マーケット
4/24 9:48
38,243.21
+691.05
38,503.69
+263.71
暗号資産
FISCO BTC Index
4/24 10:08:34
10,344,005
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~改めて政策期待が高まる相場展開が意識されやすい~

2021/10/14 8:32 FISCO
*08:32JST 前場に注目すべき3つのポイント~改めて政策期待が高まる相場展開が意識されやすい~ 14日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:改めて政策期待が高まる相場展開が意識されやすい ■ABCマート、22/2上方修正 経常利益312億円←311億円 ■前場の注目材料:東芝、波長4マイクロメートルの面発光半導体レーザー ■改めて政策期待が高まる相場展開が意識されやすい 14日の日本株市場は、こう着ながらも底堅い相場展開が見込まれる。13日の米国市場はNYダウが0.53ドル安だった。9月の米CPIが予想を上回りインフレ懸念が高まったほか、金利先高感に加えて、年末商戦に向けたサプライチェーン混乱が浮き彫りとなり企業の業績に影響するとの懸念に下げ幅を拡大した。その後、長期金利の低下を受けたハイテク株の上昇が下支えとなり、引けにかけてダウは下げ幅を縮小した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円高の28195円。円相場は1ドル113円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。警戒されていた米CPIは予想を上回ったものの、長期金利は低下したことからNYダウは持ち直している。FOMC議事要旨についても予想の範囲内との見方から市場の反応は限られていた。ハイテク株の一角が買われている流れを受けて、指数インパクトの大きい値がさ株などが日経平均をけん引しそうである。 もっとも、JPモルガン・チェースは良好な決算だったものの、2%を超える下落となった。国内においても決算後の市場反応はまちまちであり、決算内容を見極めたいとする模様眺めムードが次第に強まってくる可能性はありそうだ。そのため商いは膨らみづらく、値動きの強い銘柄などに短期資金が集中しやすい需給状況は続きそうである。ただし、米国市場で警戒されていたCPIの発表やFOMC議事録の公表を波乱なく通過したこともあり、買いを手控えていた向きにとっては押し目買いを入れやすいところか。 日経225先物は28000円水準での底堅さが意識されており、心理的な上値抵抗となる75日線水準での煮詰まり感が台頭。日経平均も5日線を支持線に75日線との攻防を見せている。決算に対する不透明感から積極的な上値追いの動きは限られるものの、本日の衆院解散によって、改めて政策期待が高まる可能性も意識されやすく、押し目買い意欲の強さから、75日線突破を試す動きも期待されてきそうだ。また、指数はこう着ながらも政策期待が高まるなかにおいては、政策テーマに関連する材料株などへは個人主体の資金が向かいやすいだろう。 ■ABCマート、22/2上方修正 経常利益312億円←311億円 ABCマート<2670>は2022年2月期業績予想の修正を発表。経常利益を311億円から312億円に上方修正した。上半期の販管費の抑制が下半期においても継続できるものと考えている。なお、消費環境やマインドが改善されていくものと考えているものの、年末年始商戦を迎えるにあたり、感染再拡大の懸念があるとして、個別の売上高を15億円減少の1761億円に修正。 ■前場の注目材料 ・ナスダック総合指数は上昇(14571.64、+105.71) ・シカゴ日経先物は上昇(28195、大阪比+55) ・SOX指数は上昇(3192.75、+14.61) ・VIX指数は低下(18.64、-1.21) ・米長期金利は低下 ・大型経済対策への期待 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・東芝<6502>波長4マイクロメートルの面発光半導体レーザー ・日鍛バルブ<6493>低硫黄燃料対応の中空構造品、舶用エンジン効率冷却 ・ホンダ<7267>中国にEV2工場、専用ブランド生産 ・デンカ<4061>高機能球状フィラー増産、大牟田を増強 ・クボタ<6326>ハウス栽培スマート化、大阪・岸和田市と連携 ・日立<6501>日本みらいキャピタルに産業用CTなど売却 ・ダイキン<6367>京セラと「パフォーマンス向上起床」開発、快適な目覚め提供 ・ホンダ<7267>新型ジェット構想、米大陸無給油で横断 ・三菱電<6503>冷蔵庫生産一時停止、コロナ禍で部品供給遅れ ・ホンダ<7267>中国で電動化加速、EV専売店展開 ・ホンダ<7267>「センシング」全方位に拡大、来年発売モデルから ・クボタ<6326>北海道に農業学習施設、ファイターズ新球場近く ・富士通<6702>トレンドマイクロと「つながる車」セキュリティーで協業 ・三菱電機<6503>知財公開で社外連携加速 ・SOMPO<8630>介護職に2年20億円、人材確保・育成 ・サンバイオ<4592>再生細胞で脳損傷治療、市販にらみ体制構築 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・10:30 野口日銀審議委員あいさつ <海外> ・09:00 ボウマン米FRB理事討論会参加 ・09:30 豪・9月失業率(予想:4.8%、8月:4.5%) ・09:30 豪・9月雇用者数増減(予想:-11.00万人、8月:-14.63万人) ・10:30 中・9月消費者物価指数(前年比予想:+0.8%、8月:+0.8%) ・10:30 中・9月生産者物価指数(前年比予想:+10.5%、8月:+9.5%) 《ST》
関連銘柄 12件
2670 東証プライム
3,173
4/24 9:44
+39(%)
時価総額 785,695百万円
靴小売最大手。「ABCマート」を運営。韓国でトップシェア。「ナイキ」や「アディダス」などナショナルブランドと強固な関係を構築。自社製品にも定評。ブラックフライデーセールの好調もあり、3Q累計は増収増益。 記:2024/01/27
4061 東証プライム
2,266.5
4/24 9:44
-14(%)
時価総額 200,712百万円
化学メーカー。リチウムイオンバッテリーや5G関連の最先端素材、ワクチンや検査試薬、特殊混和剤、肥料、機能性樹脂、食品用包装シート等を提供する。今期3Q累計は民生機器や高圧ケーブル向けが足踏みとなった。 記:2024/04/13
4592 東証グロース
422
4/24 9:44
+5(%)
時価総額 28,961百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
6326 東証プライム
2,484
4/24 9:44
+41.5(%)
時価総額 2,981,414百万円
農業機械で世界有数。ダクタイル鉄管や水処理システム、小型建機、芝刈り機、空調機器なども展開。フランスの農作業機器メーカーBCT社をグループ化。北米の住宅やインフラ開発需要を取入れ、23.12期は利益急伸。 記:2024/03/30
6367 東証プライム
20,270
4/24 9:44
+320(%)
時価総額 5,941,421百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6493 東証スタンダード
353
4/24 9:36
±0(%)
時価総額 10,230百万円
独立系の自動車部品メーカー。小型エンジンバルブに強み。舶用部品も。24.3期3Q累計は顧客の生産回復が追い風。値上げや円安も寄与。販管費増こなして二桁増収・大幅増益に。舶用部品工場の火災に伴う特損を計上。 記:2024/04/09
6501 東証プライム
13,575
4/24 9:44
+360(%)
時価総額 13,148,365百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6503 東証プライム
2,447.5
4/24 9:44
+22.5(%)
時価総額 5,255,277百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6702 東証プライム
2,535
4/24 9:44
+67(%)
時価総額 5,250,259百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
7267 東証プライム
1,779
4/24 9:44
+14.5(%)
時価総額 9,667,593百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
8630 東証プライム
3,087
4/24 9:44
+29(%)
時価総額 3,057,618百万円
大手損保会社の一角。損保ジャパンを中核に、損害保険や生命保険、海外保険を提供する。介護・ヘルスケアにも注力。今期3Q累計は増収、利益は大幅改善した。海外保険の引受、資産運用が拡大。国内生損保も堅調に推移。 記:2024/04/02