSQ値を捉えるようだと、ややセンチメントは改善 ■ドトル日レス、3Q営業損失 赤字縮小▲9.21億円、通期据え置き ■前場の注目材料:フジテック、インドに新棟、昇降機、中国減速で再脚光 ■1月のSQ値を捉えるようだと、ややセンチメントは改善 17日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感の強い相場展開が見込まれる。14日の米国市場ではNYダウが201ドル安だった。12月小売売上高や1月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を下回ったほか、大手銀の決算を受けた金融株の弱い動きなどもあって終日軟調に推移した。一方で、3連休を控え持ち高調整の動きが広がる格好となり、足元で軟調推移を見せていた半導体株などは買い戻され、ナスダックは上昇した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円高の28300円。円相場は1ドル114円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。ただし、17日の米国市場はキング牧師の誕生日の祝日で休場となることから海外勢の商いは限られるだろう。そのため、先週末の大幅な下げに対する自律反発にとどまると見られる。とはいえ、シカゴ先物にサヤ寄せすることで先週末に幻のSQとなった1月のSQ値である28266.57円を捉えてくることが考えられ、センチメントは改善することが見込まれる。 また、米国では半導体株が買い戻されている一方で、JPモルガンが好調な決算ながらも大きく下落していた。今週はゴールドマンサックスなど金融株の決算発表が相次ぐこともあり、神経質にさせてくるだろう。足元では金融引き締めへの警戒からグロースからバリュー株への資金シフトが見られていたが、いったんは巻き戻しの動きも意識されてくる可能性はありそうだ。先週末はファーストリテ<9983>が日経平均を下支えする半面、他の指数インパクトの大きい値がさ株などは総じて軟調だったことから、まずはリバランスの動きを見せてくるかを見極めたいところだろう。 また、マザーズ指数は昨年来安値を更新するなど弱いトレンドを形成している。テクニカル面では月足の一目均衡表の雲を下放れ、遅行スパンは実線を割り込む、下方シグナルを発生してきた。しばらくは明確なボトム形成を見極める必要はあるものの、足元では売り込まれていた直近IPO銘柄の一角には自律反発の動きも見られてきており、物色対象は広がりづらいものの、個別では押し目狙いの動きも見られてきそうである。 ■ドトル日レス、3Q営業損失 赤字縮小▲9.21億円、通期据え置き ドトル日レス<3087>が発表した2022年2月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比14.6%増の819.06億円、営業損益が9.21億円の赤字(前年同期は29.32億円の赤字)だった。2022年2月期業績は、売上高が前期比27.1%増の1221.80億円、営業利益が30.46億円とする従来の計画を据え置いている。 ■前場の注目材料 ・ナスダック総合指数は上昇(14893.75、+86.94) ・シカゴ日経225先物は上昇(28300、大阪比+110) ・1ドル114.10-20円 ・SOX指数は上昇(3900.61、+88.77) ・VIX指数は低下(19.19、-1.12) ・米原油先物は上昇(83.82、+1.70) ・米国景気の拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・フジテック<6406>インドに新棟、昇降機、中国減速で再脚光 ・日本トムソン<6480>ベトナム・中国で増産、直動案内機器など海外再編 ・住友理工<5191>拠点内電力契約を導入、子会社に太陽光発電 ・浜ゴム<5101>住友ゴム・横浜ゴム、国内市販タイヤ値上げ ・日本ピストンリング<6461>ノルメカエイシアを子会社化、医療機器拡充 ・グローリー<6457>アドインテと共同出資会社 ・日立造船<7004>下水汚泥処理で技術承認、都下水道局から ・東レ<3402>100%植物由来のナイロン繊維開発、高い寸法安定性 ・小林製薬<4967>30回洗っても抗菌持続、布マスク投入 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 11月機械受注(船舶・電力除く民需)(前月比予想:+1.1%、10月:+3.8%) <海外> ・11:00 中・10-12月期国内総生産(GDP)(前年比予想:+3.3%、7-9月期:+4.9%) ・11:00 中・12月鉱工業生産(前年比予想:+3.7%、11月:+3.8%) ・11:00 中・12月小売売上高(前年比予想:+3.8%、11月:+3.9%) ・米国株式・債券市場は休場(キング牧師誕生日) 《ST》
関連銘柄 11件
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ドトールコーヒーと日本レストランシステムが統合し発足。コーヒー豆の生産・調達から焙煎、卸、販売までの一貫体制を構築。新商品導入を推進。テイクアウトやEC事業を強化。コロナ禍から回復し、3Q累計は利益急伸。 記:2024/01/27
3402 東証プライム
740.1
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合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
4967 東証プライム
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時価総額 418,045百万円
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5101 東証プライム
4,026
3/29 15:00
-40(%)
時価総額 682,604百万円
タイヤ国内3位。ホース配管や工業資材等も手掛ける。欧州の農機・産業車両用タイヤメーカーを買収。タイヤ部門は堅調。新車用タイヤは国内、北米で販売好調。市販用タイヤも売上増。23.12期3Q累計は増収増益。 記:2024/01/27
5191 東証プライム
1,333
3/29 15:00
-1(%)
時価総額 138,689百万円
自動車用の防振ゴムやホース、制遮音品・内装品を製造・販売。プリンタ部品や産業用ホースも。住友電気工業の連結子会社。自動車用品は販売数量の増加や生産効率化などで堅調。24.3期3Q累計は最終黒字転換。 記:2024/02/04
6406 東証プライム
3,793
3/29 15:00
+45(%)
時価総額 312,543百万円
エレベータ・エスカレータ専業。収益の約半分をアジアで稼ぐ。国内市場では商品ラインナップを拡充。インドでは生産能力の増強等に取り組む。受注高は2桁増。日本や南アジアなどで増加。24.3期2Qは大幅増益。 記:2023/12/25
6457 東証プライム
2,840
3/29 15:00
-7(%)
時価総額 180,732百万円
貨幣処理機で世界首位。金融業界や流通業界が得意先。金融市場は黒字転換。オープン出納システム、窓口用紙幣硬貨入出金機等は販売堅調。流通・交通市場はレジつり銭機などが好調。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/22
6461 東証プライム
1,900
9/27 15:00
+18(%)
時価総額 15,911百万円
自動車メーカー向けピストンリング、バルブシート、シリンダ、カムシャフト等を製造。金属粉末射出成形品など非自動車領域も。産業機器向け製品は伸び悩むが、自動車関連製品事業は収益伸長。24.3期1Qは2桁増益。 記:2023/09/16
6480 東証プライム
642
3/29 15:00
+4(%)
時価総額 47,188百万円
直動案内機器や針状ころ軸受を製造・販売。半導体・電子部品製造装置向けや二輪車向けが多い。24.3期上期は半導体・電子部品装置向けの低迷続く。販管費増も利益の重石。昨年10月に短軸タイプの軸受新製品を発売。 記:2024/01/17
7004 東証プライム
1,319
3/29 15:00
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時価総額 224,514百万円
ゴミ焼却施設などを手掛ける総合重機メーカー。ごみ焼却施設で国内トップ級。リサイクル施設、水・汚泥処理施設、バイオマス利用システム、海水淡水化なども事業領域。環境部門の収益改善もあり、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
9983 東証プライム
47,140
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時価総額 15,000,938百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27