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オミクロン株への懸念後退で投資家心理が改善【クロージング】

2021/12/23 16:17 FISCO
*16:17JST オミクロン株への懸念後退で投資家心理が改善【クロージング】 23日の日経平均は3日続伸。236.16円高の28798.37円(出来高概算8億1000万株)で取引を終えた。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」への懸念後退を背景に上昇した前日の米国市場の流れを引き継いで、半導体や電子部品などハイテク株を中心に買いが先行して始まった。ただ、午後に入ると、クリスマスや年末休暇入りを目前に様子見気分が広がる場面もあったが、掉尾の一振に対する期待感などから大引けにかけて、ヘッジファンドなどの買い戻しの動きが強まり、高値引けとなった。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄が1400を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、医薬品、パルプ紙、小売を除く30業種が上昇。鉱業、空運、海運、輸送用機器の値上がりが目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、テルモ<4543>、オリンパス<7733>、ソニーG<6758>が堅調だった半面、エーザイ<4523>、コナミHD<9766>、ファーストリテ<9983>、バンナムHD<7832>、資生堂<4911>が軟化した。 前日の米国市場は、12月のコンファレンスボード消費者信頼感指数が市場予想を上回る結果となり、「オミクロン株」が確認された後も米国の消費者の楽観姿勢は維持されているとの見方が投資家心理の改善に繋がった。これが東京市場にもプラスに働いたほか、米国で新型コロナの経口治療薬が緊急承認されたことも不安心理を和らげる要因になった。ただ、クリスマス休暇前での薄商いが続いている中、短期筋による仕掛け的な先物買いなどが入ったとし、大引けにかけて、じりじりと上げ幅を拡大させた。 日経平均は抵抗ラインとして意識された25日線を上抜けたことから、前回の戻り局面では未達となった75日線水準(29100円程度)をクリアしてくるかが今後のポイントとなりそうだ。また、200日線水準(28830円程度)の存在もあるだけに、この水準を早期に突破できれば、年末ラリーへの期待も高まろう。海外勢のフローが限られるなかで売り圧力が低下しており、個人主体での中小型株物色なども活発化してきそうだ。 《FA》
関連銘柄 10件
4523 東証プライム
6,216
3/29 15:00
-15(%)
時価総額 1,843,460百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
4543 東証プライム
2,729
3/29 15:00
-30.5(%)
時価総額 4,080,851百万円
医療機器メーカー。心臓血管領域のカテーテル製品に強み。脳血管領域を強化中。電子体温計も。24.3期上期は国内が足踏み。だが欧米を牽引役に海外販売堅調。円安も効いて増収増益に。通期最高業績・連続増配を計画。 記:2024/01/14
4911 東証プライム
4,093
3/29 15:00
-37(%)
時価総額 1,637,200百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
6,707
3/29 15:00
+78(%)
時価総額 11,374,804百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6758 東証プライム
12,985
3/29 15:00
+55(%)
時価総額 16,375,150百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
7733 東証プライム
2,212.5
3/29 15:00
+39(%)
時価総額 2,845,036百万円
内視鏡世界首位。消化器内視鏡で世界シェア7割。外科用も手掛け、顕微鏡、非破壊検装置も展開。ソニーと医療分野での協業を強化。キヤノンメディカルシステムズとは超音波内視鏡システムで協業。3Q累計は増収確保。 記:2024/02/14
2,828
3/29 15:00
+30(%)
時価総額 1,883,448百万円
玩具・模型やゲームが主力。アミューズメント施設運営も。IP活用に強み。24.3期3Q累計は新作オンラインゲームが低調で評価損計上。ゲーム開発の見直しに伴う処分損も響く。4Qに東映アニメ株売却特益を計上へ。 記:2024/02/15
8035 東証プライム
39,570
3/29 15:00
+310(%)
時価総額 18,662,518百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9766 東証プライム
10,265
3/29 15:00
-5(%)
時価総額 1,473,028百万円
ゲームソフトが柱。スポーツクラブ兼営。遊技機やカジノ機の製造・販売も。24.3期3Q累計は主力ゲーム作品が想定以上に好調。遊技機、カジノ機、スポーツクラブも伸びて二桁増収・大幅増益に。通期計画を上方修正。 記:2024/03/10
9983 東証プライム
47,140
3/29 15:00
+430(%)
時価総額 15,000,938百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27