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前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後の底堅さを見極める動きに~

2022/1/14 8:44 FISCO
*08:44JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後の底堅さを見極める動きに~ 14日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:売り一巡後の底堅さを見極める動きに ■7&iHD、22/2上方修正 営業利益4000億円←3800億円、海外コンビニ好調 ■前場の注目材料:エアウォーター、エレ向け増産に500億円投資、半導体ガス供給装置など ■売り一巡後の底堅さを見極める動きに 14日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極める動きになりそうだ。13日の米国市場ではNYダウが176ドル安だった。連邦準備制度理事会(FRB)の数人の高官が年内数回の利上げを支持する発言をしたため早期金融引き締めへの警戒感は強く、ハイテク株への売りに繋がった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比275円安の28275円。円相場は1ドル114円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。米長期金利は落ち着いた動きを見せたものの、株買いには繋がらなかったことから、週末要因もあって手掛けづらくさせそうだ。また、予想を上回る決算を発表した台湾セミコン(TSMC)は米国で5%超の上昇とはなったものの、エヌビディアやAMDといった他の半導体株への反応は見られず、東京市場においても、東エレク<8035>などへの波及効果は期待しづらいところだろう。 一方で、良好な第1四半期決算を発表したファーストリテ<9983>はADR市場で強い値動きを見せていたこともあり、日経平均の下支えとなる可能性はある。ただし、昨夕の私設取引で大きく上昇していたこともあり、先回り的な動きから反応が限られるようだとセンチメントを冷ます格好にも繋がるため、注意する必要はありそうだ。 まずは売り一巡後の東エレクなどの底堅さを見極めたいところ。ハイテク株の弱い動きが続くようだとグロース売りへの流れが一段と強まる可能性はあるだろう。そうなると、不安定な値動きを続けている時価総額上位の中小型株などへの戻り売り圧力なども強まる状況になりやすい。そのため、個別に材料のある銘柄のほか、新型コロナウイルスの新規感染者数が急増するなか、コロナ関連への見直しの動き。また、低位材料株などには短期的な値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。 ■7&iHD、22/2上方修正 営業利益4000億円←3800億円、海外コンビニ好調 7&iHD<3382>は2022年2月期業績予想の修正を発表。営業利益を3800億円から4000億円に上方修正した。海外コンビニ事業で大幅な増収増益を見込む。第3四半期業績については、新型コロナウイルスの感染が再拡大するなかで、北米は政策などを支えに個人消費が堅調で、海外コンビニ事業がけん引した。国内コンビニ事業は営業収益が前年同期を上回ったものの、販売管理費が増加した。 ■前場の注目材料 ・米長期金利は低下 ・米国景気の拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・エアウォーター<4088>エレ向け増産に500億円投資、半導体ガス供給装置など ・キヤノン<7751>国内生産回帰、事務機の供給網を安定化 ・日立<6501>日立「建機株」半分売却、伊藤忠などに2000億円 ・三菱電機<6503>初のCVC設立、グローバル・ブレインと共同 ・太陽誘電<6976>フィリピン生産拠点再開 ・ローム<6963>LED・センサーの天津工場停止、再稼働未定 ・丸紅<8002>商業運転を開始、インドネシア地熱発電 ・トヨタ<7203>2年連続世界首位、昨年販売 ・SMK<6798>ウエアラブル端末ターミナル、基板占有面積6割減 ・東芝<6502>二次電池新製品、入出力性能向上 ・日本製紙<3863>コンクリ混和材拡販、石炭灰由来、耐久性50%向上 ・AGC<5201>工業炉燃料にアンモニア、AGC・大陽日酸などガラス溶解で実証 ・信越化<4063>ウエアラブルデバイス、機能・装着性を向上、新材料開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 12月国内企業物価指数(前年比予想:+8.8%、11月:+9.0%) <海外> ・時間未定 中・12月輸出(前年比予想:+20.0%、11月:+22.0%) ・時間未定 中・12月輸入(前年比予想:+27.8%、11月:+31.7%) 《ST》
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時価総額 5,306,685百万円
国内流通グループ最大手。国内外のコンビニエンスストアを中核に、スーパーや外食、金融事業を展開。国内コンビニエンスストア事業は堅調。人流回復や販促施策が奏功し、既存店売上が増加。24.2期3Qは営業増益。 記:2024/01/27
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大手製紙メーカー。新聞用紙や印刷用紙、情報用紙に加え、家庭紙や包装紙、段ボール等を製造、販売。家庭用の「スコッティ」等のブランドを持つ。今期3Q累計はお価格改定やコストダウンにより増収、利益は大幅改善。 記:2024/02/10
4063 東証プライム
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大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4088 東証プライム
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時価総額 523,037百万円
産業ガス大手。化学品、医療、LPガス、飲料、食品、物流などに多角化。高純度薬品や特殊ケミカル供給機器などは販売拡大。アグリ&フーズ部門は価格改定やM&A効果などで堅調。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/03/31
5201 東証プライム
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時価総額 12,911,065百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
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時価総額 5,277,823百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
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時価総額 17,150百万円
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時価総額 875,912百万円
カスタムLSI首位。小信号トランジスタやダイオードも首位級。パワーマネジメント系アナログ技術に実績。発光ダイオードや半導体レーザーは民生機器市場向け中心に伸び悩む。販管費増。24.3期2Qは業績足踏み。 記:2024/01/16
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7203 東証プライム
3,522
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時価総額 57,461,384百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
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時価総額 5,803,203百万円
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2,597.5
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-49.5(%)
時価総額 4,463,056百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8035 東証プライム
33,530
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時価総額 15,813,854百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
40,520
4/19 15:00
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時価総額 12,894,315百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27