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過熱感の後退や政策期待から買い戻しの動きに【クロージング】

2021/9/17 15:58 FISCO
*15:58JST 過熱感の後退や政策期待から買い戻しの動きに【クロージング】 17日の日経平均は反発。176.71円高の30500.05円(出来高概算15億9000万株)で取引を終えた。直近の調整で過熱感がやや解消されたほか、中国市場の落ち着いた動きから中国リスクを警戒した売り方の買い戻しも見られた。三連休を前に持ち高調整の動きもあり、こう着感の強い展開ではあったが、自民党総裁選が告示され、立候補者による政策に対する期待も根強く、大引け間際には30541.99円まで上値を伸ばした。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1400を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、海運、空運、サービス、陸運、情報通信など25業種が上昇。一方、鉄鋼、非鉄金属、不動産、ガラス土石、精密機器など8業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、エムスリー<2413>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、テルモ<4543>が堅調。半面、ダイキン<6367>、ファーストリテ<9983>、TOTO<5332>、京セラ<6971>、富士フイルム<4901>が軟調だった。 前日の米国市場は、高安まちまちだったが、経済対策への期待感も根強く、海運や石油石炭、機械などシクリカル銘柄の一角に物色の矛先が向かった。また、米ハイテク株高の流れを引き継いで、半導体関連株など指数寄与度の大きい値がさ株が値を上げたことも全般を押し上げている。後場に入ると、傘下ファンドが、保有する韓国ネット通販大手株式を売却したと伝わったソフトバンクGが上げ幅を拡大させたことも好影響を与えた。 欧米市場との比較で日本市場の割安感が引き続き意識され、海外勢の資金が流入しているとの声が聞かれた。また、新型コロナウイルスの新規感染者数の増加傾向が鈍化しており、経済活動の正常化期待も出始めており、再び日本株に目を向ける投資家もいるとされる。ただ、ここからさらに上昇するには、中国企業のデフォルト問題が落ち着き、米国の経済指標も持ち直しが確認でき、景気懸念が後退することがポイントになりそうだ。 《FA》
関連銘柄 10件
2413 東証プライム
1,883
4/25 15:00
-22.5(%)
時価総額 1,278,429百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
4543 東証プライム
2,597.5
4/25 15:00
-82.5(%)
時価総額 3,872,085百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
3,323
4/25 15:00
-84(%)
時価総額 4,133,403百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
5332 東証プライム
4,336
4/25 15:00
-52(%)
時価総額 767,390百万円
衛生陶器大手。国内首位のトイレに強み。バス・キッチンや洗面商品も。24.3期3Qは日本住設事業が堅調。パブリック用途は足踏みだが、住宅用途のリモデルが売上増。米州事業ではネオレスト、ウォシュレットが堅調。 記:2024/04/13
6367 東証プライム
20,400
4/25 15:00
+130(%)
時価総額 5,979,526百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6857 東証プライム
5,342
4/25 15:00
-93(%)
時価総額 4,092,875百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6971 東証プライム
1,927.5
4/25 15:00
-22(%)
時価総額 2,911,439百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
8035 東証プライム
33,600
4/25 15:00
-1,210(%)
時価総額 15,846,869百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
41,540
4/25 15:00
-1,540(%)
時価総額 13,218,900百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,603
4/25 15:00
-152(%)
時価総額 13,099,619百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10