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注目銘柄ダイジェスト(前場):大紀アルミ、高度紙、カドカワなど

2021/8/2 12:07 FISCO
*12:07JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):大紀アルミ、高度紙、カドカワなど 大紀アルミ<5702>:1454円(+247円) 急騰。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は55.2億円で前年同期比4.3倍と急拡大、上半期予想は従来の62.3億円から96.4億円、同3.8倍に、通期では111.5億円から146.6億円、前期比58.6%増に上方修正。市況上昇によるスプレッドの拡大で利益率が上昇しているもよう。上振れ期待はあったとみられるが、修正幅は想定以上との評価が優勢になっている。 カドカワ<9468>:4910円(+645円) 急騰。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は58.7億円で前年同期比63.9%増益となっている。据え置きの通期計画は100-140億円のレンジ予想となっており、想定以上の好進捗と受けとめられている。ゲーム事業は不振であったものの、電子書籍・電子雑誌の伸長などで主力の出版事業が大幅増益となっているほか、映像事業も低水準だった前年同期から大きく回復している。 コーセー<4922>:15450円(-1800円) 大幅続落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は35億円で前年同期比3.1倍となったが、50億円程度の市場予想を下回っている。国内回復の遅延や中国EC競争激化などで、会社想定も下回ったもよう。決算期変更となる21年12月期計画の200億円は据え置いているものの、進捗率は低く、未達懸念が強まる格好になっている。株価は昨年来の高値圏にあったため、失望売りが先行する形のようだ。 JR東<9020>:7190円(-90円) 続落。先週末に第1四半期決算を発表、営業損益は552億円の赤字で前年同期比では1230億円の改善となったが、市場想定は下回ったとみられる。定期外収入が急回復しているものの、一昨年比では依然として水準の低い状態となっている。4度目の緊急事態宣言もあって、通期の会社側営業利益計画740億円の達成は厳しいとの見方が優勢に。なお、JR西日本<9021>やJR東海<9022>は業績予想を下方修正している。 商船三井<9104>:6230円(+580円) 大幅続伸。場中に発表した業績・配当予想の上方修正を受けて先週末に急伸、本日も上値追いの動きが続いている。通期営業利益は従来予想の280億円から350億円に上方修正、年間配当金は150円から550円に引き上げている。とりわけ、大幅な増配によって利回り妙味が強まっている。前週末終値をベースにすると配当利回りは9.7%の水準に達しており、極めてインパクトが強まる状況のようだ。 IXナレッジ<9753>:825円(+78円) 大幅に続伸。15万株(1.00億円)を上限として自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.51%。取得期間は2日から12月22日まで。機動的な資本政策の実施を可能とするとともに資本効率の向上を図る。22年3月期第1四半期(21年4-6月)の営業利益はシステム開発案件などの受注が拡大し、前年同期比121.4%増の3.63億円で着地した。通期予想は前期比3.6%増の9.00億円で維持した。 ホロン<7748>:3070円(+195円) 大幅に反発。一部メディアが実施した売上高100億円以下の上場企業を対象にした調査で、3年前と比べて配当総額の伸び率が大きかった企業のランキングでトップとなった。集計企業の配当総額合計が3年前に比べて44%増となる中、ホロンは4.75倍に膨らんでいる。調査では「半導体市場の好況も支えに利益を稼ぎ、これに連動して株主への利益還元も増やした」と分析している。 高度紙<3891>:3975円(+550円) 大幅に反発。22年3月期の営業利益を従来予想の30.00億円から37.00億円(前期実績27.61億円)に上方修正している。主力製品のアルミ電解コンデンサ用セパレータで車載向けや産業機器向けを中心に需要が増加したため。稼働率向上による原価率低減も利益を押し上げる見込み。第1四半期(21年4-6月)の営業利益は前年同期比108.1%増の13.15億円で着地した。 《ST》
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3891 東証スタンダード
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アルミ電解コンデンサ用セパレータで世界トップシェア。リチウムイオン二次電池用セパレータ、電気二重層キャパシタ用セパレータ等も手掛ける。高知県高知市に本社。車載、通信など成長市場での競争力強化を推進。 記:2024/10/06
4922 東証プライム
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大手化粧品メーカー。1946年創業。コスメデコルテ、雪肌精、エスプリークなど有力ブランド多数。アジアなど海外でも事業展開。アルビオンを傘下に持つ。グローバル展開加速、独自商品の積極的な開発等に取り組む。 記:2024/10/14
5702 東証プライム
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1922年創業のアルミニウム二次合金メーカー。合金事業や原料事業、ダイカスト事業等を展開。生産量は世界トップクラス。大手自動車メーカーなどが主要取引先。新生産システムの構築、原料の自力回収力の強化図る。 記:2024/10/24
7748 JQスタンダード
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時価総額 11,912百万円
半導体の検査・測定装置を展開。マスク用電子ビーム微小寸法測定装置やマスク用元素分析欠陥検査装置を手掛ける。電子ビーム制御技術に定評。次世代機は開発順調。為替差益は増加。22.3期3Qは2桁増収増益。 記:2022/02/14
9020 東証プライム
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国内最大、世界でも最大級の鉄道会社。関東、甲信越、東北までの1都16県が営業エリア。流通・サービス事業、不動産・ホテル事業等も。ホテル、ショッピングセンターは売上順調。28.3期営業利益4100億円目標。 記:2024/06/04
9021 東証プライム
2,795.5
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時価総額 1,364,212百万円
大手鉄道会社。近畿、北陸、中国、九州北部が鉄道営業エリア。山陽新幹線、北陸新幹線などを運行。流通業、不動産業、旅行・地域ソリューション業も展開。高付加価値の不動産アセット拡充など不動産事業の拡大図る。 記:2024/08/01
9022 東証プライム
3,104
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時価総額 3,197,120百万円
国鉄民営化で誕生した東海地盤の鉄道会社。東海道新幹線が収益の柱。ジェイアール名古屋タカシマヤ等の流通業、不動産業、ホテル業等も。東海道新幹線は個室を導入予定。台湾高鐵から技術コンサルティングを受託。 記:2024/06/04
9104 東証プライム
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時価総額 1,968,668百万円
海運国内2位。1884年創業。三井グループ。ドライバルク事業、エネルギー事業、製品輸送事業が柱。LNG船の所有・管理・運航で世界シェアトップクラス。配当性向30%目安。非海運事業のアセット積み増し図る。 記:2024/07/29
9468 東証プライム
4,291
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+163(%)
時価総額 608,395百万円
旧KADOKAWAとドワンゴが経営統合。出版・IP創出事業が主力。アニメ・実写映像事業、ゲーム事業、通信制高校の運営等も。中計では28.3期売上高3400億円目標。出版IP数の拡大などに取り組む。 記:2024/06/13
9753 東証スタンダード
1,033
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+28(%)
時価総額 11,156百万円
独立系システムインテグレーター。ITコンサルティングからシステム開発、保守、運用等を手掛ける。業種別売上では金融・証券、産業・サービス比率が高い。26.3期売上高245億円目標。中核事業の拡大図る。 記:2024/06/17