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前場に注目すべき3つのポイント~積極的に上値は追いづらいものの、先高期待は強い~

2021/10/19 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~積極的に上値は追いづらいものの、先高期待は強い~ 19日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:積極的に上値は追いづらいものの、先高期待は強い ■大東建、2Q上方修正 営業利益620億円←500億円 ■前場の注目材料:東芝、PLC開発支援クラウド提供、工場のテレワーク促す ■積極的に上値は追いづらいものの、先高期待は強い 19日の日本株市場は、底堅い展開が見込まれる。18日の米国市場はNYダウが36ドル安だった。中国の経済成長の鈍化や鉱工業生産が予想を下回ったため売りが先行した。ただし、売り一巡後は下げ渋りを見せたほか、ナスダック、S&P500は上昇。決算期待からの押し目買い意欲の強さが窺え、大型テック株のほか、半導体株の一角には買いが入っていた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比180円高の29090円。円相場は1ドル114円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からやや買い先行で始まることになりそうだ。昨日の日経平均は先週の上昇に対する利益確定の動きが優勢となり、一時29000円を下回る場面があったものの、終値では29000円をキープした。1000円超の上昇を見せた先週の反動と見れば、相当底堅さが意識されており、押し目買い意欲の強さが窺える。 本日も29000円固めから、こう着感の強い相場展開になりそうだが、25日線が位置する29270円水準の突破を想定したタイミング待ちといったところだろう。また、米国市場では先週末に決算評価で買われたゴールドマン・サックスが引き続き買われたほか、AMDなど半導体株の一角が強い動きを見せていることもあり、支援材料になりそうだ。中国関連などは手控えられやすいものの、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が底堅い値動きを見せてくるようであれば、日経平均の25日線突破を意識させよう。 もっとも、東証1部の売買高は10億株台と低水準である。先物主導による短期的な売買の影響を受けやすいほか、物色については商品市況の上昇を背景とした資源株などに短期資金が集中している状況であり、限られた資金が一極集中している状況でもある。そのため積極的に上値は追いづらいものの、来週から決算が本格化することもあり、成長銘柄などの押し目を狙う動きになろう。また、引き続き政策期待が高まるなか、関連する銘柄での循環物色が意識されやすいところである。 ■大東建、2Q上方修正 営業利益620億円←500億円 大東建<1878>は第2四半期業績予想の修正を発表。売上高は7600億円から7810億円、営業利益を500億円から620億円に上方修正した。コンセンサス(550億円程度)を上回る。工事の進捗が想定よりも進んでいることに加え、好調な入居率を背景に一括借上事業収入が増加していることから、前回発表の業績予想を上回る見通し。 ■前場の注目材料 ・ナスダック総合指数は上昇(15021.81、+124.47) ・シカゴ日経先物は上昇(29090、大阪比+180) ・1ドル114円30-40銭 ・SOX指数は上昇(3338.78、+24.37) ・大型経済対策への期待 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・東芝<6502>PLC開発支援クラウド提供、工場のテレワーク促す ・積水ハウス<1928>英社の筆頭株主に、工業化住宅を拡大 ・トヨタ<7203>3800億円投資、米に車載電池新工場、25年稼働 ・三菱電機<6503>昇降機事業を製販一体、来春、ビルシステム再編 ・三菱商事<8058>脱炭素で2兆円投資、再生エネに重点 ・日立<6501>日立など3者、アクチニウム225を高効率で高品質製造 ・日本製鉄<5401>日鉄と神鋼、子会社統合を12月に延期 ・川重<7012>藤田医大と検体・医薬品などサービスロボ実証 ・鈴茂器工<6405>米飯盛り付けロボ拡販、病院など需要取り込む ・ハーモニック<6324>有明工場にライン新設、精密減速機46%増強 ・ローム<6963>ワイヤレス給電 最大1ワット、ウエアラブル機器用チップ ・日本ケミコン<6997>アルミ電解コンデンサー、静電容量2割向上 ・戸田工業<4100>調湿ナノ粒子でコロナ不活化確認 ・ユーグレナ<2931>JR貨物と提携、トラックにバイオ燃料 ・大王製紙<3880>三島工場でバイオガスなど混焼、CO2を4割減 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・衆院選公示(31日投開票) <海外> ・09:30 豪準備銀行10月理事会議事要旨 《ST》
関連銘柄 16件
1878 東証プライム
17,280
11/22 15:30
+30(%)
時価総額 1,190,920百万円
建物賃貸国内最大手。賃貸住宅管理戸数、賃貸仲介件数などで業界トップ。一括借上の賃貸経営受託システムが強み。投資マンションの販売等も。中計では27.3期売上高2兆円目標。不動産開発事業の拡大等に注力。 記:2024/06/09
1928 東証プライム
3,532
11/22 15:30
+46(%)
時価総額 2,418,300百万円
ハウスメーカー大手。戸建住宅事業、賃貸・事業用建物事業、賃貸住宅管理事業、国際事業が柱。建築・土木事業、仲介・不動産事業等も展開。戸建住宅事業では大空間リビング、次世代室内環境システムなどが好評。 記:2024/10/22
2931 東証プライム
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11/22 15:30
±0(%)
時価総額 59,023百万円
ミドリムシ等を活用した健康食品、化粧品の開発・製造・販売等を行うヘルスケア事業が主力。バイオ燃料の開発・製造・販売等も。青汁のキューサイを傘下に持つ。次世代エイジングケアブランド「CONC」に積極投資。 記:2024/09/02
3880 東証プライム
812
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 137,239百万円
製紙メーカー大手。1943年設立。新聞用紙などの紙・板紙部門、衛生用紙や紙おむつなどのホーム&パーソナルケア部門が柱。「エリエール」ブランドで知名度。海外事業における商品戦略及び販売戦略の再構築図る。 記:2024/10/13
4100 東証スタンダード
1,534
11/22 15:30
+7(%)
時価総額 9,356百万円
1823年創業の化学素材メーカー。広島市に本社。フェライトコンパウンド・フェライト材料等の電子素材が主力。磁性粉末材料等の機能性顔料も。27.3期営業利益率5%目指す。選択と集中の加速による事業成長図る。 記:2024/10/09
5401 東証プライム
3,125
11/22 15:30
+12(%)
時価総額 2,969,753百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
1,882
11/22 15:30
-102(%)
時価総額 181,265百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータなども手掛ける。先進医療用途は需要拡大。配当性向30%目処。27.3期売上900億円目標。 記:2024/07/26
6405 東証スタンダード
1,694
11/22 15:30
+14(%)
時価総額 21,954百万円
寿司ロボット、盛付けロボット等の製造・販売を行う米飯加工機械メーカー。寿司ロボットで世界トップシェア。子会社で衛生資材の製造・販売等も手掛ける。盛付けロボットの市場拡大、新規事業の創出などに取り組む。 記:2024/10/10
6501 東証プライム
3,821
11/22 15:30
+71(%)
時価総額 17,716,330百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6503 東証プライム
2,584
11/22 15:30
-16(%)
時価総額 5,460,514百万円
総合電機メーカー大手。FAシステムや自動車機器のインダストリー・モビリティ部門、ビルシステムや空調・家電のライフ部門が柱。重電システム、人工衛星等も。インフラ部門では防衛・宇宙事業等にリソース投入。 記:2024/10/07
6963 東証プライム
1,414
11/22 15:30
-32.5(%)
時価総額 570,917百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。SiCなどパワーデバイスは生産能力増強進める。LSIの新商品開発で新規需要の獲得図る。 記:2024/10/20
6997 東証プライム
1,135
11/22 15:30
-11(%)
時価総額 24,902百万円
1931年創業の電子部品メーカー。アルミ電解コンデンサで世界トップシェア。電気二重層キャパシタにも強み。ホンダなどが主要取引先。ICT市場、産業機器市場を最重要戦略市場に位置付け。高付加価値品の拡販図る。 記:2024/06/29
7012 東証プライム
6,282
11/22 15:30
+53(%)
時価総額 1,054,886百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。1878年創業。エネルギー・環境ソリューション分野などに注力。 記:2024/10/20
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8058 東証プライム
2,646.5
11/22 15:30
+0.5(%)
時価総額 11,059,771百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07