マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 22:27:52
15,308,107
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~ソニーGの底堅さを見極めたいところ~

2021/4/30 8:47 FISCO
*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~ソニーGの底堅さを見極めたいところ~ 30日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ソニーGの底堅さを見極めたいところ ■ソニーG、21/3営業利益9718億円、コンセンサス上回る着地 ■前場の注目材料:信越化<4063>300mmウエハー増産、新工場の建設も視野 ■ソニーGの底堅さを見極めたいところ 30日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になろう。29日の米国市場ではNYダウが239ドル高だった。連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で景気判断を引き上げたほか、第1四半期GDPが大幅な伸びを示したことを受けて買い先行の展開。冴えない雇用関連指標やバイデン大統領が就任後初めての上下両院合同会議演説で提示した大幅増税への懸念に一時下落に転じる局面もあったものの、引けにかけて切り返しをみせている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円高の29075円。円相場は108円90銭台で推移している。 28日の米国株安を受けて225先物はナイトセッションで28920円と弱い値動きをみせていたが、ひとまず29000円処での底固めの流れにはなりそうである。しかし、大型連休に入ることから積極的なポジションを取りに行く参加者は限られよう。また、決算発表が本格化するなかで米国市場において決算反応はまちまちであり、国内においても先高期待は高まりづらいところである。そのため、連休に対する海外勢による先回り的な買いも期待しづらいところであろう。ゴールデンウイーク初日の東京都での新型コロナ新規感染者数が3カ月ぶりに1000人を上回るなど、感染拡大への警戒も根強く、ポジションを持ち越すよりは圧縮する方向に向かいやすい。 物色の流れとしては決算を手掛かりとした個別での循環物色となろう。28日発表の決算ではソニーG<6758>の動向に市場の関心が集まりやすいところ。PTSでは3%を超える下落とはなっているが、ポジティブとみる向きもあることから、売り先行後の底堅さを見極めたいところであり、反対の押し目買い意欲の強さが窺える状況下においては相場全体のセンチメントにも影響を与えることになりそうだ。 また、28日の決算では引け後発表は200社超あったが、そのうち50社程度が上方修正などポジティブな内容であり、全体的にコロナ禍で慎重に見ていた予想を修正している。主力大型株などでは国内外の機関投資家の売買による影響が大きく材料出尽くしになる可能性はあるものの、個人主体の中小型株については大きく反応しやすいだろう。 ■ソニーG、21/3営業利益9718億円、コンセンサス上回る着地 ソニーG<6758>が発表した2021年3月期業績は、売上高が前期比9.0%増の8兆9993.60億円、営業利益は同15.0%増の9718.65億円だった。従来計画(9400億円)およびコンセンサス(9630億円程度)を上回っての着地。22/3期は国際会計基準に変更し売上高9兆7000億円、営業利益9300億円を見込んでいる。あわせて2000億円、2500万株(自己株式を除く発行済み株数の2.02%)を上限とする自社株買いを発表。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(29053.97、+62.08) ・NYダウは上昇(34060.36、+239.98) ・ナスダック総合指数は上昇(14082.55、+31.52) ・シカゴ日経225先物は上昇(29075、大阪比+25) ・1ドル108円90-00銭 ・SOX指数は上昇(3202.50、+24.01) ・米原油先物は上昇(65.01、+1.15) ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・信越化<4063>300mmウエハー増産、新工場の建設も視野 ・ホンダ<7267>国内3工場の稼働一時停止、半導体不足 ・トヨタ<7203>北米工場に870億円投資、新型SUV2車種生産 ・井関農機<6310>菊苗植え付け7割時短、スマート農業開花、秋田で実証 ・IHI<7013>食品賞味期限を自動読み取り、段ボール文字認識技術 ・アンリツ<6754>23年度に売上高1000億円、計測事業、5G取り込む ・日電波<6779>5Gスマホ向け超小型水晶振動子の生産能力増強 ・エーザイ<4523>MSDと抗がん剤併用で適応追加申請 ・第一三共<4568>高コレステロール血症治療剤で独占販売権契約 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 3月有効求人倍率(予想:1.09倍、2月:1.09倍) ・08:30 3月失業率(予想:2.9%、2月:2.9%) ・08:30 4月東京都区部消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:0.0%、3月:-0.1%) ・08:50 3月鉱工業生産速報値(前月比予想:-2.0%、2月:-1.3%) <海外> ・10:00 中・4月製造業PMI(予想:51.8、3月:51.9) ・10:00 中・4月非製造業PMI(予想:56.1、3月:56.3) 《ST》
関連銘柄 10件
4063 東証プライム
5,649
11/22 15:30
+53(%)
時価総額 11,307,558百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
4523 東証プライム
4,650
11/22 15:30
+31(%)
時価総額 1,379,037百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」、不眠症治療剤「デエビゴ」などが主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アルツハイマー病治療剤「レケンビ」に積極的な成長投資実施。 記:2024/10/20
4568 東証プライム
4,435
11/22 15:30
-48(%)
時価総額 8,635,096百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
6310 東証プライム
974
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 22,387百万円
老舗農業機械メーカー。1926年に愛媛県松山市で創業。トラクタ、耕うん機等の整地用機械が主力。田植機、コンバイン、芝刈機などの製造・販売も。国内では畑作市場などへ経営資源集中。海外は事業拡大の加速図る。 記:2024/08/09
6754 東証プライム
1,181.5
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 160,532百万円
通信用計測器、測定システムの製造・販売等を行う通信計測事業が主力。1895年創業。自動重量選別機、EV・電池向け試験装置等も。配当性向は50%以上目標。中計では27.3期営業利益200億円目指す。 記:2024/06/15
6758 東証プライム
2,948
11/22 15:30
-3.5(%)
時価総額 18,404,653百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6779 東証プライム
967
11/22 15:30
+9(%)
時価総額 22,366百万円
大手水晶デバイスメーカー。水晶振動子や水晶発振器、応用機器,人工水晶等を手掛ける。車載向け水晶デバイスで世界トップシェア。海外売上比率が高い。車載市場では先進運転支援システム向けを中心に需要が増加。 記:2024/06/11
7013 東証プライム
8,529
11/22 15:30
-192(%)
時価総額 1,319,266百万円
総合重工メーカー大手。1853年に石川島造船所として創業。産業システム・汎用機械、資源・エネルギー・環境、航空・宇宙・防衛等の分野で事業展開。航空エンジン・ロケット分野、クリーンエネルギー分野に注力。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,362.5
11/22 15:30
+17(%)
時価総額 7,194,000百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03