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個人投資家・有限亭玉介:相場好転!?DXなどの強いテーマは監視継続【FISCOソーシャルレポーター】

2021/10/17 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:相場好転!?DXなどの強いテーマは監視継続【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2021年10月11日14時に執筆 改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 先日就任された岸田新総理は緊縮財政派としての一面があります。それでも基本的な政策は、アベノミクスを継承した菅前総理と同じような既定路線になるとの予想が大半です。10月8日の所信表明演説では「成長と分配」を強調していましたが、内容は特に真新しさはありませんでしたねぇ。 不安感が漂う今の時期に、いきなり金融所得課税の強化を引っ張りだして市場を冷ますのは疑問でしたが、岸田総理がその点に関して、10月10日のフジTV番組で「当面は触れない」と明らかにした事が好感され、11日には買いが入りました。それぐらい警戒されていた…という事でもありましたが「もっと早く言ってよぉ…」と、思った投資家さんも多いのではないでしょうか…。 そんな不安を尻目に中国REIT市場は活況となっており、中国市場の底堅さも伺えます。巨大な市場を持ち、トップダウンで政策を打ち出せる中国ならば、強引に恒大集団のリスクを逓減させる事も…まぁ、可能でしょう。そのリスクが解消された際には市場は好感するでしょうから、その口火を切る習近平主席の鶴の一声はあるのか…そうなると、やはりバイデン米大統領も加えた、日米中のトップの言葉には引き続き注意していきたいもんです。 海外情勢に左右される相場も継続していますので、外務大臣を長く経験し、英語も堪能な岸田総理には米中対立の渦中でも日本が利益を得られるような交渉が出来ると、あたくしは密かに期待しています。改めてGo Toトラベルを再開するなら、割引システムの構築や感染対策など1回目の失敗を活かしてスムーズに施行してもらいたいですな。 さて、なるべく海外リスクを避けた思惑のあるテーマ性に目を向けてみると、やはりDX関連が妥当かもしれませんねぇ。今回はDX関連を中心にチェックして参ります。まずは9月29日に上場したばかりの直近IPOからプロジェクトカンパニー<9246>です。同社はDXを活用したコンサルティングを提供するなど、上場直後から物色されておりますよ。 9月29日に上方修正を発表したハイマックス<4299>は、じわじわと上昇トレンドを形成しています。4期連続での過去最高益予想となり業績も好調の同社は、金融業界向けサービスが伸長している模様です。 各種決済プラットフォームを手掛けるビリングシステム<3623>は、長い下落トレンドから9月に底を打って切り返すと一目均衡表(日足)の雲を上抜きました。払込票のバーコードをスマートフォンのカメラで読み取ると、登録した銀行口座からすぐに支払いが出来る「PayB」を東邦ガス<9533>に提供した事も材料視されているようです。 9月30日の決算発表後から下値を切り上げた識学<7049>は、10月7日に管理部門構築サービス及び管理部門特化型のDX支援サービスを開始するとの発表が材料視されているようです。経営コンサルティングをより包括的に行えるようになると思われます。 IT&コンサルティング事業の需要が拡大しているバーチャレクスHD<6193>は、10月4日に上方修正を発表すると22年3月期の経常利益が過去最高益となる見通しです。チャート(日足)も直近で年初来高値を更新しており、DXの潮流に乗って下値を切り上げるか。 最後は、全固体ナトリウムイオン二次電池の開発に思惑がある日本電気硝子<5214>です。9月29日に上方修正を発表すると急動意しました。PER・PBRも割安で、自社株買いの発表も好感されています。EVや脱炭素の潮流は、原子力推進派の岸田総理でも継続でしょうな。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《TY》
関連銘柄 7件
3623 東証グロース
906
3/28 15:00
-3(%)
時価総額 5,947百万円
収納代行やクイック入金、大規模決済、スマートフォン決済、送金サービス等を提供。スマホ決済サービスPayBの利用可能金融機関は646。キャッシュレス決済端末事業は計画上振れ。23.12期3Qは2桁増収。 記:2024/01/27
4299 東証スタンダード
1,439
3/28 15:00
-66(%)
時価総額 17,862百万円
独立系SI。金融案件に強み。野村総研、IBM、富士通が主顧客。24.3期上期は大型案件延伸で想定の受注を確保できず。人件費増も利益の重石に。中計では26.3期に営業益20億円超を目指す。配当性向4割目安。 記:2024/01/17
5214 東証プライム
3,861
3/28 15:00
+95(%)
時価総額 384,258百万円
FPD用ガラスや自動車部品用ガラス繊維で高シェア。電子デバイス用ガラスや耐熱ガラスも。23.12期3Q累計は下期に入り医薬用管ガラスや耐熱ガラスの需要が更に軟化。FPD用ガラスやガラス繊維も低迷を脱せず。 記:2024/01/15
941
3/28 15:00
-4(%)
時価総額 2,814百万円
CRMサービス会社。企業と顧客の接点に係るコンサルティングやソフトウエアの提供に加え、コールセンター運営等も行う。24.3期2Qは増収。IT&コンサルティング事業が売上牽引。大型コンサル案件が売上貢献。 記:2023/12/11
7049 東証グロース
526
3/28 14:59
-6(%)
時価総額 4,353百万円
組織運営理論の識学を使った組織コンサルティングや従業員研修、webサービス、関連書籍の出版を行う。マネジメントコンサルティングサービスは売上堅調。累計契約社数は4049社と増加。24.2期3Qは増収。 記:2024/01/27
1,610
3/28 15:00
-86(%)
時価総額 9,225百万円
DX関連に特化したコンサルティングを行い、デジタルを活用した事業開発や既存業務の効率化などを提供。デジタルトランスフォーメーション事業は堅調。コンサルサービス等が好調。23.12期3Q累計は大幅増収。 記:2024/01/06
9533 東証プライム
3,343
3/28 15:00
-8(%)
時価総額 351,871百万円
都市ガス大手。日本四大都市ガスの一角を形成。愛知や岐阜、三重が営業エリア。ガス機器販売や設置工事、電気供給も事業領域。自動車関連を中心に工業用販売が高比率。原料関連の市況変動もあり、3Q累計は利益急伸。 記:2024/01/30