マーケット
3/29 9:07
40,359.00
+190.93
39,807.37
+47.29
暗号資産
FISCO BTC Index
3/29 9:27:39
10,704,255
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

市場参加者が限定的で全般に模様眺めムード広がる【クロージング】

2021/6/1 15:55 FISCO
*15:55JST 市場参加者が限定的で全般に模様眺めムード広がる【クロージング】 1日の日経平均は続落。45.74円安の28814.34円(出来高概算9億0747万株)で取引を終えた。前日の下げの反動から全般に買い戻しや押し目買いが先行してスタートし、一時29075.47円まで上昇した。ただ、29000円と抜けてくると戻り待ちの売りが出たほか、前日の米英市場が休場で海外投資家の動きは鈍いだけに買いも続かなかった。もっとも、下値を売り込む流れにもならず、日経平均は25日線水準まで下落した後は、28800円辺りでの底堅い値動きが続いた。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄が1300を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、鉱業、海運、輸送用機器がいずれも2%を超える上昇となるなど、21業種が上昇。一方、鉄鋼が2.06%と大きく下げたほか、医薬品、情報通信など12業種が下落。指数インパクトの大きいところでは、トヨタ<7203>、デンソー<6902>、TDK<6762>、スズキ<7269>が堅調だった半面、ソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>、エムスリー<2413>、ファーストリテ<9983>が軟調だった。 米英市場が休場のため外国人投資家の市場参加は乏しい状況だったほか、日本独自の手掛かり材料にも欠け、前日の下げの反動から買いが先行したものの買いは続かず、全般は見送り色の強い展開だった。こうしたなか、半導体受託製造世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が日本で実施する先端半導体の研究開発に国内企業20社超が参加することが判明したことを手掛かりにイビデン<4062>や旭化成<3407>、信越化<4063>、芝浦<6590>などの個別材料株に投資家の注目が集まるなど個別物色が中心。 米国では1日が5月ISM製造業景況指数、2日はベージュブック、3日は5月ADP雇用統計と5月ISM非製造業景況指数などの主要な経済指標の発表が予定されている。投資家の関心が米国のインフレ動向に集まっているだけに、これら指標を受けた米国市場の動きが気掛かりとみている投資家が多く、積極的に売り買いを手掛ける雰囲気はない。このため、目先は短期筋の仕掛け的な売買に振り回される可能性が大きくなりそうだ。 《FA》
関連銘柄 12件
2413 東証プライム
2,161
3/29 9:04
-8(%)
時価総額 1,467,172百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
3407 東証プライム
1,117.5
3/29 9:04
+10.5(%)
時価総額 1,557,719百万円
総合化学大手。マテリアル、住宅、ヘルスケアの領域で事業展開。住宅部門は堅調。建築請負部門は伸び悩むが、不動産部門等がカバー。クリティカルケア事業ではAEDの販売量が増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/11
4062 東証プライム
6,760
3/29 9:04
+24(%)
時価総額 952,220百万円
ICパッケージ基板で世界トップ。プリント配線板、自動車排ガス浄化装置でも高シェア。環境用途向けに強み。24.3期3Qはセラミック事業が堅調。ディーゼル・パティキュレート・フィルターは価格転嫁等で売上増。 記:2024/02/10
4063 東証プライム
6,555
3/29 9:04
-51(%)
時価総額 13,268,126百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
6590 東証プライム
6,350
3/29 9:04
-30(%)
時価総額 88,722百万円
FPD・半導体製造装置メーカー。液晶製造向け洗浄装置で高シェア。真空応用装置も手掛ける。ファインメカトロニクス部門は堅調。半導体前工程ではウェーハ向け装置等が順調。為替差益増。24.3期3Qは経常増益。 記:2024/02/26
6762 東証プライム
7,461
3/29 9:04
+69(%)
時価総額 2,900,628百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期2Q累計はコンデンサが増収。セラミックコンデンサは自動車市場向け販売が堅調。センサ応用製品も自動車市場向け販売が増加。 記:2023/12/11
6902 東証プライム
2,894.5
3/29 9:04
+9.5(%)
時価総額 9,122,827百万円
国内最大、世界2位の自動車部品メーカー。エンジンやHV車のパワーコントロールユニット、走行安全関連製品を手掛ける。北米地域は黒字転換。電動化・安心・安全製品の拡販等が寄与。24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2024/01/08
7203 東証プライム
3,819
3/29 9:04
+13(%)
時価総額 62,306,935百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7269 東証プライム
1,728
3/29 9:04
+7(%)
時価総額 3,394,805百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的な大手メーカー。インドで最大手。船外機や電動車いすも手掛ける。今上期は二桁の増収、増益と伸長した。円安が追い風となった。価格改定も寄与した。 記:2023/12/25
9433 東証プライム
4,493
3/29 9:04
+25(%)
時価総額 10,352,681百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
47,380
3/29 9:04
+670(%)
時価総額 15,077,311百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,949
3/29 9:04
-13(%)
時価総額 15,418,715百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10