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指数インパクトの大きい主力処が軒並み大きく調整【クロージング】

2021/7/28 16:17 FISCO
*16:17JST 指数インパクトの大きい主力処が軒並み大きく調整【クロージング】 28日の日経平均は4営業日ぶりに反落。388.56円安の27581.66円(出来高概算10億3000万株)で取引を終えた。27日の米国市場では主要な株価指数が下落するなか、東京市場においても売り優勢の相場展開となった。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行後は、ハンセン指数の反発を受け下げ幅を縮める場面も見られた。しかし、ハンセン指数は依然として不安定な動きを続けているほか、東京都の新型コロナの新規感染者数が本日もかなり増えるとの報道も伝わり、引けにかけては持ち高調整の流れから、一時27500円を割り込む場面も見られた。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1600を超えており、全体の7割超を占めている。セクターでは、鉄鋼、石油石炭、パルプ紙、電力ガス、繊維、精密機器が小じっかり。半面、金属製品、情報通信、サービスの下落率が2%を超えたほか、空運、その他製品、陸運、電気機器、証券の弱さが目立った。指数インパクトの大きいところでは、テルモ<4543>、ソニーG<6758>、日清粉G<2002>、コマツ<6301>が堅調。一方でソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>が軟調。 前日に4%を超える下落となったハンセン指数が反発を見せたことから前場半ばにかけて日経平均は下落幅を縮めたが、その後ハンセン指数が下げに転じる場面も見られたことから、嫌気売りに繋がっていた。その後はハンセン指数はプラス圏で推移したことから落ち着きを見せるなか、東京都の新型コロナの新規感染者数が本日もかなり増えるとの、西村経済再生担当相の発言が伝わると、引けにかけては持ち高調整に向かわせたようである。 ソフトバンクGとファーストリテが年初来安値を更新しているほか、東エレク、アドバンテストなど、指数インパクトの大きい主力処が軒並み大きく調整していることから、反発期待の買いが入りづらいところである。また、決算を手掛かりとした個別物色は見られるものの、マザーズ指数は3%を超える下落で調整を強めてきており、個人主体の需給悪化への懸念も高まってきているようである。決算発表が本格化するなかで積極的な売買は手控えられやすく、薄商いのなかを先物主導による仕掛け的な動きに振らされやすい。 《FA》
関連銘柄 8件
2002 東証プライム
1,964
4/19 15:00
-24.5(%)
時価総額 597,759百万円
国内最大の製粉会社。製粉ベースで国内シェア約40%。グローバル製粉業界6位、先進国向けで3位級。加工食品やペットフード、電子材料も事業領域。製粉や中食・惣菜の好調、食品事業の回復で、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/29
4543 東証プライム
2,538.5
4/19 15:00
-36(%)
時価総額 3,784,134百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
6301 東証プライム
4,353
4/19 15:00
-63(%)
時価総額 4,236,105百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6758 東証プライム
12,530
4/19 15:00
-230(%)
時価総額 15,801,357百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6857 東証プライム
5,484
4/19 15:00
-251(%)
時価総額 4,201,671百万円
半導体の動作を試験するテスター大手。メモリ向け世界トップシェア。ディスプレイ・ドライバーIC用テスタでもトップシェア。半導体・部品テストシステム事業部門はスマホ向けが足踏み。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/09
8035 東証プライム
33,530
4/19 15:00
-3,210(%)
時価総額 15,813,854百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
40,520
4/19 15:00
-430(%)
時価総額 12,894,315百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,648
4/19 15:00
-228(%)
時価総額 13,177,152百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10