マーケット
3/28 15:15
40,168.07
-594.66
39,760.08
+477.75
暗号資産
FISCO BTC Index
3/28 21:55:00
10,653,598
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は3万円水準での底堅さを確認【クロージング】

2021/9/28 16:24 FISCO
*16:24JST 日経平均は3万円水準での底堅さを確認【クロージング】 28日の日経平均は続落。56.10円安の30183.96円(出来高概算15億株)で取引を終えた。27日の米国市場は長期金利の上昇や原油先物相場の強い値動きを背景に、グロースから景気敏感株へ資金シフトが見られた。この流れを受けた東京市場は、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などの軟調地合いにより売り先行で始まり、寄り付き直後には30001.99円まで下落幅を広げる場面も見られた。 しかし、大台の3万円を割り込まなかったことから後場は持ち直し、底堅い値動きに。また、中国不動産市場の信用不安が高まるなか、香港市場では中国恒大や融創中国が大きく上昇したことが安心感に繋がった。さらに9月権利取りの動きにより引けにかけて、一時30207.63円と下落幅を縮める場面も見られている。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数、値下がり数は拮抗。セクターでは鉱業、繊維、銀行、非鉄金属、石油石炭など15業種が上昇。一方で、海運が8%を超える下落となったほか、精密機器、空運、その他製品など18業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、エーザイ<4523>、ホンダ<7267>、ダイキン<6367>、オムロン<6645>が上昇する半面、アドバンテスト<6857>、エムスリー<2413>、東エレク<8035>、テルモ<4543>が軟調。 米国市場でのハイテク株売りのほか、緊急事態宣言について30日で解除する方針を分科会が承認したことで、いったんは利益を確定させる動きにも繋がったと見られる。ただし、日経平均は大台の3万円を割り込まなかったことで押し目買い意欲の強さを確認すると、中国恒大や融創中国が大きく上昇したことが中国リスクへの警戒感を和らげたこともあり、買い戻しの流れとなった。また、9月権利取りの動きも引けにかけて入ったと考えられる。 明日は自民党総裁選の投開票となる。新総裁の決定で強弱感は対立する可能性はあるものの、政策期待は依然として高まっていることから、押し目買い意欲は強そうだ。また、今後は配当再投資による需給面での下支えも意識されよう。配当落ち分を考慮すると、日経平均は3万円近辺がニュートラルの水準であり、引き続き3万円処での底堅さが期待されそうである。 《FA》
関連銘柄 9件
2413 東証プライム
2,169
3/28 15:00
+21(%)
時価総額 1,472,604百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
4523 東証プライム
6,231
3/28 15:00
-169(%)
時価総額 1,847,909百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
4543 東証プライム
2,759.5
3/28 15:00
±0(%)
時価総額 2,095,898百万円
医療機器メーカー。心臓血管領域のカテーテル製品に強み。脳血管領域を強化中。電子体温計も。24.3期上期は国内が足踏み。だが欧米を牽引役に海外販売堅調。円安も効いて増収増益に。通期最高業績・連続増配を計画。 記:2024/01/14
6367 東証プライム
20,610
3/28 15:00
-195(%)
時価総額 6,041,080百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6645 東証プライム
5,392
3/28 15:00
-59(%)
時価総額 1,112,073百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。24.3期3Q累計はヘルスケア事業が堅調。中国におけるネブライザの需要増などが寄与。 記:2024/02/13
6857 東証プライム
6,695
3/28 15:00
-110(%)
時価総額 5,129,501百万円
半導体の動作を試験するテスター大手。メモリ向け世界トップシェア。ディスプレイ・ドライバーIC用テスタでもトップシェア。半導体・部品テストシステム事業部門はスマホ向けが足踏み。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/09
7267 東証プライム
1,863.5
3/28 15:00
-34.5(%)
時価総額 10,126,790百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
8035 東証プライム
39,260
3/28 15:00
-250(%)
時価総額 18,516,312百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9984 東証プライム
8,962
3/28 15:00
-87(%)
時価総額 15,441,114百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10