マーケット
4/18 15:15
38,079.70
+117.90
37,753.31
-45.66
暗号資産
FISCO BTC Index
4/18 17:25:53
9,461,038
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

約3週間ぶりに28000円を割り込む場面も、日銀のETF買い観測で下げ渋る【クロージング】

2022/1/14 16:17 FISCO
*16:17JST 約3週間ぶりに28000円を割り込む場面も、日銀のETF買い観測で下げ渋る【クロージング】 14日の日経平均は大幅続落。364.85円安の28124.28円(出来高概算14億株)で取引を終えた。前日の米国株の下落や国内での新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大に伴う経済活動の再停滞懸念などから、リスク回避の動きが強まり、前引け間際には一時27889.21円まで下押し、昨年12月20日以来約3週間ぶりに28000円を割り込む場面もあった。午後に入ると、日銀による上場投資信託(ETF)買い観測が流れたため、売り一巡後は下げ渋った。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄が1600に迫り、全体の7割超を占めた。セクター別では、海運、水産農林、小売を除く30業種が下落し、サービス、不動産、機械、電気機器の下げが目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、7&iHD<3382>がしっかりだった半面、ファナック<6954>、リクルートHD<6098>、テルモ<4543>、ダイキン<6367>、日立建機<6305>が軟調だった。 前日の米国市場は、副議長に指名されているブレイナード米連邦準備制度理事会(FRB)理事などFRB高官による3月の利上げ開始の可能性に関する発言が相次いだことから、主要株価指数は下落。東京市場もリスクオフの動きが強まった。また、国内でのオミクロン株の感染が拡大しているほか、日銀による利上げ観測に関する報道が伝わったことなどから円相場が1ドル=113円台後半まで円高が進んだことも相場の重しとなった。米国の金融政策の早期正常化について、関係者からは「債券や為替市場では昨年後半から織り込みが進んできたが、株式市場ではまだ織り込み切れていないようだ」との指摘が聞かれた。 一方、25、26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、来週はFRB当局者がブラックアウト期間に入り、米金融政策に関する材料はなくなる。米金利の動きを気にしつつも、相場全体は方向感の定まらない動きになるだろう。また、週明けの17日は米国市場がキング牧師生誕記念日で休場のため、海外勢が本格的に動くのは週半ば以降とみられる。17日は中国で国内総生産(GDP)や鉱工業生産、小売売上高などが発表され、中国景気の趨勢を見極める手掛かりになろう。米国では銀行など企業の決算のほか、地区連銀の製造業景況指数などの経済指標が発表されるだけに、指標を受けた米金利の反応にも関心が高まることになりそうだ。 《FA》
関連銘柄 7件
1,970.5
4/18 15:00
+20(%)
時価総額 5,240,202百万円
国内流通グループ最大手。国内外のコンビニエンスストアを中核に、スーパーや外食、金融事業を展開。国内コンビニエンスストア事業は堅調。人流回復や販促施策が奏功し、既存店売上が増加。24.2期3Qは営業増益。 記:2024/01/27
4543 東証プライム
2,574.5
4/18 15:00
-22(%)
時価総額 3,837,799百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
6,312
4/18 15:00
-118(%)
時価総額 10,704,900百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6305 東証プライム
4,570
4/18 15:00
+31(%)
時価総額 983,076百万円
総合建設機械メーカー。油圧ショベルなどの建設機械で国内2位。世界でも上位。鉱山機械も。米州事業の拡大等に取り組む。中国は販売伸び悩むが、米州やアジア・大洋州等は販売堅調。24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2024/01/16
6367 東証プライム
19,505
4/18 15:00
+5(%)
時価総額 5,717,189百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6954 東証プライム
4,338
4/18 15:00
-24(%)
時価総額 4,379,415百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。24.3期2Qはロボット部門が増収。欧米はEV関連向け、一般産業向けともに堅調。 記:2023/12/11
9983 東証プライム
40,950
4/18 15:00
+260(%)
時価総額 13,031,150百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27