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前場に注目すべき3つのポイント~エーザイの上昇が日経平均を下支え~

2021/6/8 8:40 FISCO
*08:40JST 前場に注目すべき3つのポイント~エーザイの上昇が日経平均を下支え~ 8日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:エーザイの上昇が日経平均を下支え ■ACCESS、1Q営業損失 赤字縮小▲10.17億円 ■前場の注目材料:川重、産ロボ—周辺機器の接続仕様を公開、導入を迅速化 ■エーザイの上昇が日経平均を下支え 8日の日本株市場は引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。7日の米国市場ではNYダウが126ドル安だった。5月消費者物価指数(CPI)の発表を控えて様子見姿勢が強いなか、足元で株価上昇が続いていた景気敏感株を中心に利益確定の売りに押され、終日マイナス圏での推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比120円高の29140円。円相場は1ドル109円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。なお、米食品医薬品局(FDA)は、エーザイ<4523>と米バイオジェンが共同開発したアルツハイマー型認知症治療薬候補「アデュカヌマブ」を承認した。米当局がアルツハイマー治療薬を承認するのは初めてとなり、これを受けてバイオジェンは38%超の上昇となった。ナスダッは上昇したものの、バイオ株のインパクトによる影響が大きく、ハイテク株は全般弱含みであった。 そのため、シカゴ先物にサヤ寄せする形となったとしてもエーザイのインパクトによるところであり、市場全体への物色に広がりをみせてくる動きは期待しづらいところ。昨日の先物市場の手口を見てもロールオーバー中心の取引と観測される。限月間スプレッドの商いも膨らんでいる状況であることから、方向性は出にくいと考えられる。エーザイの上昇分をヘッジする形で先物への買いも見られそうだが、インパクトは限られそうである。 そのため、日経平均は引き続き75日線を上値抵抗としたこう着感の強い相場展開になりそうであり、物色としては個別の材料株への短期的な値幅取り狙いの売買が中心になりやすいだろう。そのほか、米国では景気敏感株を中心に利益確定の動きが目立っていたこともあり、ややグロース株への物色を意識した動きも出てくる可能性があるため、注目しておきたいところ。 ■ACCESS、1Q営業損失 赤字縮小▲10.17億円 ACCESS<4813>は2022年1月期第1四半期決算を発表。売上高は前期比30.4%増の17.37億円、営業損失は10.17億円(前期は16.60億円の損失)だった。概ね計画どおりに推移しており、前年同四半期との比較においては、国内事業における受託案件やロイヤリティ収入が増加したほか、海外事業におけるロイヤリティ収入が増加した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(29019.24、+77.72) ・ナスダック総合指数は上昇(13881.72、+67.23) ・シカゴ日経225先物は上昇(29140、大阪比+120) ・VIX指数は変わらず(16.42、±0.00) ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・川重<7012>産ロボ—周辺機器の接続仕様を公開、導入を迅速化 ・加地テック<6391>新型圧縮機、水素拠点のコスト削減 ・日立<6501>遠隔医療ビジネス脚光、日立・ソニーなど、英新興に出資 ・東芝<6502>1000億円で自己株取得、特別配当は500億円 ・トヨタ<7203>サブスクに対応車種、ソフト更新で機能拡充 ・ヤマハ発<7272>電動自転車でシニア深耕、免許返納後の移動手段に ・日ピストン<6461>31年3月期目標、売上高1000億円、新規事業4割超 ・キトー<6409>中国生産見直し、ワイヤホイスト、タイ移管有力 ・NEC<6701>農業ICT基盤拡充、営農改善機能追加、豪で実証 ・ダイキン<6367>経営計画で8000億円投資、省エネ・デジタル推進 ・ロート薬<4527>季節に合わせた薬草湯で元気に、三重に温浴施設 ・武田薬<4502>国内工場で100%再エネ電力、温室ガス年4万トン減 ・協和キリン<4151>アムジェンと共同開発契約、アトピー性皮膚炎薬で ・大王製紙<3880>世界売上高26年度1兆円、家庭向け、紙・板紙超えへ ・中外薬<4519>創薬研究加速、クライオ電子顕微鏡を導入 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 4月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:+0.8%、3月:+0.6%) ・08:30 4月実質賃金総額(前年比予想:+1.4%、3月:+0.8%) ・08:50 1-3月期GDP2次速報(前期比年率予想:-5.0%、1次速報:-5.1%) ・08:50 4月経常収支(予想:+1兆5006億円、3月:+2兆6501億円) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 17件
3880 東証プライム
1,110
4/19 15:00
-16.5(%)
時価総額 187,604百万円
国内4位の製紙メーカー。紙・板紙に強み。家庭紙製品やペットケア製品を強化中。24.3期上期は国内の衛生用紙や大人用紙オムツが堅調。紙・板紙は需要足踏みも値上げ進展で採算改善進む。通期でも黒字復帰の見込み。 記:2024/01/11
4151 東証プライム
2,609
4/19 15:00
-26(%)
時価総額 1,408,860百万円
バイオ医薬品メーカー。キリンの子会社。バイオ医薬品の中で、特に抗体医薬に強みを持つ。腎やがん、免疫、神経の分野で医療用医薬品を開発する。今期3Q累計は国内が足踏みも、北米など、海外が堅調に推移した。 記:2024/01/15
4502 東証プライム
4,069
4/19 15:00
-20(%)
時価総額 6,438,277百万円
製薬最大手。糖尿病治療薬のピオグリタゾン、消化性潰瘍治療剤のランソプラゾールなどを展開。希少疾患部門は売上増。フォン・ヴィレブランド病治療剤「ボンベンディ」は米国で需要増。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/10
4519 東証プライム
4,921
4/19 15:00
-169(%)
時価総額 8,262,644百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
4523 東証プライム
5,901
4/19 15:00
+77(%)
時価総額 1,750,042百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
4527 東証プライム
2,918.5
4/19 15:00
+32.5(%)
時価総額 689,285百万円
大衆薬大手。目薬やスキンケア用品、内服薬などを手掛け、OTC目薬やリップクリームで国内首位。機能性食品や再生医療を育成。デジタル医療領域からのアプローチにも着手。主力商品や好調で、3Q累計は増収・増益。 記:2024/03/29
4813 東証プライム
1,441
4/19 15:00
-4(%)
時価総額 57,111百万円
ガラケーの組込みブラウザに強み。スマホ普及に対応すべく、IoT分野を強化中。資本業務提携したNTTが第2位株主に。24.1期3Q累計は国内IoT堅調も台湾の通販向けクラウドが不振。欧州のTV関連も冴えず。 記:2024/01/17
6367 東証プライム
19,215
4/19 15:00
-290(%)
時価総額 5,632,186百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6391 東証スタンダード
5,130
4/19 15:00
-260(%)
時価総額 8,813百万円
圧縮機メーカー。プラントやペットボトル、水素ステーション向けの空気、ガスの圧縮機を製造、販売する。今期3Q累計は3割超の増収、利益は黒字転換した。大口のプラント向け圧縮機やカーボンニュートラル関連が好調。 記:2024/02/26
6409 東証プライム
2,724
1/25 15:00
+2(%)
時価総額 57,335百万円
搬送機械メーカー。チェーンブロックやロープホイスト等の巻上機からレバーブロックやクレーン等の多様な製品を手掛ける。インフラ需要継続で米州は好調。為替差益を計上。23.3期2Qは2桁の増収、経常増益。 記:2023/01/14
6461 東証プライム
1,900
9/27 15:00
+18(%)
時価総額 15,911百万円
自動車メーカー向けピストンリング、バルブシート、シリンダ、カムシャフト等を製造。金属粉末射出成形品など非自動車領域も。産業機器向け製品は伸び悩むが、自動車関連製品事業は収益伸長。24.3期1Qは2桁増益。 記:2023/09/16
6501 東証プライム
13,330
4/19 15:00
-425(%)
時価総額 12,911,065百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6701 東証プライム
10,780
4/19 15:00
-175(%)
時価総額 2,941,323百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
7012 東証プライム
4,799
4/19 15:00
-74(%)
時価総額 805,858百万円
総合重機大手。発電設備、二輪車、造船、鉄道車両、航空機等を展開。エネルギーソリューション&マリン事業は堅調。LPG/アンモニア運搬船の増収効果などが寄与。車両事業は売上増。24.3期2Q累計は増収。 記:2024/01/16
7203 東証プライム
3,522
4/19 15:00
-80(%)
時価総額 57,461,384百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7272 東証プライム
1,379.5
4/19 15:00
-36(%)
時価総額 1,449,374百万円
輸送機器大手。二輪で世界2位、船外機やウォータービークルでは世界トップ級。産業用ロボット、ゴルフカー、発電機なども事業領域。水素エンジン搭載ゴルフカーを開発。出荷増で23.12期営業利益は過去最高益更新。 記:2024/02/23