マーケット
3/28 15:15
40,168.07
-594.66
39,760.08
+477.75
暗号資産
FISCO BTC Index
3/29 0:09:50
10,774,617
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

売り一巡後は下値の固さなどから下げ渋る【クロージング】

2021/12/2 16:02 FISCO
*16:02JST 売り一巡後は下値の固さなどから下げ渋る【クロージング】 2日の日経平均は反落。182.25円安の27753.37円(出来高概算13億4000万株)で取引を終えた。米カリフォルニア州で初めて新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染が確認され、前日の米国株市場が大幅に続落したことを映して、リスク回避の動きが優勢となり、取引開始直後には一時27644.96円まで下押した。ただ、心理的な節目である27500円を割り込まなかったことや時間外取引での米株先物が堅調に推移していることなどから、次第に押し目を拾う動きもあり、後場は27700円~27800円台でもみ合っていた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄が1400を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、海運が6%を超える大幅高となったほか、電気ガス、ゴム製品、倉庫運輸、その他製品など12業種が上昇。一方、鉱業、空運、精密機器、陸運、情報通信、その他金融など21業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ダイキン<6367>、バンナムHD<7832>、任天堂<7974>、花王<4452>、アステラス薬<4503>がしっかりだった半面、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>、エムスリー<2413>、東エレク<8035>、ソニーG<6758>が軟調だった。 前日の米国市場は感染拡大懸念や供給網の再混乱への警戒感が広がり、主要株価指数は大幅に続落。円相場も113円前後と円高傾向にあり、輸出関連株などを中心とした主力銘柄に値を消す銘柄が目立っていた。一方、外資系証券が目標株価を大幅に引き上げたことがサプライズとなった郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎船<9107>の海運大手3社が値を飛ばしたほか、海運株高に刺激された三井倉HD<9302>、住友倉<9303>、渋沢倉<9304>なども値を上げた。 オミクロン株については、感染地域が広がってきており、再び世界的な感染拡大への警戒感が依然として相場に暗い陰を落としている。関係者は「耐ワクチン性など詳細な情報が判明していないだけに、不気味で不透明感が拭えないこと自体が売り材料になっている」との声が多く聞かれ、目先はオミクロン株の実態解明が待たれるところだ。一方、前日まで2日間でNYダウの下げ幅が1000ドルを超えたことから、2018年のクリスマスショックの再来を警戒する向きもあり、目先は神経質な動きが続きそうだ。 《FA》
関連銘柄 16件
2413 東証プライム
2,169
3/28 15:00
+21(%)
時価総額 1,472,604百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
4452 東証プライム
5,656
3/28 15:00
-56(%)
時価総額 2,686,600百万円
トイレタリー国内最大手。リビングケアやヘルスケアに加え、油脂や機能材料等のケミカル製品を製造、販売する。化粧品でも大手。23年12月期は化粧品やケミカルが足踏みも、トイレタリーが増加。利益率も改善傾向。 記:2024/02/08
4503 東証プライム
1,625
3/28 15:00
-67.5(%)
時価総額 2,983,260百万円
製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
6367 東証プライム
20,610
3/28 15:00
-195(%)
時価総額 6,041,080百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6758 東証プライム
12,930
3/28 15:00
-275(%)
時価総額 16,305,790百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6762 東証プライム
7,392
3/28 15:00
-236(%)
時価総額 2,873,803百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期2Q累計はコンデンサが増収。セラミックコンデンサは自動車市場向け販売が堅調。センサ応用製品も自動車市場向け販売が増加。 記:2023/12/11
2,798
3/28 15:00
-105(%)
時価総額 1,863,468百万円
玩具・模型やゲームが主力。アミューズメント施設運営も。IP活用に強み。24.3期3Q累計は新作オンラインゲームが低調で評価損計上。ゲーム開発の見直しに伴う処分損も響く。4Qに東映アニメ株売却特益を計上へ。 記:2024/02/15
7974 東証プライム
8,259
3/28 15:00
-151(%)
時価総額 10,725,881百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8035 東証プライム
39,260
3/28 15:00
-250(%)
時価総額 18,516,312百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9101 東証プライム
4,150
3/28 15:00
-81(%)
時価総額 2,117,185百万円
海運最大手。コンテナ船等の定期船に加え、ドライバルクやエネルギー等の不定期専用船を展開。海洋資源開発等も。物流事業は足踏み。ターミナル関連部門は国内で取扱量が増加。24.3期3Qは不動産業が増益確保。 記:2024/02/23
9104 東証プライム
4,612
3/28 15:00
-146(%)
時価総額 1,669,595百万円
海運国内2位。船隊数世界2位。コンテナ船・各種専用船・油送船・フェリー内航船を手掛け、タンカーやLNG船、自動車船、ドライバルク船に強み。コンテナ船の短期運賃・期間契約運賃下落で、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/28
9107 東証プライム
2,032.5
3/28 15:00
±0(%)
時価総額 484,229百万円
海運国内3位。持分法会社にコンテナ船のONE社。ドライバルク船や自動車船・内航海運に実績。倉庫管理や陸上輸送等も。LNG船や電力炭船、大型原油船等は順調に稼働。24.3期3Qはエネルギー資源部門が増収。 記:2024/02/10
4,665
3/28 15:00
-150(%)
時価総額 116,261百万円
三井グループの総合物流企業。輸出入から国内配送まで手掛け、主要港でコンテナターミナルも運営。不動産賃貸も。フォワーディング業務は海上・航空運賃の単価下落が響く。24.3期3Qは家電量販店向け物流が取扱増。 記:2024/02/25
9303 東証プライム
2,540
3/28 15:00
-91(%)
時価総額 206,837百万円
大手倉庫会社。入出庫や流通加工の倉庫業に加え、港湾運送、国際輸送、陸上輸送、不動産賃貸・開発、情報システムを提供する。今期3Q累計は海運子会社の連結除外や海上運賃相場の下落が影響。人件費や傭車費等も重し。 記:2024/03/04
9304 東証プライム
3,020
3/28 15:00
-65(%)
時価総額 45,958百万円
倉庫準大手。倉庫、港湾運送、陸上運送、国際輸送や不動産賃貸業を展開。物流は日用品など消費財貨物に強み。横浜地区でのR&D施設賃貸の稼働率向上で、24.3期2Qはその他の物流業務が増収。倉庫業務も売上増。 記:2024/01/08
9984 東証プライム
8,962
3/28 15:00
-87(%)
時価総額 15,441,114百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10