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買い先行も目先的な達成感などから次第に上値の重い展開に【クロージング】

2021/5/24 16:13 FISCO
*16:13JST 買い先行も目先的な達成感などから次第に上値の重い展開に【クロージング】 24日の日経平均は小幅に3営業日続伸。46.78円高の28364.61円(出来高概算9億9383万株)で取引を終えた。先週末に発表された欧米での総合購買担当者指数(PMI)が製造業、非製造業とも好調で、世界的な景況感の改善を映して景気敏感株などを中心に買いが先行。寄り付き直後には一時28584.18円まで上昇幅を広げた。ただ、心理的な抵抗線である28500円回復で戻り待ちの売りも意識されやすく、その後は薄商いのなか、こう着感の強い相場展開が続いた。景気敏感株への物色が強まる半面、ハイテクなどグロース株は利食いに押されており、日経平均の重荷に。 東証1部の騰落銘柄は値上がり銘柄が1300を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、海運が5.31%と大きく上昇したほか、空運、鉱業、銀行、保険など29業種が上昇。一方、医薬品、情報通信、小売の3業種が下落し、証券・商品先物は変わらず。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、リクルートHD<6098>、TDK<6762>がしっかり。半面、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、第一三共<4568>、アドバンテス<6857>が軟調だった。 欧米での企業景況感が改善したことから、世界の景気敏感株と見なされている日本株にも買いが先行して始まった。こうしたなか、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>などのメガバンク株のほか、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株、さらに、トヨタ<7203>、日立<6501>、日本製鉄<5401>といった主力銘柄にも買いが波及した。ただ、週末にはMSCIのリバランス需給が控えているほか、政府が緊急事態宣言の延長を検討していると伝わっていることも上値追いを慎重にさせたとみられる。 今週は、25日の5月のコンファレンスボード消費者信頼感指数、27日の4月の耐久財受注、28日の個人所得・消費支出、PCEデフレーターなど重要な経済指標が多く発表される。景気の回復度合いが一段と鮮明になれば、インフレ懸念が再燃し、米長期金利の上昇を通じて株式市場にはリスクオフの流れが波及しかねず、これら指標と米国市場の動きに注目が集まりそうだ。 《FA》
関連銘柄 15件
4568 東証プライム
4,759
3/29 14:04
-39(%)
時価総額 9,265,935百万円
製薬大手。感染症薬や生活習慣病薬に強み。がん領域を強化中。24.3期上期は抗がん剤「エンハーツ」が売上を牽引。子会社譲渡益剥落も金融収益改善で最終増益に。通期増収増益を計画。下期に特許和解金収入を見込む。 記:2024/01/14
5401 東証プライム
3,666
3/29 14:04
+37(%)
時価総額 3,483,877百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
6,679
3/29 14:04
+50(%)
時価総額 11,327,317百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6367 東証プライム
20,605
3/29 14:04
-5(%)
時価総額 6,039,614百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6501 東証プライム
13,915
3/29 14:04
+160(%)
時価総額 13,477,679百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6762 東証プライム
7,480
3/29 14:04
+88(%)
時価総額 2,908,015百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期2Q累計はコンデンサが増収。セラミックコンデンサは自動車市場向け販売が堅調。センサ応用製品も自動車市場向け販売が増加。 記:2023/12/11
6857 東証プライム
6,806
3/29 14:04
+111(%)
時価総額 5,214,546百万円
半導体の動作を試験するテスター大手。メモリ向け世界トップシェア。ディスプレイ・ドライバーIC用テスタでもトップシェア。半導体・部品テストシステム事業部門はスマホ向けが足踏み。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/09
6954 東証プライム
4,178
3/29 14:04
-42(%)
時価総額 4,217,887百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。24.3期2Qはロボット部門が増収。欧米はEV関連向け、一般産業向けともに堅調。 記:2023/12/11
7203 東証プライム
3,796
3/29 14:04
-10(%)
時価総額 61,931,691百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
8035 東証プライム
39,540
3/29 14:04
+280(%)
時価総額 18,648,369百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
1,550.5
3/29 14:04
+15.5(%)
時価総額 20,593,733百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
3,031
3/29 14:04
+43(%)
時価総額 7,696,467百万円
3メガ銀の一角。傘下に銀行、信託、証券など。配当性向40%は目安。連結総自己資本比率は15.86%。消費者ローン残高は足踏み。資金運用収益や役務取引等収益の増加などにより、24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2023/12/10
9101 東証プライム
4,059
3/29 14:04
-91(%)
時価総額 2,070,760百万円
海運最大手。コンテナ船等の定期船に加え、ドライバルクやエネルギー等の不定期専用船を展開。海洋資源開発等も。物流事業は足踏み。ターミナル関連部門は国内で取扱量が増加。24.3期3Qは不動産業が増益確保。 記:2024/02/23
9104 東証プライム
4,600
3/29 14:04
-12(%)
時価総額 1,665,251百万円
海運国内2位。船隊数世界2位。コンテナ船・各種専用船・油送船・フェリー内航船を手掛け、タンカーやLNG船、自動車船、ドライバルク船に強み。コンテナ船の短期運賃・期間契約運賃下落で、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/28
9984 東証プライム
8,943
3/29 14:04
-19(%)
時価総額 15,408,378百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10