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中国恒大問題の再燃を映して売り膨らむ【クロージング】

2021/10/4 16:41 FISCO
*16:41JST 中国恒大問題の再燃を映して売り膨らむ【クロージング】 4日の日経平均は6営業日続落。326.18円安の28444.89円(出来高概算13億2000万株)で取引を終えた。前週末の米国株の上昇などを背景に買い戻しの動きが先行して始まった。ただ、中国の不動産大手、中国恒大集団の簿外債務に関する報道や香港市場での恒大関連企業などの取引停止などを受けて、中国リスクが再燃し、朝方の買いが一巡した後は先物主導で売りが膨らんだ。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄が1200を超え、全体の5割超を占めた。セクター別では、空運、陸運、その他金融、パルプ紙、不動産など18業種が上昇。一方、海運が7%を超える大幅安となったほか、電気機器、ガラス土石、精密機器、化学など15業種が下落。指数インパクトの大きいところでは、アステラス薬<4503>、住友不<8830>、中外薬<4519>、KDDI<9433>、塩野義<4507>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、エムスリー<2413>、アドバンテス<6857>が軟調だった。 中国恒大は、帳簿外に公式債務の5割を超える隠し債務を抱えている疑惑が浮上していると伝わったことなどから、香港市場の株価指数が2%超える下げとなったほか、時間外取引での米株先物も下落しているため、リスク回避ムードが優勢となった。海外投資家などによる225先物売りが膨らみ、日経平均も一時28343.58円まで下げ幅を広げた。 岸田新内閣がスタートし、大胆な政策への期待に加え、経済活動の再開による景況感の改善期待もあり、押し目を拾う動き見られたが、中国の不動産業界の債務問題や電力不足問題、米国の連邦政府の債務上限問題など海外での不安要素が山積しており、今後も相場の重荷になりそうだ。このため、米中の懸念材料が落ち着くまでは、目先、不安定な相場展開を余儀なくされそうだ。 《FA》
関連銘柄 10件
2413 東証プライム
1,883
4/25 15:00
-22.5(%)
時価総額 1,278,429百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
4503 東証プライム
1,455
4/25 15:00
-14(%)
時価総額 2,671,165百万円
製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
4507 東証プライム
7,148
4/25 15:00
-195(%)
時価総額 2,227,217百万円
製薬メーカー。抗HIV薬や抗インフル薬など感染症分野に強み。24.3期3Q累計は海外子会社及び輸出の売上が増加。セフィデロコルが欧米で伸びる。ロイヤリティー収入ではHIVフランチャイズ販売が堅調。 記:2024/03/05
4519 東証プライム
4,860
4/25 15:00
-291(%)
時価総額 8,160,222百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
6857 東証プライム
5,342
4/25 15:00
-93(%)
時価総額 4,092,875百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,455
4/25 15:00
-158(%)
時価総額 4,497,532百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
8035 東証プライム
33,600
4/25 15:00
-1,210(%)
時価総額 15,846,869百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8830 東証プライム
5,290
4/25 15:00
-192(%)
時価総額 2,518,495百万円
総合不動産大手。首都圏のビル賃貸が収益柱で、東京都心を中心に競争力のあるオフィスビルを多数保有。既存ビルは空室率改善。不動産販売事業は堅調。計上戸数の増加や利益率の改善等が寄与。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,347
4/25 15:00
-8(%)
時価総額 10,016,270百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9984 東証プライム
7,603
4/25 15:00
-152(%)
時価総額 13,099,619百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10