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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米ISM指数が低調ならドル買い一服

2021/11/1 17:25 FISCO
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米ISM指数が低調ならドル買い一服 1日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想したい。米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に引き締め観測から、ドル買いに振れやすい。ただ、連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、ISM製造業景況指数が低調ならドル買いは一服しそうだ。 前週末に発表された米国の個人消費支出コア指数は前回を小幅に上回ったほか、ミシガン大学消費者態度指数の確報値が上方修正され、金利高に振れた。それを受けユーロ・ドルは1.1530ドル台に失速し、ドル・円は114円10銭付近に浮上。週明けアジア市場は前日行われた日本の総選挙で自民党が絶対安定多数の確保で圧勝し、日経平均株価は大幅高に。ただ、日本株高を好感した円売りは午前中に一巡し、ドル・円はやや失速した。 この後の海外市場は、米金融政策に注目が集まる。明日から開催されるFOMCで資産買入れの段階的縮小(テーパリング)開始の決定はすでに織り込まれ、緩和縮小による金利高・ドル高の基調は継続しそうだ。一方で、今後の利上げに関しては当局者内で意見が分かれているもようで、パウエル議長は早期実施に慎重な見方を示す。今晩のISM製造業景況指数は前回より弱いと予想され、FRBのハト派の見解を裏付ける内容ならドル買いは縮小しよう。 【今日の欧米市場の予定】 ・17:55 独・10月製造業PMI改定値(予想:58.2、速報値:58.2) ・18:00 ユーロ圏・10月製造業PMI改定値(予想:58.5、速報値:58.5) ・18:30 英・10月製造業PMI改定値(予想:56.9、速報値:57.7) ・23:00 米・10月ISM製造業景況指数(予想:60.3、9月:61.1) ・23:00 米・9月建設支出(前月比予想:+0.5%、8月:0.0%) ・23:45 米・10月製造業PMI改定値(予想:59.2、速報値:59.2) (欧州は10月31日から冬時間に移行) 《FA》