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日経平均は3万円水準での底堅さを確認【クロージング】

2021/9/28 16:24 FISCO
*16:24JST 日経平均は3万円水準での底堅さを確認【クロージング】 28日の日経平均は続落。56.10円安の30183.96円(出来高概算15億株)で取引を終えた。27日の米国市場は長期金利の上昇や原油先物相場の強い値動きを背景に、グロースから景気敏感株へ資金シフトが見られた。この流れを受けた東京市場は、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などの軟調地合いにより売り先行で始まり、寄り付き直後には30001.99円まで下落幅を広げる場面も見られた。 しかし、大台の3万円を割り込まなかったことから後場は持ち直し、底堅い値動きに。また、中国不動産市場の信用不安が高まるなか、香港市場では中国恒大や融創中国が大きく上昇したことが安心感に繋がった。さらに9月権利取りの動きにより引けにかけて、一時30207.63円と下落幅を縮める場面も見られている。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数、値下がり数は拮抗。セクターでは鉱業、繊維、銀行、非鉄金属、石油石炭など15業種が上昇。一方で、海運が8%を超える下落となったほか、精密機器、空運、その他製品など18業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、エーザイ<4523>、ホンダ<7267>、ダイキン<6367>、オムロン<6645>が上昇する半面、アドバンテスト<6857>、エムスリー<2413>、東エレク<8035>、テルモ<4543>が軟調。 米国市場でのハイテク株売りのほか、緊急事態宣言について30日で解除する方針を分科会が承認したことで、いったんは利益を確定させる動きにも繋がったと見られる。ただし、日経平均は大台の3万円を割り込まなかったことで押し目買い意欲の強さを確認すると、中国恒大や融創中国が大きく上昇したことが中国リスクへの警戒感を和らげたこともあり、買い戻しの流れとなった。また、9月権利取りの動きも引けにかけて入ったと考えられる。 明日は自民党総裁選の投開票となる。新総裁の決定で強弱感は対立する可能性はあるものの、政策期待は依然として高まっていることから、押し目買い意欲は強そうだ。また、今後は配当再投資による需給面での下支えも意識されよう。配当落ち分を考慮すると、日経平均は3万円近辺がニュートラルの水準であり、引き続き3万円処での底堅さが期待されそうである。 《FA》
関連銘柄 9件
2413 東証プライム
1,425
11/22 15:30
-12.5(%)
時価総額 967,675百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
4523 東証プライム
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時価総額 1,379,037百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」、不眠症治療剤「デエビゴ」などが主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アルツハイマー病治療剤「レケンビ」に積極的な成長投資実施。 記:2024/10/20
4543 東証プライム
3,073
11/22 15:30
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時価総額 4,580,912百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
6367 東証プライム
18,295
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時価総額 5,362,521百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6645 東証プライム
5,011
11/22 15:30
-98(%)
時価総額 1,033,494百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
7267 東証プライム
1,362.5
11/22 15:30
+17(%)
時価総額 7,194,000百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17