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注目銘柄ダイジェスト(前場):Jリース、エーザイ、買取王国など

2021/7/16 12:04 FISCO
*12:04JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):Jリース、エーザイ、買取王国など Jリース<7187>:1553円(+247円) 大幅続伸。前日に業績予想の上方修正を発表、上期では営業利益を従来予想の4.7億円から7億円、前年同期比2.1倍に、通期では同利益を12億円から14.5億円、前期比53.8%増にまで引き上げている。主にオフィス、テナントなどを対象とした事業用賃料保証が業績拡大に寄与したほか、与信審査の強化や債権管理業務の強化策が奏功して、貸倒コストの抑制、債権管理業務コストの削減につながったようだ。想定以上の業績拡大がインパクトに。 ベクトル<6058>:1095円 カ - ストップ高買い気配。前日に第1四半期決算を発表、営業損益は11.7億円の黒字で、前年同期0.2億円の赤字から黒字転換を果たし、上半期計画の10.7億円を超過する形となっている。ダイレクトマーケティング事業を筆頭に、PR・広告事業、プレスリリース配信事業などが大幅増収増益になった。広告宣伝費投下の可能性として業績予想は据え置いているが、想定以上の第1四半期実績がポジティブなインパクトにつながっている。 エーザイ<4523>:9499円(-1021円) 大幅続落。米バイオジェンと共同開発したアルツハイマー型認知症治療薬「アデュカヌマブ」について、米国の大手病院が相次いで使用しない方針を示したと前日に伝わっている。これを受けて、米国市場ではバイオジェンが大幅安となっており、同社にも売り圧力が波及している。同薬の安全性や効果に対する慎重な見方が出ているもようであり、早期の業績貢献期待低下など先行き不透明感が強まっているようだ。 レーザーテック<6920>:21710円(-140円) 大幅反落。前日に台湾TSMCが決算を発表、4-6月期の売上高・粗利益率はほぼ市場想定線での着地となっている。7-9月期見通しに関してもコンセンサス水準となっている。サプライズは小さい決算内容とみられるが、期待値が高まっていたこともあり株価は大きく下落しており、米半導体関連にも売りが波及の形に。東京市場でも同社など半導体製造装置関連株の下げが目立つ動きとなっている。 ファーストリテ<9983>:76550円(-3050円) 大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は2279億円で前年同期比72.1%増益となった。3-5月期は599億円で前年同期比では黒字に転換している。一方、通期予想は従来の2550億円から2450億円、前期比64.0%増に下方修正。国内ユニクロ事業の下振れなどが背景とみられる。下方修正幅は限定的であるものの、依然として株価の割高感が意識される中、売り材料にはつながっているようだ。 リアルワールド<3691>:563円(+25円) 一時ストップ高。暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するbitFlyer(東京都港区)と提携したと発表している。グループ会社のREAL FINTECH(東京都渋谷区)とともに運営するギフトサービス「RealPayギフト」に、暗号資産のビットコインを選べるギフトとして新たに追加する。RealPayギフトの採用企業は、暗号資産を利用したプロモーションや報酬提供が可能になるとしている。 Bエンジニア<7352>:1757円(+107円) 年初来高値。21年8月期の営業利益を従来予想の0.68億円から1.02億円(前期実績は非開示)に上方修正している。企業によるDX推進などでITエンジニアの需要が高まり、積極的な広告投資や採用、営業体制の強化でMidworks事業の稼働人数が想定より上振れしているため。営業体制の見直しなどで業務効率を高め、人件費率が下がったことも利益を押し上げる見通し。 買取王国<3181>:720円(+56円) 年初来高値。22年2月期第1四半期(21年3-5月)の営業利益を前年同期比238.1%増の0.70億円と発表している。新型コロナウイルス感染拡大の影響で前年同期に落ち込んだファッション・ホビーが回復したことに加え、粗利率の改善や経費削減への取り組みが奏功した。通期予想は前期比28.4%減の0.90億円で据え置いた。進捗率は77.8%に達しており、第1四半期の順調なスタートが投資家から好感されているようだ。 《ST》
関連銘柄 8件
3181 東証スタンダード
640
11/22 15:30
-15(%)
時価総額 2,345百万円
総合リユースショップ「買取王国」を展開。愛知県地盤。プロ向け専門店「工具買取王国」なども。ファッション商材の売上比率が高い。新しいPOSシステムは25.2期下期に開発完了予定。買取効率の向上等に注力。 記:2024/08/02
3691 東証グロース
614
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 2,531百万円
ギフト発行サービスのデジタルギフト、デジタルウォレットを手掛けるフィンテック事業が柱。デジタルマーケティング支援、メディア運営等も行う。フィンテック事業では給与前払いサービス「即払い」などに注力。 記:2024/07/05
4523 東証プライム
4,650
11/22 15:30
+31(%)
時価総額 1,379,037百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」、不眠症治療剤「デエビゴ」などが主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アルツハイマー病治療剤「レケンビ」に積極的な成長投資実施。 記:2024/10/20
6058 東証プライム
942
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 44,193百万円
大手PR会社。PR戦略の立案・実行、コンサル等を行う。ダイレクトマーケティング事業、プレスリリース配信事業等も。PR TIMESを傘下に持つ。配当性向30%以上基準。26.2期EBITDA109億円目標。 記:2024/10/29
6920 東証プライム
17,280
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 1,629,262百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7187 東証プライム
1,272
11/22 15:30
-21(%)
時価総額 22,743百万円
家賃債務保証、医療費保証、養育費保証を手掛ける保証関連事業が主力。不動産仲介・管理業務等を行う不動産関連事業、IT関連事業も展開。店舗網などが強み。住居用賃料保証では販路拡大、営業強化に取り組む。 記:2024/08/20
7352 東証グロース
791
11/22 15:30
-14(%)
時価総額 34,246百万円
フリーランスエンジニアと企業を繋ぐマッチングサービス「Midworks」が主力。マーケティングプラットフォームサービス等も手掛ける。エンジニアプラットフォームサービスでは新規案件の獲得などに注力。 記:2024/10/26
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25