マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 2:42:23
15,215,235
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

利食い売り優勢も25日線水準での底堅さが見られる【クロージング】

2021/10/27 16:07 FISCO
*16:07JST 利食い売り優勢も25日線水準での底堅さが見られる【クロージング】 27日の日経平均は小幅に反落。7.77円安の29098.24円(出来高概算11億4000万株)で取引を終えた。前日の急上昇に対する反動から主力株中心に利益確定売りが先行して始まった。寄り付き直後に買い直され一時29139.22円とプラスに転じる場面が見られたものの続かず、反対に前引けにかけて28870.25円まで下げ幅を広げた。もっとも、31日の衆院選を前に積極的に売り買いを手がける向きが少ないほか、前日の米国株の上昇が相場の下支え要因となったほか、下値抵抗帯とみられている25日線水準での底堅さが見られ、こう着ながらも大引けにかけて戻り歩調に転じていた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1400に迫り、全体の6割超を占めた。セクター別では、輸送用機器、食料品、保険、化学など9業種が上昇。一方、海運が3%を超える下げとなったほか、空運、電気ガス、情報通信、非鉄金属、電気機器など24業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、日東電工<6988>、信越化<4063>、リクルートHD<6098>、日立建機<6305>がしっかりだった半面、ソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>、ソニーG<6758>、キヤノン<7751>、ファナック<6954>が軟調だった。 前日の米国市場は、好調な経済指標などを映して主要株価指数は上伸したが、日経平均は前日に2%近く急伸しただけに、目先の利益を確保する動きが広がった。また、通期業績予想を下方修正したキヤノンが一時6%超急落したほか、通期予想を上方修正したものの、市場コンセンサスの範囲内だった日本電産<6594>も一時4%超下落。一方、通期予想を上方修正した新光電工<6967>や日東電工などが上昇するなど、本格化する主要企業の決算内容を見極めたいとする様子見ムードも。 きょうの下げも特段の悪材料があるわけではないとの声が多い。また、選挙結果を見極めたいと見ている投資家も多く、商いが膨らみづらい需給状況のなか、短期筋による指数先物での売買に振り回されており、目先はこう着の強い値動きを強いられそうだ。このため、本格化している国内主要企業の決算発表で、市場予想を上回る好調な銘柄などをじっくりと探す場面と捉えて、押し目を拾うきっかけを見つけた方が良さそうだ。 《FA》
関連銘柄 12件
4063 東証プライム
5,649
11/22 15:30
+53(%)
時価総額 11,307,558百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
9,824
11/22 15:30
+288(%)
時価総額 16,208,048百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6305 東証プライム
3,377
11/22 15:30
+30(%)
時価総額 726,443百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。製品力、グローバルネットワークなどが強み。米州事業は拡大続く。海外レンタル事業の拡大等に注力。 記:2024/10/20
6594 東証プライム
2,858
11/22 15:30
-50(%)
時価総額 3,408,362百万円
総合モーターメーカー最大手。旧社名は日本電産。京都府京都市に本社。精密小型モーター、車載・産業用モーター、商業・産業用ロボットなどを手掛ける。電動パワステ用モーターなどに強み。車載向けは収益性最優先。 記:2024/10/14
6758 東証プライム
2,948
11/22 15:30
-3.5(%)
時価総額 18,404,653百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6954 東証プライム
4,114
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6967 東証プライム
5,255
11/22 15:30
-22(%)
時価総額 710,329百万円
半導体パッケージメーカー。フリップチップタイプパッケージが主力。長野県長野市に本社。海外売上比率が高い。セラミック静電チャック等も。プラスチックBGA基板は生産能力増強図る。光電融合デバイスの開発に注力。 記:2024/09/02
6988 東証プライム
2,403.5
11/22 15:30
-1.5(%)
時価総額 1,698,700百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7751 東証プライム
5,054
11/22 15:30
+61(%)
時価総額 6,740,838百万円
精密機器大手。1937年設立。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上比率は7割超。商業印刷、産業印刷分野はラインアップ強化図る。 記:2024/10/21
9433 東証プライム
5,030
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17