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売り買いが交錯するなか、前日の終値を挟んでのもみ合い【クロージング】

2021/3/10 15:59 FISCO
*15:59JST 売り買いが交錯するなか、前日の終値を挟んでのもみ合い【クロージング】 10日の日経平均は小幅に続伸。8.62円高の29036.56円(出来高概算13億9336万株)で取引を終えた。ハイテク株主導による米国株の上昇を受けて買いが先行して始まったものの、新規の手掛かり材料に欠けるなか、時間外取引での米株先物の軟化などを映して買い見送りムードが広がり、日経平均は前日の終値を挟んだ狭い値幅での動きが続いた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1200を超え、全体の5割超を占めた。セクター別では、医薬品、電気機器、情報通信など12業種が上昇。一方、鉱業の下落率が3%を超えたほか、鉄鋼、水産農林、石油石炭など21業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、KDDI<9433>、アドバンテス<6857>、中外薬<4519>、ソニー<6758>が堅調。半面、ファーストリテ<9983>、エムスリー<2413>、東エレク<8035>、オリンパス<7733>が下落した。 前日の米国市場では、長期金利の上昇が一服したことが安心感につながった。また、2月の工作機械受注が前年同月比36.7%増の1055億円となり、受注の好不況の分岐点とされる月1000億円を、2019年7月以来1年7カ月ぶりに上回ったため、ファナックやツガミ<6101>といった工作機械関連株への物色に向かわせた。しかし、29000円水準を上回ってくると、積極的に上値を買い上がる雰囲気にもなく、次第に様子見気分が広がっていた。 市場の関心事である米長期金利は1.54%前後へとじりじりと低下してきているが、米国では今夜に10年債入札が、11日には30年債入札が予定されている。入札結果が不調に終われば、長期金利が再び上昇する可能性があるだけに、入札の行方と米金融市場の動向が気かがり材料との指摘が多く、模様眺めムードを強める一因になっていたようだ。また、来週には、日米で金融政策決定会合が開かれることも買い見送りムードにつながったようだ。このため、目先は重要イベントをこなしながら、値固め展開が続きそうだ。 《FA》
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CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
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医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
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時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
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国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
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