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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米国経済の回復期待でドル選好継続

2021/3/26 17:25 FISCO
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米国経済の回復期待でドル選好継続 26日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想したい。リスク選好ムードを背景に、ドルは下押し圧力が見込まれる。ただ、米バイデン政権のインフラ投資やワクチン普及で早期正常化が期待され、ドル選好地合いに変わりはなさそうだ。 欧州での新型コロナウイルスまん延でユーロ圏経済の減速が懸念されるなか、前日の取引でユーロ売りが優勢となり対ドルで心理的節目の1.18ドルを下抜けた。ユーロはポンドや円に対しても弱含み、地合いの悪さを反映。ドル・円は109円台に浮上し、その後も同水準で定着する。本日アジア市場でユーロ・ドルの下げは一服しているが、戻りは鈍くドル・円は底堅さを維持。また、アジア株高を背景にリスク選好的な円売りが鮮明になり、主要通貨を押し上げた。 この後の海外市場では、欧州や資源国の通貨の動向が注目される。本日発表のドイツIFO企業景況感指数は前回から改善が予想されるものの、コロナ再拡大により目先の減速は避けられず、ユーロ買いは続かない見通し。一方、バイデン米大統領は25日、就任後初の記者会見でワクチンの普及を目指す考えを強調した。大型のインフラ投資なども期待されており、コロナ禍克服への期待感が高まっている。他の主要通貨が買いづらいなか、週末を控えドル選好地合いは続く。 【今日の欧米市場の予定】 ・18:00 独・3月IFO企業景況感指数(予想:93.2、2月:92.4) ・21:30 米・2月個人所得(前月比予想:-7.2%、1月:+10.0%) ・21:30 米・2月個人消費支出(前月比予想:-0.8%、1月:+2.4%) ・21:30 米・2月コアPCE価格指数(前年比予想:+1.5%、1月:+1.5%) ・21:30 米・2月卸売在庫速報値(前月比予想:+0.8%、1月:+1.4%←+1.3%) ・23:00 米・3月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値(予想:83.6、速報値:83.0) 《FA》