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注目銘柄ダイジェスト(前場):マネックスG、LINK&M、ギフティなど

2021/11/30 12:02 FISCO
*12:02JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):マネックスG、LINK&M、ギフティなど ニコン<7731>:1193円(+82円) 大幅反発。岡三証券では投資判断「強気」継続で、目標株価を1500円から1600円に引き上げている。映像事業やFPD露光装置の中長期的な市場減退リスクは考慮する必要はあるが、従来乏しかった成長領域について、コンポーネント事業の立ち上がりや、半導体露光装置の拡大など業績への貢献が期待できる局面に入ったと判断。評価が切り上がる要因になると考えているもよう。現在のPBR水準は割安とみているようだ。 日電子<6951>:9720円(+600円) 大幅続伸。東海東京証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も8000円から10500円に引き上げている。EUV半導体露光装置の需要拡大につれて、収益性の高いマルチビーム方式の電子ビームマスク描画装置の売上高が増加することで、今期以降の高い収益成長を予想、従来見通しも引き上げている。また、SBI証券でも目標株価を10400円から12000円に引き上げている。 LINK&M<2170>:726円(-122円) 大幅続落。663万9400株の自己株式処分、340万3200株の売出、150万6300株のオーバーアロットメントによる売出の実施を発表している。調達資金は主に開発費用やマーケティング費用に充当するもよう。市場に放出される株式数は最大で、自己株式を除いた発行済み株式数の11.0%の水準となる。同様に自己株式を除いた発行済み済み株式の希薄化は最大で7.8%となる。 ギフティ<4449>:2620円(-256円) 大幅続落。海外募集による新株式の発行及び2026年満期ユーロ円建CBの発行を発表している。100万株の新株を募集価格2630円で発行するほか、CBの転換価額は3551円、前日終値比アップ率35.02%で決定。発行新株は発行済み株式数の3.6%に当たるほか、CB発行による潜在株比率は7.17%となる。約100億円の調達資金はM&A資金や借入金返済原資とするもよう。株式価値の希薄化や目先の需給悪化を警戒する動きが優勢に。 マネックスG<8698>:992円(+144円) 大幅反発で上昇率トップ。SMBC証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も850円から1200円に引き上げている。グループの資本調達を伴うM&A や赤字拡大などの不確実性が払拭されたとみられる中、クリプトアセット、日本、米国事業の各事業価値を同業他社の水準と比較した場合、同社株は大幅なディスカウント状態にあると判断しているもよう。 リプロセル<4978>:241円(+18円) 大幅に反発。リプロセルが実施している新型コロナウイルスPCR検査や変異株の特定検査で、新たな変異株のオミクロン株の特定検査が可能であることが判明したと発表している。変異株の特定検査は通常2日間程度を要するが、リプロセルが採用するマルチプレックスPCR法は多くの検体を同時に1-2時間程度で検出できるという。オミクロン株の感染拡大による影響が懸念される中、検査の需要が増加するとの見方から買われているようだ。 アイドマHD<7373>:5230円(+375円) 一時ストップ高。NTT<9432>傘下のNTTドコモに対し、アイドマ・ホールディングスが開発するオンライン商談ツールのOEM提供を開始すると発表している。中堅・中小企業のDX推進に必要なサービスを購入できるドコモのオンラインストア「ビジネスdXストア」の「dXオンライン営業」で提供する予定。また、東証が30日から信用取引規制を解除したことも追い風になっているようだ。 ホロン<7748>:4075円(+125円) 大幅に3日ぶり反発。エー・アンド・デイ(A&D)<7745>と株式交換で経営統合すると発表している。ホロン株1株に対し、A&D株3.60株を割当交付する。29日終値はホロン株が3950円、A&D株が1264円だった。持株会社体制に移行し、グループの戦略機能強化や経営資源の有効活用などを図る。また、両社の技術融合で次世代検査装置の開発を推進する。ホロン株は22年3月30日付で上場廃止になる予定。 《ST》
関連銘柄 10件
563
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 63,657百万円
組織開発、人材開発等を支援する経営コンサルティング会社。ALT派遣等を行うALT配置事業、パソコンスクールの運営等を行うキャリアスクール事業なども。モチベーションクラウドシリーズの売上は順調に拡大。 記:2024/09/01
4449 東証プライム
1,323
11/22 15:30
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時価総額 38,991百万円
eギフトプラットフォーム事業が主力。カジュアルギフトサービス「giftee」、eGift Systemなどを手掛ける。地域通貨サービス等も。gifteeサービスの会員数は219万人超。会員数は順調増。 記:2024/07/08
4978 東証グロース
114
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 10,754百万円
東京大学、京都大学発のバイオベンチャー。iPS細胞関連研究試薬の製造・販売等を行う研究支援事業、臨床検査受託サービス等を手掛けるメディカル事業を展開。臨床用iPS細胞、パーソナルiPS及び臨床検査に注力。 記:2024/09/02
6951 東証プライム
5,662
11/22 15:30
+44(%)
時価総額 291,780百万円
電子光学機器、分析機器、計測検査機器を手掛ける理科学機器メーカー。1949年設立。電子顕微鏡で世界トップシェア。産業機器、医用機器なども展開。理科学・計測機器事業は電子顕微鏡を中心に引き合い順調。 記:2024/10/14
1,670
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 25,536百万円
セールス・プラットフォームサービスを中心とする営業支援サービスが主力。ママワークス等の人材支援サービス、オンラインMTGツール等も手掛ける。営業支援サービス、人材支援サービスともに受注件数は増加傾向。 記:2024/10/26
7731 東証プライム
1,845.5
11/22 15:30
-12.5(%)
時価総額 648,651百万円
大手光学機器メーカー。カメラと半導体やFPDの露光装置で世界トップクラス。眼科領域の顕微鏡等も製造、販売する。業務用カメラの米レッド社買収。カメラや半導体露光装置が堅調。開発費などが重し。医療事業に注力。 記:2024/07/28
1,968
11/22 15:30
+11(%)
時価総額 54,799百万円
計測・計量機器等を手掛けるエー・アンド・デイ、半導体設計回路寸法測定装置等を手掛けるホロンを傘下に収める持株会社。半導体関連事業は次世代機の開発に注力。計測・計量機器事業では米州の事業再構築を図る。 記:2024/06/18
7748 JQスタンダード
3,115
3/29 15:00
-105(%)
時価総額 11,912百万円
半導体の検査・測定装置を展開。マスク用電子ビーム微小寸法測定装置やマスク用元素分析欠陥検査装置を手掛ける。電子ビーム制御技術に定評。次世代機は開発順調。為替差益は増加。22.3期3Qは2桁増収増益。 記:2022/02/14
8698 東証プライム
1,052
11/22 15:30
+28(%)
時価総額 271,360百万円
コインチェック、米TradeStationなどを傘下に収める持株会社。しずおかFGが筆頭株主。NTTドコモと資本業務提携。アセットマネジメント事業を強化。ロボアドバイザーサービスの運用残高は順調増。 記:2024/08/01
9432 東証プライム
156
11/22 15:30
-0.9(%)
時価総額 14,125,849百万円
国内最大の通信会社。NTT東日本、NTT西日本、NTTドコモ、NTTデータグループなどを傘下に持つ。研究開発部門を有する点が特徴。データセンターを拡張。コンシューマ通信事業では顧客基盤の強化を推進。 記:2024/10/10