マーケット
4/19 15:15
37,068.35
-1,011.35
37,986.40
+211.02
暗号資産
FISCO BTC Index
4/20 16:28:09
9,924,991
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

米国株安などを映して利益確定売りが先行【クロージング】

2021/2/24 15:54 FISCO
*15:54JST 米国株安などを映して利益確定売りが先行【クロージング】 24日の日経平均は反落。484.33円安の29671.70円(出来高概算15億7041万株)で取引を終え、終値ベースでは12日以来約2週間ぶりに3万円の大台を割り込んだ。22、23日の米国市場でハイテク関連株が下落した流れを引き継ぐ流れとなり、値がさ株中心に幅広く売りが先行した。一方、景気敏感株の一角には買いが継続したものの、日銀の上場投資信託(ETF)買い観測がなかったほか、時間外取引での米株先物が下落していることから、次第に買い見送り気分が強まり、安値引けとなった。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1500を超え、全体の7割近くを占めた。セクター別では、空運、不動産が2%を超える上昇となったほか、倉庫運輸、石油石炭など6業種が値上がりした。一方、電気機器、精密機器、情報通信、パルプ紙、金属製品の弱さが目立った。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>が2%上昇し、日経平均を約76円支えたほか、住友不<8830>、アサヒ<2502>、三井不<8801>、ヤマハ<7951>が堅調。一方、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、東エレク<8035>、エムスリー<2413>、ダイキン<6367>が軟調だった。 足元の米国市場は、長期金利上昇を嫌ってナスダックやSOX指数が下落している。また、ビットコイン市況が大幅に下落した流れを背景にマネックスG<8698>など関連銘柄が下落したことも個人を中心に投資マインドを冷やす一因になったもようだ。ただ、金利上昇を背景に銀行株が堅調に推移しているほか、関西3府県の月内での緊急事態宣言解除要請を映して空運など景気敏感セクターに値を上げる銘柄が目立っていた。 米政府による大規模な追加経済対策や新型コロナウイルスのワクチン普及が米経済の正常化、引いては世界的な景況感の改善に寄与するとの見方が強まっている一方、長期金利の高止まりで、米国市場では相対的に割高感が意識されやすいハイテク株は下落傾向が続いており、国内でも同様にハイテク関連株には手掛けにくさが出始めている。このため、目先は直近の相場急騰の反動から調整局面を強いられる可能性がありそうだが、これまで相場の主力となっていた大型株から、出遅れ感のある中小型株へ修正の動きが強まってくるのかどうかが今後のポイントとされ、再び上昇基調に回帰することも期待できるとみられている。 《CS》
関連銘柄 11件
2413 東証プライム
1,789.5
4/19 15:00
-94(%)
時価総額 1,214,949百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
5,299
4/19 15:00
-29(%)
時価総額 2,686,609百万円
ビール大手。清涼飲料や食品も。欧州、オセアニア、東南アジアでも事業展開。日本は外食需要の回復などでビール類の売上が増加。欧州は価格改定効果等で堅調。23.12期通期は増収増益。24.12期も増収増益計画。 記:2024/04/07
6367 東証プライム
19,215
4/19 15:00
-290(%)
時価総額 5,632,186百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6954 東証プライム
4,265
4/19 15:00
-73(%)
時価総額 4,305,718百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
7951 東証プライム
3,172
4/19 15:00
-52(%)
時価総額 594,116百万円
世界最大の楽器メーカー。ピアノや管楽器、弦楽器等を製造、販売する。電子ピアノに強みを持つ。音楽教室や音響機器、電子デバイスも手がける。今期3Q累計は欧米のデジタルピアノが足踏みも、音響機器が好調だった。 記:2024/03/31
8035 東証プライム
33,530
4/19 15:00
-3,210(%)
時価総額 15,813,854百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8698 東証プライム
799
4/19 15:00
-26(%)
時価総額 213,690百万円
大手ネット証券会社。マネックス証券を中核に、株式や先物・オプション、投信、債券、FXのオンライン取引サービスを提供する。NTTドコモと資本業務提携。今期3Q累計は国内と米国が堅調、増収、大幅増益となった。 記:2024/03/03
8801 東証プライム
1,570.5
4/19 15:00
-43.5(%)
時価総額 4,414,101百万円
大手不動産会社。オフィスビルや商業施設の賃貸を主力に、マンションや住宅の分譲、不動産仲介、管理、ホテルやリゾート施設の運営も行う。今期3Q累計は売上高、利益ともに過去最高を更新した。賃貸と施設営業が増加。 記:2024/04/01
8830 東証プライム
5,423
4/19 15:00
-115(%)
時価総額 2,581,814百万円
総合不動産大手。首都圏のビル賃貸が収益柱で、東京都心を中心に競争力のあるオフィスビルを多数保有。既存ビルは空室率改善。不動産販売事業は堅調。計上戸数の増加や利益率の改善等が寄与。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
40,520
4/19 15:00
-430(%)
時価総額 12,894,315百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,648
4/19 15:00
-228(%)
時価総額 13,177,152百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10