マーケット
4/16 14:18
38,513.23
-719.57
37,735.11
-248.13
暗号資産
FISCO BTC Index
4/16 14:38:34
9,755,161
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

急ピッチの下げの反動から自律反発を狙った買いなどが優勢【クロージング】

2021/12/1 15:59 FISCO
*15:59JST 急ピッチの下げの反動から自律反発を狙った買いなどが優勢【クロージング】 1日の日経平均は4営業日ぶりに反発。113.86円高の27935.62円(出来高概算14億4000万株)で取引を終えた。前日までの3日間で1600円超下落したことなどから、行き過ぎといった見方も高まっており、自律反発を狙った買いが主力株中心に広がった。買い一巡後は27594.01円まで下落幅を広げる場面も見られたが、日米金利差拡大を意識してやや円安傾向にあることも輸出関連株買いに寄与するなか、前場終盤には一時28106.30円まで上昇するなど日経平均は前場だけでも500円幅と大きく変動した。後場は28000円を挟んだ狭いレンジでの推移となった。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄は1300を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、パルプ紙、海運、機械、輸送用機器、不動産など27業種が上昇。一方、情報通信、医薬品、食料品など6業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、リクルートHD<6098>、京セラ<6971>、トヨタ<7203>が堅調だった半面、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、エムスリー<2413>、NTTデータ<9613>、中外薬<4519>が軟化した。 前日の米国市場では、主要株価指数が大幅に下落したが、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリングの加速を検討すると述べたことで早期利上げ観測が高まったことが要因とされた。米国市場の下落影響が警戒されていたものの、急ピッチの下落は行き過ぎとの見方や、円高進行が一服したことで輸出関連株買いにつながるなど、投資家心理の好転に寄与した。 日経平均はひとまず、反発に転じたが、オミクロン株の感染状況などには引き続き注意を払う必要があるだろう。関係者からは「毒性の強弱など詳細な情報が判明するまでは積極的に買い上がる雰囲気にはつながらない」との指摘が聞かれた。また、本日は米国で、11月のADP雇用統計やISM製造業景況指数の発表が予定される。インフレ高進が一段と進むのかどうかも見定める必要がありそうで、当面は海外の情勢をにらみながら不安定な動きが続くことになりそうだ。 《FA》
関連銘柄 10件
2413 東証プライム
1,931
4/16 14:14
+19(%)
時価総額 1,311,018百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
4519 東証プライム
5,117
4/16 14:14
+12(%)
時価総額 8,591,740百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
6,535
4/16 14:14
-240(%)
時価総額 11,083,099百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6367 東証プライム
20,085
4/16 14:14
+25(%)
時価総額 5,887,195百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6954 東証プライム
4,491
4/16 14:14
+95(%)
時価総額 4,533,876百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。24.3期2Qはロボット部門が増収。欧米はEV関連向け、一般産業向けともに堅調。 記:2023/12/11
6971 東証プライム
1,917
4/16 14:14
+4(%)
時価総額 2,895,579百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
7203 東証プライム
3,654
4/16 14:14
-113(%)
時価総額 59,614,962百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
9613 東証プライム
2,302.5
4/16 14:14
-24(%)
時価総額 3,229,256百万円
NTT傘下のSI大手。金融分野や公共・社会基盤分野向けに強み。24.3期3Q累計は親会社との海外通信事業統合会社がフル連結化。公共、金融案件の獲得も順調。営業外の金融費用増。通期営業最高益・増配を見込む。 記:2024/03/07
9983 東証プライム
40,890
4/16 14:14
-730(%)
時価総額 13,012,057百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,056
4/16 14:14
-266(%)
時価総額 13,880,117百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10