マーケット
4/25 15:15
37,628.48
-831.60
38,085.80
-375.12
暗号資産
FISCO BTC Index
4/26 7:11:07
10,060,869
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

新興市場見通し:マザーズ1年5カ月ぶり安値のなかIPOラッシュへ、24社登場

2021/12/18 14:39 FISCO
*14:39JST 新興市場見通し:マザーズ1年5カ月ぶり安値のなかIPOラッシュへ、24社登場 今週の新興市場では、日経平均が週間でプラスを確保するなか、マザーズ指数は大幅な下落となった。節目の1000ptを割り込み、昨年7月31日以来の安値で今週の取引を終えている。IPOラッシュを控え購入申込みに伴う資金拘束で買いが鈍いうえ、引き続き換金売りが出て株価を押し下げた。なお急落銘柄が多かっただけに、損失覚悟の売りを迫られる向きも少なくなかったとみられる。週末にかけて各国中央銀行が金融緩和姿勢を後退し、ハイテク株に売りが出たことも逆風となった。なお、週間の騰落率は、日経平均が+0.4%であったのに対して、マザーズ指数は-6.5%、日経ジャスダック平均は-1.3%だった。 個別では、マザーズ時価総額上位のメルカリ<4385>が週間で6.5%安、ビジョナル<4194>が同2.8%安、フリー<4478>が同8.8%安と全般軟調。売買代金上位ではFRONTEO<2158>の下落が続き、フレクト<4414>やENECHANGE<4169>、セルソース<4880>は大幅安となった。また、決算発表のイトクロ<6049>は週間のマザーズ下落率トップとなった。一方、JTOWER<4485>は同0.8%高で、売買代金上位ではサイエンスアーツ<4412>や日本電解<5759>が買いを集めた。導出薬の試験結果が好感されたステムリム<4599>は上昇率トップとなった。ジャスダック主力では東映アニメーション<4816>が同7.4%安。売買代金トップのフェローテックHD<6890>も売りに押された。また、やはり決算発表のランドネット<2991>が週間のジャスダック下落率トップとなった。一方、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>は同6.7%高。田中化学研究所<4080>などは賑わい、クリエアナブキ<4336>が上昇率トップとなった。IPOでは、後払い決済大手として注目されたネットプロテクションズHD<7383>が公開価格を下回る初値形成となり、ブロードエンタープライズ<4415>とTrue Data<4416>もやや上回る程度にとどまった。 来週の新興市場では、引き続きマザーズ指数が低調に推移するとみておきたい。IPOラッシュに入り投資資金が市場に還流してくることを期待したいが、IPO銘柄が賑わったとしても指数組み入れ前とあって直接的な押し上げ効果はない。そのIPO銘柄も値動きが悪ければ、個人投資家の資金回転は改善しづらいだろう。また、今週末の米NYダウが大幅続落したように、各国中銀の緩和姿勢後退などから外部環境にも不安がある。 個人投資家の売りが続くなか、信用買い残の水準が低く、ここ1カ月ほどの値動きがまずまず良好な銘柄は相対的に安心感がある。ビジョナル、アンビスHD<7071>、沖縄セルラー電話<9436>、芝浦電子<6957>などといったところが挙げられる。また、やや荒い値動きとなる可能性はあるが、日本電解や田中化研といった車載電池の関連銘柄も人気が続くか注視したい。 IPO関連では、来週1週間で24社が登場する異例の上場ラッシュとなる(ZEALSが上場中止)。FinatextHD<4419>(12月22日)、リニューアブル・ジャパン<9522>(22日)、エクサウィザーズ<4259>(23日)など注目度の高い企業も多い。しかし、今週上場した3社の株価が苦戦を強いられているのを見ると、懸念は払しょくしづらいだろう。ピークの24日は7社もが同時上場し、買いが分散しがちとなる点にも注意しておきたい。 《FA》
関連銘柄 27件
2158 東証グロース
637
4/25 15:00
-6(%)
時価総額 25,044百万円
独自開発のAIエンジン「KIBIT」を活用し、eディスカバリ支援やデジタル鑑識等のサービスを提供。塩野義製薬と戦略的業務提携。ライフサイエンスAI分野は増収。特別損失減少。24.3期3Qは最終損益改善。 記:2024/04/16
2991 東証スタンダード
1,146
4/25 15:00
-22(%)
時価総額 6,816百万円
不動産販売会社。東京や大阪を営業エリアに、中古マンションの買取やリフォーム、リノベーション、販売を行う。不動産仲介や管理、不動産投資も。今上期はワンルーム、ファミリー向けともに増加した。平均単価も上昇。 記:2024/04/08
4080 東証スタンダード
948
4/25 15:00
-13(%)
時価総額 30,841百万円
Li電池用の正極材を製造・販売。ニッケル水素電池用も。住友化学傘下。24.3期上期は北欧企業に対する技術支援に応じた売上10億円を計上。電池材料は車載用途のニッケル水素電池用が好調もLi電池用が振るわず。 記:2024/01/17
4169 東証グロース
454
4/25 15:00
-36(%)
時価総額 15,775百万円
電気ガス会社の比較・切替サイトを運営。EV充電器導入支援や電力管理サービスなども。24.12期はEV充電器導入支援の拡大を想定。比較・切替サイトの売上回復も続く見込み。5割増収を計画。利益計画は非開示に。 記:2024/03/12
4194 東証プライム
7,720
4/25 15:00
-360(%)
時価総額 296,379百万円
クラウド型の会員制転職サイト「ビズリーチ」や採用管理サイト「ハーモス」を運営。M&Aマッチング等も。ビズリーチのスカウト可能会員数は227万人超。HRMOS事業は売上伸長。24.7期1Qは2桁増収増益。 記:2024/01/28
4259 東証グロース
449
4/25 15:00
-2(%)
時価総額 36,575百万円
AIプラットフォームを提供。独自AIアルゴリズムに強み。業種特化のAIソフト開発も。24.3期3Qは1Q末に買収したスタジアムが上乗せ。AI製品の利用数も拡大して4割超の増収に。ただ投資先行の状況が継続。 記:2024/03/11
4336 JQスタンダード
907
2/22 12:30
±0(%)
時価総額 2,122百万円
中四国地盤の人材サービス会社。物流関連アウトソーシングなども。親会社の穴吹興産が完全子会社化に向けてTOBを実施へ。TOB価格は910円。TOB成立ならば上場廃止に。22.3期3Q累計は販管費増が重石に。 記:2021/12/14
4385 東証プライム
1,783.5
4/25 15:00
-25(%)
時価総額 286,913百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
4412 東証グロース
587
4/25 15:00
-18(%)
時価総額 3,940百万円
スマホ向けIP無線アプリを開発・販売。大規模運用を想定して開発した独自通信プロトコルに強み。24.8期1Qは契約社数が増えて売上倍増。だが開発・販売強化のための人件費増が利益の重石に。通期3割増収を計画。 記:2024/02/06
4414 東証グロース
2,874
4/25 15:00
-47(%)
時価総額 17,373百万円
システム開発会社。クラウド先端テクノロジーを活用したDX支援やモビリティ最適化クラウドキャリオットなどを展開。主要顧客にコマツやANA、NTTドコモなど大手企業多数。業容好調で、3Q累計は増収・利益急伸。 記:2024/02/29
839
4/25 15:00
+1(%)
時価総額 4,901百万円
マンション等の集合住宅向けインターネット接続サービスを提供する。導入工事から接続、保守まで行う。オートロックやリノベーションも行う。23年12月期は売上高は過去最高を更新した。利益は会社計画を達成した。 記:2024/02/14
4416 東証グロース
446
4/25 15:00
±0(%)
時価総額 2,092百万円
マーケティング支援会社。消費者購買データのビッグデータプラットフォームを運営し、消費者データ分析や購買行動分析のソリューションを展開。伸びしろを可視化する小売業向けAIツールを投入。3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
821
4/25 15:00
-70(%)
時価総額 40,196百万円
資産運用・保険業界向けにクラウド型の基幹システムを提供。アプリ開発やビッグデータ解析も。金融インフラストラクチャ事業は大幅増収。パートナー数の増加でストック収益などが伸びる。24.3期3Qは営業黒字転換。 記:2024/04/07
4478 東証グロース
2,755
4/25 15:00
-85(%)
時価総額 156,696百万円
中小企業向けにクラウド会計・人事労務ソフトを提供。販売管理ソフトや電子契約サービスも。オンラインマーケティング中心に広告投資実施。有料課金ユーザー企業数は45万8196件と増加。24.6期1Qは2桁増収。 記:2024/01/27
4485 東証グロース
3,305
4/25 15:00
-75(%)
時価総額 84,813百万円
通信インフラサービス会社。携帯キャリアの携帯基地局の装置やアンテナ、電源等の通信インフラのシェアリングサービスを提供する。今期3Q累計はタワー移管が想定以上に推移した。シェアリングも堅調に推移した。 記:2024/04/15
4599 東証グロース
435
4/25 15:00
-11(%)
時価総額 25,906百万円
バイオベンチャー。大阪大学発。組織修復能力を最大限に引き出して組織や臓器の再生を誘導する再生誘導医薬を研究開発。新規再生誘導医薬に関する薬効試験、非臨床試験は進捗。24.7期2Q累計は損益横ばい。 記:2024/04/15
4816 東証スタンダード
2,575
4/25 15:00
-14(%)
時価総額 540,750百万円
東映系アニメ制作会社。プリキュアやドラゴンボールなどの映像制作やキャラクター版権ビジネスを展開。映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」等は好調。その他事業は売上増。24.3期3Qは増収。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/10
4880 東証プライム
1,517
4/25 15:00
-9(%)
時価総額 28,345百万円
再生医療が柱のバイオベンチャー。変形性膝関節症治療向け脂肪・血液由来の組織・細胞加工受託サービスが主力。エクソソーム製剤の事業化にも注力。化粧品原料や卵子凍結保管受託サービスを強化育成。1Qは増収確保。 記:2024/03/29
5759 東証グロース
1,183
4/25 15:00
-14(%)
時価総額 10,597百万円
大手車載電池用銅箔メーカー。車載電池用や5G回路基板用などの電解銅箔を展開。車載電池用銅箔市場で国内トップシェア、北米でも首位級。パナソニックが主要顧客。IRA法の影響による輸出減で、3Q累計は足踏み。 記:2024/02/23
6049 東証グロース
258
4/25 15:00
-5(%)
時価総額 5,851百万円
教育ポータルサイト運営会社。国内最大級の学習塾予備校サイト「塾ナビ」や「みんなの学校情報」に加え、家庭教師比較ネットや医学部受験マニュアルも展開。広告宣伝費が大きく増加し、24.10期1Qは利益足踏み。 記:2024/03/30
3,810
4/25 15:00
-90(%)
時価総額 366,960百万円
小型精密制御減速装置大手。減速機の位置決め精度が最も高い波動歯車装置で世界首位。日本は工場稼働率の低下等が響く。24.3期3Qは北米が好調。手術支援ロボット関連向け、アミューズメント機器向けが需要増。 記:2024/02/26
2,889
4/25 15:00
-38(%)
時価総額 135,613百万円
半導体・FPD製造装置部品を製造・販売。真空シールに強み。半導体製造工程向け消耗品も。24.3期3Q累計はパワー半導体用基板が好調。だが半導体装置部品の調整長びく。生産能力増強に向け国内外で工場を建設中。 記:2024/04/11
6957 東証スタンダード
5,910
4/25 15:00
-50(%)
時価総額 45,980百万円
温度センサ専業。幅広い温度領域が測定可能な商品群が強み。24.3期3Q累計は電動車向けが堅調も調理家電、住設機器、産業ロボ向けが冴えず。送金詐欺回収特益を計上。松川工場(福島県)の新生産棟は今年2月着工。 記:2024/04/15
2,304
4/25 15:00
-73(%)
時価総額 225,234百万円
有料老人ホーム「医心館」を運営。慢性期と終末期の看護・介護ケアに特化した医療施設型ホスピスの運営に特徴。医心館事業では6事業所を新規開設。増収効果で販管費の増加等をこなす。24.9期1Qは2桁増収増益。 記:2024/02/26
201
4/25 15:00
-3(%)
時価総額 19,411百万円
BNPL(後払い)決済の総合プロバイダ。独自の与信システムに強み。台湾など海外にも進出。BtoBサービスは売上好調。新規、既存ともに取引増。atoneはECの新規店が伸びる。24.3期2Qは2桁増収。 記:2024/01/27
9436 東証スタンダード
3,395
4/25 15:00
-30(%)
時価総額 182,502百万円
沖縄県が拠点の通信事業会社。KDDIの子会社。県内で「auモバイル」や「UQモバイル」を運営する。FTTHサービスや売電も行う。今期3Q累計はモバイル事業が好調だった。光回線やau電気も堅調に推移した。 記:2024/03/04
901
4/25 15:00
-5(%)
時価総額 26,252百万円
太陽光発電、風力発電など再生可能エネルギー発電所の開発や発電、運営、管理等を手掛ける。海外売電事業等は伸長。O&M事業は堅調。営業外費用は減少。23.12期通期は経常黒字転換。24.12期は2桁増益計画。 記:2024/02/26