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前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後はこう着ながらも底堅い値動きになりそう~

2021/11/18 8:41 FISCO
*08:41JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後はこう着ながらも底堅い値動きになりそう~ 18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:売り一巡後はこう着ながらも底堅い値動きになりそう ■メガチップス、22/3上方修正 純利益260億円←40億円 ■前場の注目材料:コマツ、世界工場を活用、鋼材高騰など対応 ■売り一巡後はこう着ながらも底堅い値動きになりそう 18日の日本株市場は、売り先行で始まるものの、売り一巡後は底堅さが意識されそうだ。17日の米国市場はNYダウが211ドル安だった。世界のインフレ高進や新型コロナ再流行を受け経済の回復が損なわれるとの懸念に利食い優勢の展開。アマゾンが来年1月から英国のサイトでビザのクレジットカードの利用を停止すると伝わり、ビザは4%を超える下落でNYダウを下押した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円安の29560円。円相場は1ドル114円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まろう。ただし、米国市場は利益確定の動きと見られ、米株安を嫌気した売り圧力はそれ程強まらないと考えられ、売り一巡後はこう着ながらも底堅い値動きになりそうだ。また、エヌビディアが3%を超える下落となったものの、取引終了後に発表した決算は予想を上回り、時間外取引で4%近く上昇していることから、ハイテク株の下支えとなる可能性もあるため、結果的には日経平均を下支えする格好になりそうだ。 日経平均は5日線を割り込んでくることになろうが、心理的な支持線として意識されている29500円水準での底堅さが見られよう。短期的な売り仕掛けの動きから下振れたとしても11月のSQ値水準での押し目買い意欲は強そうだ。政府は新型コロナの影響を受けた人たちへの支援策などを盛り込んだ、新たな経済対策を19日に決定することにしているため、売り込む流れにはならないだろう。 物色の流れとしては指数がこう着のなかでは、新興市場の中小型株での短期的な値幅取り狙いの動きが中心になりやすい。やや投機的な動きではあろうが、グローバルウェイ<3936>などには資金が集中しやすいところであろう。そのほかは、足元で強いトレンドを形成しており、需給が軽くなっている銘柄などには値幅取り狙いの資金流入が継続しやすいほか、政策に絡んだテーマ性のある銘柄についても循環物色は続こう。 ■メガチップス、22/3上方修正 純利益260億円←40億円 メガチップス<6875>は2022年3月期業績予想の修正を発表。純利益を40億円から260億円に上方修正した。所有のSiTime社株式の売却、SiTime社の新株発行による特別利益などを見込んだ。あわせて150万株(発行済み株数に対する割合7.4%)、50億円を上限とする自社株買いを発表。 ■前場の注目材料 ・米長期金利は低下 ・米国景気の拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・コマツ<6301>世界工場を活用、鋼材高騰など対応 ・極東開発<7226>特装車を増産、設備投資300億円 ・中越パルプ<3877>家庭紙参入、印刷用需要減で収益改善、年産2.2万トン ・マツダ<7261>半導体「汎用品」活用、調達先も複数化 ・アシックス<7936>大会登録サイト運営の豪社買収 ・第一三共<4568>コロナワクチンの第2相治験開始 ・ホンダ<7267>ソフトバンクと車両・歩行者の接触防ぐ、5G活用実証 ・東レ<3402>PMMA中空糸膜採用、透析濾過器を来月国内販売 ・住友ベークライト<4203>国内全拠点グリーン電力化、来年1月から ・東レ<3402>高透明耐熱PPSフィルム開発、5Gアンテナ向け ・三菱ケミカル<4188>ネクスジェンと植物由来の細胞培養で共同研究 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 12件
3402 東証プライム
716.3
4/23 15:00
-8.2(%)
時価総額 1,168,630百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
3877 東証プライム
1,688
4/23 15:00
±0(%)
時価総額 22,543百万円
製紙業界準大手。新聞用紙、印刷用紙、包装用紙、特殊紙、製紙用パルプを手掛け、バイオマス発電による売電も展開。セルロースナノファイバーを利用した農業利用の取組みに着手。業容好調で3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/28
3936 東証グロース
141
4/23 15:00
-1(%)
時価総額 5,133百万円
クラウドプラットフォーム構築支援やセールスフォースの導入支援を行う。転職・就活情報サイト運営も。24.3期3Q累計はエンジニア拡充で構築・導入支援が好伸。スキルシェアは先行投資が続く。通期5割増収を計画。 記:2024/03/12
4188 東証プライム
908.9
4/23 15:00
-7.3(%)
時価総額 1,369,065百万円
国内最大の総合化学メーカー。アクリル樹脂原料や炭素繊維、光学用フィルムに強み。24.3期3Q累計は石化製品の需要が振るわず。だが産業ガスや医薬品が好調。減損損失減少も利益に効く。通期最終増益・増配を計画。 記:2024/02/14
4203 東証プライム
4,283
4/23 15:00
-10(%)
時価総額 401,566百万円
プラスチック製品メーカー。半導体材料や高機能プラスチック、医療機器を製造、販売する。半導体向けに強みを持つ。今期3Q累計は半導体関連材料が堅調に推移した。高機能プラスチックは緩やかな回復傾向となった。 記:2024/04/14
4568 東証プライム
4,663
4/23 15:00
+30(%)
時価総額 9,079,020百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
6301 東証プライム
4,460
4/23 15:00
+3(%)
時価総額 4,340,231百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6875 東証プライム
3,405
4/23 15:00
-35(%)
時価総額 74,801百万円
特定用途用LSIファブレスメーカー。ゲーム機器、デジカメ向け画像処理、事務機器、有線通信用LSIなどを展開。新規LSI事業の立ち上げに経営資源集中。24.3期3Q累計ではASIC事業の需要が堅調。 記:2024/02/22
7226 東証プライム
2,552
4/23 15:00
+23(%)
時価総額 109,067百万円
ダンプトラックやコンクリートポンプ車などの特装車メーカー。ごみ処理施設の建設も。24.3期3Q累計は特装車が国内外で好調。プラント建設や立体駐車場も想定以上。通期計画を上方修正。総還元性向は100%目安。 記:2024/02/14
7261 東証プライム
1,674.5
4/23 15:00
-10(%)
時価総額 1,057,956百万円
自動車メーカー。世界初の圧縮着火ガソリンエンジン「スカイアクティブx」など独自技術を保有。デザイン力にも定評。車載用円筒形リチウムイオン電池の供給でパナソニックエナジーと連携強化。3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/31
7267 東証プライム
1,764.5
4/23 15:00
-9(%)
時価総額 9,588,796百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7936 東証プライム
6,656
4/23 15:00
+60(%)
時価総額 1,263,781百万円
スポーツ用品メーカー。スポーツシューズやウエア、スポーツ用具等を製造、販売。ランニングシューズに強み。日本はオニツカタイガーなどが販売堅調。23.12期通期は大幅増益。24.12期は増収増益見通し。 記:2024/02/24