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東京為替:ドル・円はじり安、日銀政策にらみ円買い

2021/3/19 17:09 FISCO
*17:09JST 東京為替:ドル・円はじり安、日銀政策にらみ円買い 19日の東京外為市場でドル・円はじり安。仲値にかけて、一時109円13銭まで上昇。ただ、日銀による政策点検を受け日経平均株価が大幅安となり、円買い優勢の展開に。夕方にかけては日銀総裁の発言を手がかりに、ドルは108円75銭まで値を下げた。 ・ユーロ・円は130円00銭から129円65銭まで下落した。 ・ユーロ・ドルは1.1902ドルから1.1930ドルまで値を上げた。 ・17時時点:ドル・円109円10-20銭、ユーロ・円129円80-90銭 ・日経平均株価:始値29,904.57円、高値30,049.77円、安値29,621.22円、終値29,792.05円(前日比424.70円安) 【金融政策】 ・日銀:長短金利操作(賛成8:反対1) 短期金利:日本銀行当座預金のうち政策金利残高に—0.1%のマイナス金利を適用。 長期金利:10 年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう、上限を設けず必要な金 額の長期国債の買入れを行う。 ・資産買入れ方針(全員一致) ETFおよびJ-REITについて、それぞれ年間約12兆円、年間約1800億円に相当する残高増加ペースを上限に必要に応じて買入れを行う。 CPほか社債などについては、2021 年9月末までの間、合計で約20兆円の残高を上限に、買入れを行う。 ・日銀(政策点検) 金融仲介機能への影響に配慮し、機動的に長短金利の引き下げを行うため短期政策金利に連動する「貸出促進付利制度」を創設。 イールドカーブ・コントロールの柔軟な運営に向け、長期金利の変動幅は上下0.25%程度であることを明確化。同時に、必要な場合に強力に金利の上限を定めるため「連続指値オペ制度」を導入。 ETFとJ-REITについて、新型コロナウイルスの影響への対応で臨時措置として決定した12兆円、約1800億円の年間増加ペースの上限を継続。 【要人発言】 ・黒田日銀総裁 「ETFは12兆円の上限を維持し必要に応じて弾力的に買入れ」 「マイナス金利の深掘りができないことはない」 「長期金利の変動幅変更は表現の明確化で拡大ではない」 「必要ならちゅうちょなく追加緩和を講じる」 「長期金利の過度な低下は経済活動に悪影響を及ぼす可能性」 「貸出促進付利制度はより機動的に、長短金利の引き下げが可能になる」 「長期金利が—0.25%を下回っても緩和効果を阻害するとは思わない」 「長期金利の上昇で緩和効果を弱めることは絶対に避ける」 ・楊・中国共産党政治局員(外交担当) 「米国の内政干渉に強く反対」 【経済指標】 ・日・2月全国消費者物価指数(生鮮品除く) :前年比-0.4%(予想:-0.4%、1月:-0.6%) ・豪・2月小売売上高速報値:前月比-1.1%(予想:+0.6%、1月:+0.5%) ・英・2月公的部門純借入額(銀行部門除く):+191億ポンド(予想:+214億ポンド、1月:+88億ポンド) 《TY》