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NY外為:FOMC予想通りQE縮小開始もタカ派色強めず、ドル買い後退
2021/11/4 4:15
FISCO
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*04:15JST NY外為:FOMC予想通りQE縮小開始もタカ派色強めず、ドル買い後退 連邦準備制度理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)で、市場の予想通り政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を0.00-0.25%に据え置くことを決定した。同時に、経済が目標に一段と近づいたためパンデミック対策として実施している資産購入策の規模を11月末から月150億ドル削減すると発表。見通しリスクは存続しており、経済の見通し次第で、ペース修正する姿勢を示した。 注目のインフレを巡り、最近の高インフレが一過性との見方を再表明。来年の第2、3四半期にインフレは弱まるとの見方を示した。 FRBが警戒されたほどタカ派色を強めずドル買いが後退。ただ、QE縮小開始を受けた金利上昇に伴いドルはその後底堅く推移した。ドル・円は113円80銭まで下落後、114円20銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.16ドル台を回復した。 米10年債利回りは1.6%手前まで上昇した。 【金融政策】 ・米連邦公開市場委員会(FOMC) ・政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を0.00-0.25%に据え置き決 定 【FOMC声明】 「11月末から資産購入額を月150億ドル削減、米国債を700億ドル、MBS350億ドルに修正、米国債の購入を100億ドル減らし12月の購入は600億ドル、MBSを50億ドル300億ドルへ」 「データによると、経済は引き続き強まっている」 「インフレは一過性の要因により上昇」 「回復ペースはパンデミックの回復次第」 「パンデミックにより損傷が大きかった一部経済は回復している」「経済の見通し次第で、ペース修正へ」 「供給混乱が緩和すれば、インフレは弱まると予想」 「金融緩和姿勢を維持すると予想」 「全会一致で決定」 「見通しリスクは存続」 《KY》
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